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国際文化学科

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人はそれぞれ違うからこそ、わかり合いたい。

同じ制服を着て、同じ校則に縛られていたとしても
みんな違う人間。
心まですべてをわかることができないから、わかろうと努力する。
同じ言葉を話し、同じものを食べていたとしてもひとりひとりは個別の存在。
隣人を理解することと
地球の裏側の人々を理解することは同じ作業。
わたしたちがやるべきことは、
「日本」から「外国」を見ることなどではない。
多様性を認め合い、人はいかにつながることができるのか、それを探ること。

人はそれぞれ違うからこそ、わかり合いたい。

学びのフィールド
国際文化学部を構成する6つのコース

学びのフィールド写真
Professor’s Voice

国際文化学を学ぶ理由

学科の特色

中国語やイタリア語、タイ語など充実の語学科目
学科の特色_1
学生自らが立てた研究旅行計画を助成し、世界への学びを後押し
学科の特色_2
関心や目的に応じた自発的な学びを支える6つのコース
学科の特色_3

10言語の中から履修ができる

英語、中国語、ドイツ語、フランス語、韓国語から2カ国語が必修。さらにスペイン語、ロシア語、タイ語、イタリア語、ラテン語も学ぶことができ、語学教育が充実しています。

3年次から選べる6つのコース

地域を中心に学ぶ「日本」「中国・アジア」「アメリカ・太平洋」「ヨーロッパ・地中海」の4コース、地域ごとの文化の違いを探る「比較文化」コース、芸術面に特化した「表象文化」コースを用意。1つの地域を追究したい、文化や芸術面の違いを探りたい、それぞれの希望に応じた学びが可能です。

学科の領域

学科の領域
「言語」「地域」「文化」の3つの側面からアプローチし、文化の多様性を学びます。充実の体験型学修により、グローバル化社会で考えながら生きていく力を身に付けます。
身に付けられる力

身に付けられる力_1
地域と世界、文化と芸術に関する専門知識
身に付けられる力_2
グローバルな視野をもち、かつ主体的に判断できる力
身に付けられる力_3
地域社会および国際社会に対して貢献意欲をもち、現代世界で活躍できる力
身に付けられる力_4
情報社会において適切な情報を処理できる能力
4年間の学びのステップ

1年次
基礎

世界各国の文化と芸術に関する基礎知識を、ゼミ(少人数クラス)で学ぶ。

世界各国の文化と芸術に関する全24種類のゼミの中から、自分の興味や関心に基づいてゼミを選び、基礎的な知識や教養そして読解力を身に付けます。また様々な外国語を学ぶことで、語学力と多角的な思考力を育てます。

2年次
応用

3つの系に分かれて専門的な視野を広げ、語学力を発展させる。

東洋文化系、西洋文化系、複合文化系の3つの系に分かれて、さらに専門的なゼミを開始し、研究文献を解釈する力や実践的な表現力を身に付けます。また各系に応じた講義科目を通じて専門領域(分野)に関する理解を深め、第3言語の修得も目指します。

3年次|4年次
発展

3~4年生の合同ゼミで、自分の専門研究を磨き上げる。

自分が所属する系の8種類のゼミの中から卒業論文の執筆に向けて1つのゼミを選びます。このゼミは3~4年生が協力して学ぶ合同ゼミです。また自分の専門研究と外国語学習を結びつけることで語学力をさらに向上させます。

ZOOM IN カリキュラム

アメリカ社会文化論

 労働力の減少する日本では、外国人の受け入れや女性の活躍が重要な課題になります。これらの問題にアメリカがどう取り組んできたのか、移民や女性の視点から学びます。また私たちの生活にはアメリカから来たモノ(食、音楽、ファッションなど)が多くあります。身近なモノについて学び、自分と自分の住む社会について理解を深めましょう。

中国文学概論

 中国語圏の近現代文学を学びます。伝統中国から脱し、近代国家の建設を目指した20世紀初頭、魯迅らが輩出し中国近代文学の基礎を築きました。以降百年がたち、中国語圏で活躍する作家たちはそれぞれの得意とするジャンルで、自由で精力的な活動を続けています。この授業ではそれらの一部を紹介し、受講生がそこに何かを発見することを期待しています。

学科PICK UP(ゼミの学び)

「ゼミの学びTOPIC」画像

ゼミテーマことばと音楽
西脇 純教授

 ヨーロッパ・地中海地方に広まったキリスト教は、時代を越えて、また地域ごとに、さまざまな礼拝音楽を生み出してきました。ラテン語のグレゴリオ聖歌やミサ曲、あるいは各国の言語で歌われる賛美歌はその一例です。私のゼミでは、そうした音楽の特にテキストと音楽との関係について、ディスカッションを交えながら考察を深めています。教会音楽の深層に流れるキリスト教思想を見出してゆくところに、ゼミの特徴があります。

研究内容グレゴリオ聖歌の霊性

 グレゴリオ聖歌は、中世のカロリング期にローマからフランク王国にもたらされた後、王国内で少しずつ変化を遂げていった礼拝音楽です。この音楽を書き留めたネウマ記号を読み解きながら歌ってみると、グレゴリオ聖歌は、礼拝という祈りの空間に聖書のことばをいかに響かせ、あらしめるのか、ということに最大の重きをおいた音楽であることに気づかされます。ことばの芸術とも呼ばれるこの聖歌の祈りの思想を学んでいます。

学科個別サイト

学科の詳しい情報は、学科個別サイトをご覧ください。

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関連情報
取得資格・進路

取得できる資格・免許

  • 中学校教諭一種(社会)
  • 高等学校教諭一種(地理歴史・公民)
  • 学校図書館司書教諭
  • 博物館学芸員
  • 社会調査士
  • 卒業後の進路

     多彩な学びの 6 コースを備える本学科は、その進路も多彩です。卒業生は公務員、マスコミ、旅行、金融、商社、航空、出版社、情報産業、国際協力機関など、幅広い分野で活躍しています。最近では大学院進学や海外留学により研究を続ける卒業生もいます。なお、教職や博物館学芸員の資格を取ると、中学校・高等学校の教員、博物館・美術館の学芸員を目指せます。