概要
グローバル化する世界の中、国際関係は複雑さを増し、同時に人々は既存の枠組みに頼った思考だけでは対処できない諸問題に直面しています。このような状況の背景にある人類の歴史文化を踏まえつつ問題意識を共有し、課題に対して多様な視点から検討を加え、創造的な解決法を見出す能力を有する人を必要としています。また、学術研究の進展や高度化に伴い、大学院生が自分自身の興味関心に従って視野を広げ、自律的に様々な分野の知識に触れる機会を増やさなければなりません。外国語学研究科は、これらの要請を念頭に、グローバルコミュニケーション学、言語科学、文学文化の3つのプログラムを設置し、アカデミックな基礎能力を身につけたうえで、多様な分野からの刺激を受け、より柔軟な発想を持つ人を育成することを目指しています。
取得できる免許・資格
- 中学校教諭専修免許状(英語)
- 高等学校教諭専修免許状(英語)
- 高等学校教諭専修免許状(フランス語)
カリキュラム
修士課程 修了要件
- 学生は、2年以上在学し、30単位以上の単位を修得しなければならない。ただし、大学院学則第15条第1項ただし書から第2項に規定する8単位以内の単位を30単位のうちに含めることができる。
- 学生は、入学時に専門科目のなかからプログラム一つを選択するものとする。
- 学生は、入学時に、選択したプログラムの演習担当教員一人を指導教員とする。学生は、授業科目の選択、学位論文の作成、その他研究全般にわたって、その指導に従うべきものとする。
- 学生は、共通科目から必修科目2単位、「研究方法論A(量的研究)」「研究方法論B(質的研究)」「研究方法論C(文学文化研究)」から2単位以上修得のうえ、計4単位以上を修得しなければならない。 また、専門科目の各プログラムの一つから12単位以上修得のうえ、「特論演習I」及び「特論演習II」の4単位を含む16単位以上を修得しなければならない。それ以外はすべての開講科目から選択履修することができる。
- 修士課程の学位論文を提出しようとする者は、原則として、課程修了予定の1年前の学期末までに、自己の専門科目のプログラムの8単位を含む、合計16単位以上を修得していなければならない。
- 在学年限の最長は、4年とする。ただし、休学の期間は在学期間に算入しない。
修士課程長期履修学生 修了要件
- 学生は、3年以上在学し、30単位以上の単位を修得しなければならない。ただし、大学院学則第15条第1項ただし書から第2項に規定する8単位以内の単位を30単位のうちに含めることができる。
- 学生は、入学時に専門科目のなかからプログラム一つを選択するものとする。
- 学生は、入学時に、選択したプログラムの演習担当教員一人を指導教員とする。学生は、授業科目の選択、学位論文の作成、その他研究全般にわたって、その指導に従うべきものとする。
- 学生は、共通科目から必修科目2単位、「研究方法論A(量的研究)」「研究方法論B(質的研究)」「研究方法論C(文学文化研究)」から2単位以上修得のうえ、計4単位以上を修得しなければならない。 また、専門科目の各プログラムの一つから12単位以上修得のうえ、「特論演習I」及び「特論演習II」の4単位を含む16単位以上を修得しなければならない。それ以外はすべての開講科目から選択履修することができる。
- 修士課程の学位論文を提出しようとする者は、原則として、課程修了予定の1年前の学期末までに、自己の専門科目のプログラムの8単位を含む、合計16単位以上を修得していなければならない。
- 在学年限の最長は、4年とする。ただし、休学の期間は在学期間に算入しない。
講義担当者
履修モデル/研究指導計画書/カリキュラム・マップ
教員紹介
グローバルコミュニケーション学プログラム
氏名 | 主な担当科目 |
---|---|
宮原 哲 | コミュニケーション理論、対人コミュニケーション研究、コミュニケーション能力、対立と交渉、応用コミュニケーション、アカデミックスキルズ、研究方法論B(質的研究)、研究演習I、研究演習II、特論演習I、特論演習II |
清宮 徹 | 組織コミュニケーション研究、リーダーシップと集団コミュニケーション、研究方法論B(質的研究)、文学と社会、研究演習I、研究演習II、特論演習I、特論演習II |
初見 かおり | 異文化コミュニケーション研究、国際社会とジェンダー、研究方法論B(質的研究) |
D.L.オルソン | メディアコミュニケーション研究、レトリック、研究演習I、研究演習II、特論演習I、特論演習II |
山元 里美 | 国際社会と地域、国際社会と平和、研究方法論A(量的研究)、研究演習I、研究演習II、特論演習I、特論演習II |
言語科学プログラム
氏名 | 主な担当科目 |
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谷川 晋一 | 英語統語論・形態論、英語意味論・語用論、研究演習I、研究演習II、特論演習I、特論演習II |
中西 弘 | 英語音声学・音韻論、対照言語学特論、研究演習I、研究演習II、特論演習I、特論演習II |
C.L.ドーハティ | 英語教育学特論、研究演習I、研究演習II、特論演習I、特論演習II |
伊藤 彰浩 | 心理言語学、研究方法論A(量的研究)、研究演習I、研究演習II、特論演習I、特論演習II |
ティエリー・トリュベール | 辞書学(英語)、研究演習I、研究演習II、特論演習I、特論演習II |
ジャン=リュック・アズラ | フランス語言語学A、フランス語言語学B、フランス語音声学・音韻論A、フランス語音声学・音韻論B、言語文化研究、研究演習I、研究演習II、特論演習I、特論演習II |
杉山 香織 | フランス語教育工学A、フランス語教育工学B、研究方法論A(量的研究)、研究演習I、研究演習II、特論演習I、特論演習II |
ロランス シュヴァリエ | フランス語教授法特論A、フランス語教授法特論B |
横溝 紳一郎 | 英語教育学研究、日本語教育学、多文化共生社会論、研究演習I、研究演習II、特論演習I、特論演習II、応用日本語研究II |
山田 智久 | 日本語教育工学、研究演習I、研究演習II、特論演習I、特論演習II、応用日本語研究I |
文学文化プログラム
氏名 | 主な担当科目 |
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加藤 洋介 | 文学理論、研究方法論C(文学文化研究)、研究演習I、研究演習II、特論演習I、特論演習II |
リチャード ホドソン | イギリス近代文学特論、研究演習I、研究演習II、特論演習I、特論演習II |
三宅 敦子 | イギリス文化研究、英アカデミックスキルズ、研究演習I、研究演習II、特論演習I、特論演習II |
宮本 敬子 | アメリカ文学特論、アメリカン・レトリック研究、言語文化研究、研究演習I、研究演習II、特論演習I、特論演習II |
藤野 功一 | 研究方法論C(文学文化研究)、研究演習I、研究演習II、特論演習I、特論演習II |
石田 由希 | 英語圏表象文化特論、研究演習I、研究演習II、特論演習I、特論演習II |
河原 真也 | 英語圏地域研究(ヨーロッパ)、研究演習I、研究演習II、特論演習I、特論演習II |
一谷 智子 | 英語圏文学特論、世界文学研究、文学と社会、研究演習I、研究演習II、特論演習I、特論演習II |
ユスチナ W.カシャ | 世界文学特論、研究演習I、研究演習II、特論演習I、特論演習II |
武末 祐子 | フランス語圏小説特論A、フランス表象文化特論、言語文化研究 |
和田 光昌 | フランス語圏文学特論、フランス語圏演劇特論、フランス語圏小説特論B、文学と社会、研究演習I、研究演習II、特論演習I、特論演習II |
北垣 徹 | フランス社会思想史、多文化共生社会論、研究演習I、研究演習II、特論演習I、特論演習II |