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2021.05.17

東京外国語大学国際関係研究所との共同研究会を開催しました

 5月13日(木)、東京外国語大学国際関係研究所と共同で、「連続研究会・国際法の共約不可能性に関する国際共同研究会」を開催しました。この研究会は、両大学間で締結している「グローバル化時代の未来を切り開く優れた人材の育成と両大学の更なる発展を目指すための包括連携協定」の一環として、実現したものです。
 松隈潤東京外国語大学副学長の司会のもと、Zoomによるオンライン形式で行われた共同研究会では、小寺智史法学部教授(国際法学)が「開発の国際法の再生」と題したテーマに基づき、開発の国際法の歴史や特徴について報告しました。小寺教授は「多様な側面を持った新しい国際法の考え方は、先進国と発展途上国の貧困格差問題の解決や持続可能な開発目標(SDGs)を達成するための一助になる可能性を秘めている」と説明しました。
 小寺教授の報告後、コメンテーターの佐俣紀仁武蔵野大学准教授に本学の高柴優貴子法学部教授(国際法学)も加わり、両大学の学生を交えたディスカッションが行われ、大学間での学術成果が共有されました。
 引き続き本学では、東京外国語大学と教育、研究を中心に幅広く連携を図り、双方の学術研究の成果を広く世界に発信・還元していきます。




小寺教授の報告

ディスカッションの様子