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卒業生INTERVIEW

日本テレビ放送網株式会社

経済学部国際経済学科 2015年卒業

福岡県・自由ケ丘高等学校出身

尾崎 里紗さん

私らしい言葉で皆さんの生活に寄り添えるアナウンサーに

大学時代、特に力を入れて取り組んだゼミの活動では、糸島市の農家を訪問。そこで働く外国人の方とも交流しました。また、自分たちで何度も畑に通い、野菜栽培に挑戦。そこで育てた野菜で作ったトルティーヤを学祭で販売したことは良い思い出です。大学で多くの方と出会う中で「自分の気持ちをもっとうまく伝えたい」という思いが強くなりました。大学の近くにテレビ局があったこともきっかけとなり、1年次からアナウンススクールに通うように。夢に向かって懸命に努力する先輩の姿に感銘を受けて、漠然とした夢だったアナウンサーになることが具体的な目標に変わりました。大学の空き教室を使い、発声練習をしたこともあります。地道な自主練習を続けた結果、夢を実現することができました。
現在は、朝の情報番組「バゲット」のMCを中心に、報道、ナレーションなどを担当しています。私の経験や感じたこと、また取材した内容を発信して、人の心に訴えることができる。それがアナウンサーの仕事の魅力であるとともに、言葉は凶器にもなり得るため、その責任の重さも感じています。視聴者の方は、さまざまな価値観や背景をもっているということを念頭におき、「この表現で誰も傷つけないかな?」と日々自問自答しています。また、MCというポジションは、番組全体を見ることも必要とされます。出演者やスタッフの方々の小さな変化にも気付き、接し方を変えたり、スムーズに行くようサポートをしたり、MCとしての役割を果たし、番組がより良くなることを最優先に考えるよう心がけています。毎日が本番なので気は抜けませんが、とてもやりがいを感じています。
私がそうであったように、朝一番に見る番組や人で一日の気持ちが変わることもあると思います。視聴者の方の朝、そして生活がより充実したものになるように、これからも挑戦を続けたいです。

西南で見つけた私の知

大学ではマスコミ関係をはじめ、航空業界や先生などさまざまな夢に向かって情熱を注ぐ人たちと出会いました。その出会いは私の視野を広げ、挑戦を後押しする強力なエネルギーとなったと感じています。