社会福祉学科

人間としての生き方とは?
AI技術が発展を遂げ、
日常生活に身近なものとなりつつある。
AIと人間の共存が謳われる今だからこそ
“人間そのもの ”を知ることが求められている。
人間同士だから理解できること、違いを感じることもある。
違いを受け入れて
今までにない道を模索することもできる。
人の探究は、新しい可能性に満ちている。




社会福祉士が実際に働く現場を体験
「ソーシャルワーク実習Ⅰ・Ⅱ」では、病院や施設、社会福祉協議会など、社会福祉士が実際に働く現場で仕事内容を学びます。2年次に10日間(ソーシャルワーク実習Ⅰ)、3年次に24日間(ソーシャルワーク実習Ⅱ)の実習を実施。現代社会において社会福祉士に求められるニーズを肌で感じ、新たな気付きを得るきっかけを生み出します。
幅広い学びで進路の選択肢が広がる
卒業生は福祉事務所や児童相談所など行政職、病院の医療ソーシャルワーカー、社会福祉協議会のコミュニティワーカー、また福祉の専門性を生かして一般企業など幅広い職場で活躍しています。





人と社会にアプローチし、一人ひとりの幸せな生活を実現することができるための4つの力を「講義」「演習」「実習」によって獲得する。そして、社会福祉の理論を「理解する」だけではなく、社会福祉の実践場面で「行動する」ことができる力を身に付ける。
1年次では主に社会福祉の基盤となる知識と技能について学びます。そして、人と社会を結びつけ、人々の生活上の問題を理解することができるための力を身に付けます。
2年次では主に人間の尊厳の価値を踏まえて社会福祉の学びの対象となる人と向き合い、人と社会を支えるための思考方法や、現実のものとして活用できるように判断することができる力を身に付けます。
3年次と4年次では主に社会的な支援が必要な問題を発見し、修得した能力を主体的・創造的に活用して、さまざまな人たちと協働しながら解決に向けて取り組むことができる力や社会福祉の価値、原理、真理について自律的に探求することができる力を身に付けます。

子ども家庭福祉論Ⅰ
子ども家庭福祉論Ⅰでは、子どもの貧困や虐待問題など現代を生きる子どもと家庭の現状や課題について、社会の状況と関連付けながら学びます。そのうえで、子どもの健やかな成長発達と権利を保障していくために必要な支援、法制度の枠組みなどについて子ども家庭福祉の理念を基盤に理解を深めます。
ディスアビリティ・スタディーズ(障害学)
ディスアビリティ・スタディーズ(障害学)とは、社会、文化の視点から障害を捉える学問です。授業では、その考え方を学ぶと共に、障害当事者の経験などを通して「障害者」が置かれている状況、生きづらさなどを学び、障害当事者の視点から社会のあり方を考えていきます。

ゼミテーマ多死社会における福祉的課題と対策
孔 英珠准教授
住み慣れた地域で自分らしい最期を迎えるためには、社会全体で利用者中心の包括的支援体制を整えて、多死時代に見合う新しい死の文化を構築する必要があります。本ゼミでは、超高齢社会における生と死をめぐる現状と課題を概観します。さらに、学生は興味のあるテーマを選定し、ゼミの中で議論やフィードバックを重ね合い、論文としてまとめることで、自ら問いを立て、分析し、考察する能力を培います。
取得できる資格・免許
(学科内選抜あり。定員20名)
卒業後の進路
本学科の卒業生は福祉の職場だけではなく、行政( 国・地方自治体)、医療機関、社会福祉協議会、教育機関など幅広い現場で専門職に就いています。また、社会福祉の専門性が評価されて、銀行、保険会社、住宅・建築会社など一般企業でも活躍しています。大学院に進学する学生もいます。