OPEN

2021.11.29

新体育館・プール棟(仮称)の新築工事起工式を行いました

 11月26日(金)、西キャンパス西新グラウンドにて新体育館・プール棟(仮称)の新築工事起工式を行いました。新体育館・プール棟(仮称)は、老朽化した建物の建替えおよび機能向上を目的として、大学キャンパスグランドデザインにおける事業として建設されるものです。

 起工式では、G.W.バークレー理事長・学長をはじめとする本学関係者および設計、施工関係者が参列し、穏やかな秋晴れのもと、工事の無事と安全を祈願しました。また、G.W.バークレー学長は「学内には様々な施設があるが、体育館やプール棟は、学生の『体』を育てる場である。今後、新体育館とプール棟(仮称)が全学生の健康を維持する場として、さらには成長を促す場となるよう、予定通りに工事が進むことを願っている」と式辞を述べました。

 建設される新体育館・プール棟(仮称)は、現在の大学西新グラウンド(西キャンパス)に、延床面積9,791.48㎡(体育館9,577.48㎡ プール棟214.00㎡)、地上3階(体育館)の規模で2023年 6月に竣工予定です。新体育館(仮称)の大庇は、十字架をモチーフとしており、キャンパスの西端に位置するランドマークとして、建物の象徴性と求心性を向上させます。また、西南学院のブランドイメージを象徴するレンガを基調とした外観デザインにより、他施設との調和を図った統一感のある美しいキャンパスづくりに寄与します。

 機能面では、メイン・サブアリーナ上部に自然換気窓を設け、アリーナ面の重力差換気を図ることで、快適なスポーツ環境を実現します。また、体育館屋上に太陽光パネルを設置し、環境負荷低減および省エネルギー化を図り、環境にも配慮した施設となる予定です。加えて本学は、福岡市との防災協定を締結しており、今回の建設に併せて災害時用マンホールトイレや防寒具・非常食の備蓄倉庫を備え、災害時には非常用発電による電力供給設備を備えた一時的避難施設としても活用される予定です。

 引き続き、本学では教育研究環境の一層の充実を図るとともに、環境面や防災面における拠点として、地域社会と共生して参ります。

起工式での鍬入れの様子

新体育館(仮称)外観

※本パースはイメージであり今後変更の可能性があります。

新体育館(仮称)内観

※本パースはイメージであり今後変更の可能性があります。