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2021.12.07

チャペルアワー 井上芳雄氏に講話をいただきました

 11月24日(水)のチャペルアワーにおいて俳優として数々のミュージカルや舞台で活躍されている井上芳雄氏が、「良い働きの向かう先」というテーマで講話を行いました。

 井上氏は西南学院舞鶴幼稚園、高等学校の卒業生。父・祖父・曾祖父が西南学院で教鞭をとっており4世代にわたって西南にゆかりのあるクリスチャンの家庭で生まれ育ちました。教会で所属していた子供聖歌隊での活動で歌と出会ったとのことです。1990年福岡で公演されたミュージカル『キャッツ』を観たことをきっかけに、俳優の道を目指し、2000年ミュージカル『エリザベート』皇太子ルドルフ役でデビューして以降、高い歌唱力と存在感で数々のミュージカルや舞台を中心に活躍しています。

 「若い頃は自分自身の夢の為に働いていたが、ある時自分の為だけに何かをするには限界があると感じた。今している働きを神に向けることで、その働きは新しい出会いを生み更に良い方向に広がっていく、それこそが真の良い働きであることに気付いた」と語る井上氏は、現在俳優としての活動の傍ら、講演会などの活動を通し『TSURUMIこどもホスピス』への支援を呼びかけているとのこと。学生に「これからの人生、本当の意味の良い働きをしてください」とエールを送りました。

 講話の最後には賛美歌『君は愛されるために生まれた』を歌い、学生はチャペルに響き渡る美しい歌声に聴き入っていました。