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2019.03.18

西南学院講座 in Tokyo 渡部 陽一氏講演会「戦場カメラマン渡部陽一が伝えたい、平和と命の大切さ~紛争地域の取材から~」を開催しました

 2月28日(木)、西南学院東京オフィスが入るサピアタワーにおいて、西南学院講座 in Tokyoを開催した。今回は、25年以上にわたり、数多くの戦場を取材してきた戦場カメラマンの渡部陽一氏を講師に招き、「戦場カメラマン渡部陽一が伝えたい、平和と命の大切さ~紛争地域の取材から~」というテーマで講演をいただいた。当日は渡部氏が撮影した写真パネルも展示。約380名が参加した。
 渡部氏は、大学生時代に旅行したアフリカでルワンダ内戦に遭遇。現地で戦争に巻き込まれて苦しむ子ども達を助けられなかったという歯がゆい経験から、自分にできることは何かと考えた末、写真を通して戦場の様子を伝える戦場カメラマンという職業を選択した。
 講演では、ノーベル平和賞を受賞した女性マララ・ユスフザイ氏のエピソードを取り上げ、子ども達の教育が平和のために大切であると訴えた。また、戦地における自分自身の危機管理事例についても紹介し、センセーショナルなテーマに参加者は熱心に聴きいった。
 参加者からは、「渡部氏の誠実なお人柄がよく伝わってくる素敵な講演でした」、「もっと世界に目を向けていきたい」といった感想が寄せられた。