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2021.03.19

2020年度国際文化学部卒業論文表彰制度・受賞者の表彰式が挙行されました

 国際文化学部では、創造的な人材育成のための活動の一環として、2008年度より、学部に在籍する学生の卒業論文を対象とした「卒業論文表彰制度」を設けています。その表彰式が、3月19日(金)にコミュニケーションプラザにおいて、対面と遠隔(Zoom)によるハイブリッド形式で行われました。
 今年度は11本のゼミ代表推薦論文が審査対象となり、審査を経て、最優秀賞(1名)、優秀賞(2名)、奨励賞(8名)が決定しました。表彰式では、松原知生国際文化学部長が「今年度はコロナ禍の影響により、調査や図書館の利用などで多くの制限があったにもかかわらず、このような素晴らしい論文を表彰できるのを誇りに思います。卒論を執筆する中で培った教養を糧に、困難な時代を乗り切っていって下さい」と総評を述べ、賞状と賞金を手渡しました。
 受賞された皆さん、おめでとうございます。

・最優秀賞 1名
福山 柚乃 「変身譚と〈死〉―太宰治「魚服記」におけるスワの変身」

・優秀賞 2名
髙田 理世 「キリスト教の異文化受容〜世界最大祝祭クリスマスの起源を切り口に〜」

古場 柚希 「クリスチャン・ボルタンスキーの空間芸術における祈りの〈場〉の移動について」

 

・奨励賞 8名
蒲池 琳太郎 「ヴィーガンおよびヴィーガニズムの現状と普及にまつわる諸課題―思想の歪曲化と論争の分析―」

佐藤 彩音 「コーヒーと繋がる雲南省~サステナブル・コーヒーの視点から~」

矢野 光音 「美容整形はなぜ嫌悪されるのか―境界線上にあるものとしての実践」

中村 美月 「伝染病が引き起こす「不安の可視化」〜同調圧力と差別について〜」

平川 莉実 「日本におけるハラール対応を進めるために」

福永 紗代 「食から見た明治維新」

藤永 華乃子 「日系アメリカ人の経験一世と二世のアイデンティティを確立したもの」

柳 亜里咲 「韓国社会におけるジェンダー化 -小説『82年生まれ、キム・ジヨン』を例に-」