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2019.10.03

【西南学院講座 in Tokyo】芦田 創氏講演会「より遠くへ-自身の経験から語る、理想の社会とは。そして、アスリートとして目指す場所-」を開催しました

 9月20日(金)、西南学院東京オフィスが入るサピアタワーにおいて、「西南学院講座 in Tokyo」を開催しました。講師には、2016年リオデジャネイロパラリンピック4×100mメドレーにおいて銅メダルを獲得し、その他数々の国際大会でもメダルを獲得している芦田創氏をお招きし、「より遠くへ-自身の経験から語る、理想の社会とは。そして、アスリートとして目指す場所-」というテーマで講演をいただき、幅広い年齢層の約100名が参加しました。
 芦田氏は5歳の時に右腕にデスモイド腫瘍を発症し、10年間に及ぶ手術や放射線治療によって、右上肢機能障害となりました。講演では、芦田氏がこれまで障がいを持ちながら陸上に向き合ってきたご経験、そして障がいを持つ方と健常者とが共生する理想の社会という大きく2つのテーマに沿って語られました。講演中にはリオデジャネイロパラリンピックで獲得した銅メダルが客席に回され、来場者は音を鳴らしたり写真を撮ったりして興味深そうに眺めている様子でした。
 芦田氏の軽快なお話しぶりと講演内容の深さに、来場者からは「障がいのある方の能力やそういった方々への接し方のイメージが変わった」、「芦田氏の前向きな姿勢、生きる強さが人生の励みになった」といった声が寄せられました。