国際関係法学科
全国トップクラスの学修・研究環境で
国際関係法と向き合い、グローバルな視野を養う。
国際社会や日本社会が抱える諸問題を法学・政治学の観点から分析し、実践的な解決方法を模索します。本学科は国際関係法分野で全国トップクラスの専任教員数と授業数を有し、幅広いテーマでの学修・研究が可能です。英語をはじめとした外国語教育も大きな柱としており、絶えず変化する世界を舞台に活躍できる人材を育成します。
学びのフィールド
Professor’s Voice

法学部長
多田 望
「力を持った言葉」、それが法。
その力と言葉の学びを、ぜひ一緒に!
法学部で学ぶ法はすべて、「言葉」からできています。ただ、法の「言葉」が他のことばと違うところは、それが「力」を持っていることです。法が持つ言葉の「力」は、犯罪者を処罰したり、返されないお金を裁判所が貸主に取り戻したり、また、交通ルールを守らない運転者の免許を取り消したりする力。これらは国の秩序を作り、弱い立場の人を守る一方で、もし間違って使われれば、私たちの生活に大きな影響を与える「剣」でもあります。そういう「力を持った言葉」である法を学ぶことは、文の論理的な読解はもちろん、物事の本質の追求を、自分の中にある正義の感覚と常に向き合いながら行うことになります。それを通して、自分の将来やキャリア形成を自分で切り拓いていくことのできる学問、それが法学です。
法学部では、このような法学と密接に関係する政治学もあわせて、日本国内についてだけでなく、アジアから世界へと広がっていく国際的な視野も大切にして、みなさんの勉学への挑戦をサポートしています。公務員・資格試験の勉強会や留学への支援はもちろん、他大学の法科大学院と連携した法務コース、国際協力を学ぶインターンシップ、国際ビジネスの仲裁や交渉を世界の大学生と競う大会などが、みなさんを待っています。
都市と共にリーガル・サービスも発展し続ける福岡で、そして、人々への奉仕と貢献を建学の精神とする西南で、ぜひあなたも一緒に法の学び、政治の学びを始めませんか。
学びのポイント
- トップクラスの国際関係法学の
科目数で幅広い領域をカバー - 国際感覚を磨く
機会を数多く提供 - 進路や目的に応じて柔軟な
選択が可能な専門科目
カリキュラム(一例)
1年次
基礎
国際社会の実情を把握し、国際関係法学の基礎を学ぶ。
導入科目を通じて、国際関係法学全体の基礎およびその根幹をなす現代社会の実情を把握・認識します。また、国際関係法学・政治学・法律学の基本科目を通じて、法学の中核となる専門的知識を理解します。
2年次
応用
国際関係法学を国際社会の実情に適用し、複数の視点から分析する。
国際関係法学・政治学の発展科目、専門演習および法律科目を通じて、国際関係法学の高度な知識を修得し、それを用いて法的思考・解釈を提示します。さらに、国内外の社会の実情を理解し、法的思考・法的解釈を異なる視点から比較します。
3年次 | 4年次
発展
国際社会の課題を発見・評価し、新たな秩序形成へと能動的に参加する。
国際関係法学・政治学の発展科目および専門演習を通じて、国際関係法学の概念・理論を前提として、先端的な法的問題を理解・解決する力を身に付けます。さらに、この問題の理解・解決を、諸外国の法制度や政治など幅広い見地から行います。
授業紹介
- 国際経済法
- 世界貿易機関(WTO)や自由貿易協定(FTA)など国際経済に関する国際法を学びます。第二次トランプ政権が成立して以降、自由貿易を前提とする国際社会に大きな変動がみられます。WTOの紛争処理の中核をなす上級委員会は機能を停止したままです。果たして、自由貿易は今後も国際経済の主軸となりうるのでしょうか。この授業では、実際に国家間で生じた紛争事例なども分析しながら、今後の国際経済法のあり方を検討します。
- 計量政治学
- 戦争や選挙などの現実で起きている政治現象について、数値データの視点から理解することを目的とした授業です。それらの政治現象がどのようなパターンで、なぜ起きているのかを記述・説明する方法を学習します。統計ソフトウェアを用いて図表を作成することで政治現象を可視化するとともに、回帰分析を通じて自身で立てた仮説を検証します。統計学やデータ操作の事前知識がなくても、課題を通して学修できる授業設計です。
ゼミ紹介
ゼミテーマ:政治とイデオロギー

政治とイデオロギーの歴史に学び、
AI時代を生き抜く思考力を磨く。
「難しい」という印象を持たれがちな政治ですが、政治を動かしてきたのは人々が生み出すアイデアや思想=イデオロギーであると知ると、身近に感じられるのではないでしょうか。本ゼミでは、自由主義や保守主義などの政治イデオロギーがなぜ生まれ、社会にいかなる影響を与えたかを歴史的背景にまで遡って探究します。AI技術の進化やSNSの普及で情報が溢れている現代では、提示された答えを鵜呑みにせず、多角的に分析する批判的思考力が不可欠です。そこで、ゼミではグループワークや議論を通じて他者や異文化の視点に触れ、複雑な課題の本質を見抜く力を修得。民主国家に生きる社会人として、自ら考え行動するための基盤を築きます。
法学部国際関係法学科
C.G ウィンクラー教授

戦時下のイデオロギーを分析し、
公正な眼差しを養う。
本ゼミの特徴は、政治や歴史を複数の視点から分析する点にあります。その中で、私は第二次世界大戦時の日本をテーマに、当時の人々がなぜ戦争を選択したのかを研究中。政治的な情報は思想や見解の偏りが大きく、似た考えばかりを集めると視野が狭くなってしまう可能性があることを先生から学びました。そのため、異なる国やイデオロギーの文献を選び、他国からの評価も含めて多角的に調査するように意識しています。過去を単に批判するのではなく、当時の価値観や空気、人間の弱さや迷いも含めて歴史の実像を捉え直しています。戦争を選ばないために私たちはどんな考え方を持つべきか。事実と柔軟に向き合いながらその答えを探しています。
法学部国際関係法学科 4年
今村 大智(福岡県・明善高等学校出身)
Voice

国際法の学びを礎に、世界の平和と
秩序作りに貢献する。
法学部国際関係法学科 4年
<2025年12月時点>
森山 和奏
(福岡県・西南学院高等学校出身)
内定先:外務省
就職情報

関連情報
取得資格・進路
- 取得できる資格・免許
-
- 中学校教諭一種(社会)
- 高等学校教諭一種(地理歴史・公民)
- 学校図書館司書教諭
- 博物館学芸員
- 卒業後の進路
- 外務省や国連への就職、国際法務の仕事を希望するなら、本学科が最も近道です。こういった仕事に就いている卒業生は少なくありません。
ですが、多くの学生は、公務員や金融、マスコミ関係など、通常の法学部生としての進路を選んでいます。また、大学院やロースクールに進学し、より高度な法律学の勉強をする学生もいます。




