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2021.11.04

アカリトライブを開催しました

 10月29日(金)、大学チャペルにてアカリトライブを開催しました。アカリトライブとは、音楽を通して震災復興に携わっているGAKU-MCさんが2011年から続けているもので、キャンドルを灯し、東日本大震災等の被災地支援のために何ができるかを考え、各地からのメッセージを被災地に届けるプロジェクトです。そして、本学も東日本大震災が発生した2011年から、毎年、岩手県や宮城県でのボランティアに参加し、10年間で82チーム641名が積極的に被災地支援に取り組んできました。この度、東日本大震災の発生から10年が経過した今、あらためて一人ひとりができる復興支援を考える機会、また、全国で初の試みとなる大学とのコラボとして、本学でアカリトライブが実施されました。

 アカリトライブの第一部では、東日本大震災ボランティアの活動経験がある学生・卒業生とGAKU-MCさんによるトークセッションが行われました。トークセッションでは、東日本大震災直後に活動した卒業生や近年活動した在学生がそれぞれの活動内容について、現地での実体験を交えて語りました。また、登壇者から参加者に向けて、「支援とは何か」について考えてほしいといった投げかけや「起こした行動に無意味なものはない」などのメッセージが伝えられました。GAKU-MCさんは、復興支援の第一歩として「自分の周りから少しずつ関わりをもつことから始めてほしい。まずは、隣にいる人やそばにいる人とのつながりを大切にすることだと思う」と語りました。

 第二部では、キャンドルが灯された会場内で音楽ライブが行われ、会場は一体感に包まれながら復興支援を考える時間となりました。最後に参加者は、被災地に思いを馳せ、キャンドルに「頑張れ」に代わる応援メッセージを残しました。