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社会福祉学科

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キリスト教主義に基づく学びや現場実習で
福祉マインドを備えたプロフェッショナルへ。

多様化する福祉の問題に取り組み、解決に導くための力を身に付けます。キリスト教主義に基づく学びと充実した現場実習により、人々のよりよい生活に向けてサポートする福祉マインドや多様な価値観に寄り添う豊かな人間性を醸成。一人ひとりの目標に応じた進路をバックアップし、幅広い業界で活躍できる福祉のプロフェッショナルを育成します。

キリスト教主義に基づく学びや現場実習で
福祉マインドを備えたプロフェッショナルへ。

学びのフィールド

学びのフィールド写真
Professor’s Voice

社会福祉学を学ぶ理由

学びのポイント

人と社会を支える専門知識を深く学べる
少人数教育
学科の特色_1
実践力を身に付ける充実の現場実習
学科の特色_2
多様な価値観を受け入れる人間性を育成
学科の特色_3

社会福祉士・精神保健福祉士・保育士などが活躍する現場を体験

「ソーシャルワーク実習Ⅰ・Ⅱ」では、地域施設、病院、社会福祉協議会などで社会福祉士の仕事を学びます。二つの国家資格取得希望者は、更に、「ソーシャルワーク実習Ⅲ」で精神科医療機関、地域施設において精神保健福祉士の仕事、もしくは、「保育実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」で保育所や施設において保育士の仕事を学びます。現代社会で社会福祉士・精神保健福祉士・保育士に求められることを肌で感じ、気付きを得る機会となります。

幅広い学びで進路の選択肢が広がる

卒業生は、福祉事務所や児童相談所などの行政職、医療機関のソーシャルワーカー、社会福祉協議会のコミュニティワーカー、スクールソーシャルワーカー、地域の施設や事業所の相談員・支援員・保育士、また福祉の専門性を活かして一般企業など、幅広い職場で活躍しています。

学科の領域

学科の領域
キリスト教教育に基づく幅広い教養と豊かな人間性、社会に貢献する意欲をもち、多様化する社会福祉の問題を解決へと導く力を養成。福祉や医療、行政、教育、企業など幅広い領域において活躍できる人材を育てます。
身に付けられる力

身に付けられる力_1
社会福祉の基本的な概念や理論をもとに、人々の生活上の問題を理解できる力
身に付けられる力_2
人と向き合い、人と社会を支えるための思考方法をもとに、活用できる判断力
身に付けられる力_3
社会的支援が必要な問題に対して、主体的、創造的、協働的に取り組む力
身に付けられる力_4
学問の価値、原理、真理について自律的に探求する力
カリキュラム(一例)

1年次
基礎

1年次では主に社会福祉の基盤となる知識と技能について学びます。そして、人と社会を結びつけ、人々の生活上の問題を理解することができるための力を身に付けます。

2年次
応用

2年次では主に人間の尊厳の価値を踏まえて社会福祉の学びの対象となる人と向き合い、人と社会を支えるための思考方法や、現実のものとして活用できるように判断することができる力を身に付けます。

3年次|4年次
発展

3年次と4年次では主に社会的な支援が必要な問題を発見し、修得した能力を主体的・創造的に活用して、さまざまな人たちと協働しながら解決に向けて取り組むことができる力や社会福祉の価値、原理、真理について自律的に探求することができる力を身に付けます。

授業紹介

子ども家庭福祉論

 子ども家庭福祉論では、子どもの貧困や虐待問題など現代を生きる子どもと家庭の現状や課題について、社会の状況と関連付けながら学びます。そのうえで、子どもの健やかな成長発達と権利を保障していくために必要な支援、法制度の枠組みなどについて子ども家庭福祉の理念を基盤に理解を深めます。

ディスアビリティ・スタディーズ(障害学)

 ディスアビリティ・スタディーズ(障害学)とは、社会、文化の視点から障害を捉える学問です。授業では、その考え方を学ぶと共に、障害当事者の経験などを通して「障害者」が置かれている状況、生きづらさなどを学び、障害当事者の視点から社会のあり方を考えていきます。

ゼミ紹介

ゼミテーマ 地域福祉
「ゼミの学びTOPIC」画像

福祉の現場で学ぶ
人と地域を支える力。

高齢者の孤独死や認知症、子どもの虐待、生活困窮の予防など、地域のさまざまな課題について研究します。本ゼミでは、地域に入り、問題を抱えている当事者の方々や行政、専門職の方と一緒に課題解決を図る、実践的な学びを重視しています。福祉の現場で培った課題解決力や他者と協働する力は、将来どのような道に進んでも役立つでしょう。卒業生は福祉現場、一般企業、公務員などさまざまな場で活躍しています。福祉の仕事は、人の人生を支える仕事。相手に真摯に向き合う中で自身も成長していきます。本学科で学んだ人権意識を備えた地域福祉を担う者として、地域に貢献していってほしいと思います。

人間科学部社会福祉学科
萩沢 友一 教授


「ゼミの学びTOPIC」画像

フィールドワークを通して
地域課題の解決に挑戦する。

本ゼミを選んだのは、住民の方と交流する機会を通して地域福祉について実践的に学べる点に惹かれたからです。卒業論文のテーマは「住民同士が互いに見守り合える地域作り」。福岡市早良区にある団地を対象に、地域課題の解決にチャレンジしています。民生委員の方にインタビューをしてわかったのは、住民同士の関係が希薄になり、災害時や高齢者の孤立死のリスクが増えているということ。地域の方々と一緒に、孤立した人を早期に発見し支援するための体制を検討しています。それらの活動を通して計画力や情報収集力、協働する大切さを学びました。卒業後は児童福祉分野の法人に勤務します。ゼミで培った地域理解の視点を活かして保護者支援を行っていきます。

人間科学部社会福祉学科 4年〈2024年12月時点〉
春岡 茉奈(福岡県・西南学院高等学校出身)

学科個別サイト

学科の詳しい情報は、学科個別サイトをご覧ください。

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関連情報
取得資格・進路

取得できる資格・免許

  • 社会福祉士の国家試験受験資格
  • 精神保健福祉士の国家試験受験資格
    (学科内選抜あり。定員20名)
  • 保育士
  • 高等学校教諭一種(公民・福祉)
  • 社会福祉主事任用資格
  • 学校図書館司書教諭
  • 博物館学芸員
  • 卒業後の進路

     本学科の卒業生は福祉の職場だけではなく、行政( 国・地方自治体)、医療機関、社会福祉協議会、教育機関など幅広い現場で専門職に就いています。また、社会福祉の専門性が評価されて、銀行、保険会社、住宅・建築会社など一般企業でも活躍しています。大学院に進学する学生もいます。