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職員インタビュー

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MORI KOSEI 森 康生 教育支援部教務課

2023年4月1日 新卒採用

職員インタビュー写真1

職員インタビュー写真2

「西南を選んでよかった!」そう思ってもらえる学院に

西南学院を志望した理由


 民間企業の利益追求も魅力的でしたが、それ以上に「人の成長」に自分の力を注ぎたいと考え、教育の世界を選びました。
 母校である西南学院を志望したのは、単なる恩返しのためではありません。在学中、ゼミで論文が書けずに徹夜した夜も、部活動で挫折を味わった日も、教職員や友人に支えられたことに感謝をしています。
 しかし、「もっと学生の挑戦を後押しできる仕組みがあれば」「もっと多様な学びの機会があれば」という、当事者だからこその課題意識も持っていました。今度は自分が職員として、より良い教育機会を提供し、すべての学生に「西南を選んでよかった!」と心から思ってもらえる学院にしたいという想いが私の原動力です。

現在の担当業務とやりがい


 教育支援部教務課では、一人の職員が一学部の教育活動全般をサポートします。私の主な業務は、教員との連携による次年度カリキュラム調整、学生の履修指導、定期試験の運営管理、教室配当業務など多岐にわたります。
 特に履修相談では1週間で30件の個別対応を行うこともあり、学生の学習状況や将来目標を聞き取りながら最適な履修プランを一緒に考えます。
 昨年、卒業が危ぶまれていた学生を担当した時のことです。当初は彼も心を閉ざしがちでしたが、面談を重ねる中で、彼自身も気づいていなかった「議論好き」な一面を発見しました。プレゼンやディスカッション形式の授業を提案し、履修計画を一緒に見直しました。卒業式の日、彼が友人たちと笑い合う姿を見た時、単なる事務ではない、学生の人生の転機に関わるこの仕事の重みと喜びを実感しました。

西南職員の魅力


 西南学院の職場には二つの大きな特徴があります。
 一つ目は、教育への高い使命感を共有する同僚との協働です。先輩職員は豊富な経験から具体的なアドバイスをくださり、上司は若手職員の挑戦を積極的に支援してくれます。部署を越えた連携も活発で、学生のために何ができるかを常に考える文化があります。
 二つ目は、計画的な業務運営による働きやすさです。各種休暇の取得が推奨されており、業務の繁閑に応じたスケジュール調整も可能です。ただし、卒業に係る業務や新年度準備などの重要業務では集中的な対応が求められ、教育機関特有の責任の重さを感じる場面もあります。

皆さんへのメッセージ


 就職活動では、企業の表向きの情報だけでなく、実際に働く人の生の声を聞くことをお勧めします。
 私自身、学生時代に想像していた以上に事務処理が多く、時には学生や保護者からの厳しい意見をいただくこともあります。しかしそれ以上に、学生の成長を間近で見られる喜びや、教育現場で働く充実感があります。 教育機関の職員には正確な事務処理能力、冷静な判断力、学生との適切な距離感が求められます。
 「学生のために」という気持ちは大切ですが、それだけでなく制度やルールを理解し、公平性を保ちながら支援する専門性が必要です。大変な仕事ではありますが、学生の成長を間近で支え、未来を創る手応えを得られる仕事は他にはないと確信しています。

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