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2020.11.02

学長からのメッセージ(本学の学生生活の現状について)

2020年11月2日

 

学生・保証人 各位

学長 G.W.バークレー

 

本学の学生生活の現状について

 

 学生・保証人の皆様におかれましては、本学の教育活動にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 さて、9月28日付「後期における対面授業の追加計画について(お願い)」において、ゼミや実習等、従来から対面での実施を想定した科目に加えて、共通科目外国語部門やスポーツ実習等の科目を少しでも対面にて実施できるよう準備を進める旨をお知らせしておりました。その結果、10月26日より、全体の約40%の授業を対面にて実施しております。

 本学では、対面授業を追加するにあたって、今まで以上に学生と教職員の安全を守ることを第一に考え、キャンパス内での3密(密集、密閉、密接)が生じない規模の人数を想定した上で、追加可能な科目数を設定し、その一つ一つについて対面授業への切り替えが可能か否かの検討を行ってきました。対面授業に切り替えるか否かの判断は、コロナ禍において対面授業を望まない学生や健康上のリスクを抱える学生、教員もいることや授業の特性も考慮し、双方の意向を尊重して決定しました。その結果、現段階での対面授業の割合が全体の約40%であることは、大学としては総合的な判断の結果であると認識しております。

 しかし、大学としては、依然として後期の授業において対面授業の機会が1科目もない学生が存在している状況を大変重く受け止めております。この状況を解消すべく、対面授業の追加に向けた取り組みを実施していきたいと考えております。

 その一方で、授業以外の活動に目を向けると、1年生を対象に実施しているキャンパスツアーや歓迎行事に参加する学生は増加しており、それに合わせて課外活動団体の勧誘活動も行われ、1年生も在学生も顔を輝かせて活動している姿を目にすることができます。10月から徐々に開館日時を拡大している図書館の利用者も増えてきておりますし、オンラインで開催を予定している大学祭の準備に取り組む学生の姿も見られるようになり、少しずつではありますがキャンパス内の活気を取り戻しつつあります。

 今後も、学生と教職員の安全を守るという基本方針を第一に考えつつ、授業を充実させる施策や学生同士のつながりの場を増やす取り組みを随時おこなっていきたいと考えております。引き続き、本学の教育活動にご理解いただきますようお願いいたします。

以上


ゼミの様子


新入生歓迎行事(キャンパスツアー、各部活動・サークル勧誘活動)の様子