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2021.08.05

学長からのメッセージ(夏季休暇を迎えるにあたって)

2021年8月5日

 

 学生、教職員、関係者の皆様

 

夏季休暇を迎えるにあたって

 

学長 G.W.バークレー

 

 前期授業期間が終了し、来週から夏季休暇に入ります。前期が始まる4月の段階では、新型コロナウイルス感染の拡大も比較的落ち着きを見せ、9割を超える授業を対面で実施できるなど、順調なスタートを切ることができました。しかしながら、5月12日に福岡県に3度目となる緊急事態宣言が発令され、多くの授業を遠隔授業に移行せざるを得なかったことは残念でなりません。6月20日に緊急事態宣言が解除された後、対面授業の実施範囲も徐々に拡大され、再びキャンパスに活気が戻ってきたことは救いとなりました。前期期間中、このように状況が大きく変化したにも関わらず、学生・教職員の皆さんのご支援・ご協力により、こうして授業期間を終え、夏季休暇を迎えられるに至りましたことに対して、心から感謝を申し上げます。

 今般、新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、福岡県に対し、8月2日から「まん延防止等重点措置」が再び適用され、本学が定める感染拡大警戒レベルも「レベルⅢ(感染再発期)」に変更されました。首都圏同様、福岡でも、非常に感染力が強いといわれるデルタ型の変異ウイルスによる感染が急速に広がっており、緊急事態宣言が発令される可能性も高まっています。本学においても多数の感染者・濃厚接触者が発生しており、その中には、グループや友人との多人数での会食による感染例も多く報告されています。学生の皆さんには、これまで学生課や保健管理室からポータル等で行われてきた注意喚起を常に頭におき、夏季期間中、改めて感染防止対策を徹底していただきますようお願い申し上げます。

 また、新型コロナウイルスへの非常に有効な対策手段の一つと目されるのがワクチン接種です。本学で1回目の接種をした方は、8月17日からの2回目の接種においても、忘れずに受けるようにしてください。本学での職域接種を申し込まれていない方も、夏季休暇を利用して、かかりつけ医や居住地の自治体等で、ぜひ接種を受けられることをお勧めします。

 コロナ禍でいろいろと制限が多い夏季休暇になりますが、このような状況の中にあっても、何かチャレンジできることを見つけ、積極的に取り組んでいただければと思います。充実した夏季休暇を過ごし、成長した学生の皆さんと後期授業で元気にお会いできることを心より楽しみにしています。