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2021.07.29

法学部根岸ゼミが国際法模擬裁判を実施しました

 7月20日(火)、1号館706教室にて法学部根岸ゼミ内対抗で国際法模擬裁判を実施しました。

模擬裁判とは、実際の国際裁判をモデルにした架空の題材をもとに、学生が原告・被告の代理人として法議論を戦わせる競技であり、書面作成や弁論技術など法律家に必要な素養を飛躍的に上昇させる教育方法として世界中で広く行われています。

 模擬裁判では、国際法実務の最前線で活躍されているマンスフィールド・デビッド宥雅氏(国際刑事裁判所第一審裁判部法務官補)が裁判官役を務め、題材は現代社会の問題をモデルにしたネルソン・マンデラ世界人権模擬裁判大会の問題文をテーマに、弁論が繰り広げられました。学生は裁判官役からの質問にも臆せず、堂々と弁論を行い、現代社会で用いられている国際法を肌で感じる機会となりました。

 裁判官役を務めたマンスフィールド・デビッド宥雅氏は「タイムリーな題材で、判例が少ない中、非常に難しい問題文によく取り組んでいた。学生の皆さんは、現代社会を取り巻く問題に触れる良い機会になったと思います」と講評し、模擬裁判は終了しました。

 
※ 添付の報告書に、模擬裁判・国際人権法の概要、ネルソン・マンデラ世界人権模擬裁判2021年大会問題文の概要、弁論を経験した学生・観戦した学生の感想、裁判官・教員からの講評を記載しています。

報告書はこちら