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2020.11.06

第19回大学対抗交渉コンペティションに法学部多田ゼミの学生が出場します

 11月14日(土)、15日(日)に開催される第19回大学対抗交渉コンペティションに、法学部多田ゼミの学生が出場します。今年は、コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、Zoomを利用したオンラインでの開催となります。
 大学対抗交渉コンペティションとは、毎年1回、2日間にわたって行われる仲裁・交渉の大学対抗戦で、日本の有数の大学と海外の大学の学生が競い合う大会です。国際ビジネスの架空のケースを題材に1日目には模擬仲裁を、2日目には模擬交渉が行われ、各大学は大会前までに約2カ月かけて英文契約書を含む数十頁の問題に取り組みます。仲裁はUNIDROIT国際商事契約原則を準拠規範とするもので、参加者は弁護人となって、仲裁人役の審査員を前に、説得力ある弁論を行います。交渉では、架空の会社であるレッド社とブルー社に共通の情報に加えて、両社の固有の事情等を記載した秘密の情報が配布されます。各メンバーには、副社長、取締役、部長等の役職が割り当てられ、役職に応じた役割を果たすことが求められます。大会には日本語の部と英語の部があり、本学は日本語の部に出場します。
 本学から出場するチームは国際的な仲裁や交渉に興味がある法学部・多田望教授ゼミ生の有志で構成されています。6月頃から仲裁・交渉に関する練習の場を設けるために、オンラインで他大学との交流戦を実施し、経験を積んできました。また、今年は、コロナウイルス感染症拡大の影響で、対面で準備を行う機会が制限され、メンバー内の情報共有や意思疎通が図りにくい環境の中で、毎日、今大会に向けての準備を行ってきたそうです。
 今大会に向けて、「今年のチームは、学年や学科が異なるメンバーでの出場となり、様々な観点からのアイデアや知識が集結されていることが強みです。出場にあたっての目標は、昨年の先輩方の成績を超えることです」と松田早矢さん(法学部国際関係法学科3年)は意気込みを語りました。
 皆さん、応援よろしくお願いいたします!


大会に向けた準備の様子


第19回大学対抗交渉コンペティションに出場する本学チームのメンバー(古川和親さん(法学部国際関係法学科3年)、松田早矢さん(法学部国際関係法学科3年)、森藤恵里さん(法学部国際関係法学科3年)、藤田愛永さん(法学部法律学科2年)、秋好雄介さん(法学部法律学科2年)、後藤優希さん(法学部法律学科2年)、西岡祐哉さん(法学部法律学科2年)、多田望教授
※集合写真撮影時のみ、マスクを外しております