福岡から全国へ、世界へ、はばたく力を。西南学院大学

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福岡から全国へ、世界へ、はばたく力を。西南学院大学

心理学科

高度な分析スキルやカウンセリング力を駆使し、
人の行動と心のメカニズムをひもとく。

基礎から応用につなげる段階的なカリキュラムのもと、科学的なアプローチにより人の行動と心のメカニズムを理解します。社会の問題解決に不可欠な仮説生成検証思考や、リサーチ・分析スキル、カウンセリング力を養う実践的授業を豊富に提供。さまざまな領域で、他者の心に寄り添いながら、心の健康を追求できる人材を輩出します。

学びのフィールド

Professor’s Voice

人間科学部長
黒木 重雄

情熱を育てよう。

 私の専門は絵画制作です。かれこれ50年近く絵を描き続けています。「よく情熱が続きますね」と言われることがあります。しかし、それは違うと思っています。情熱が続いているから絵を描いているのではなく、絵を描き続けているから情熱が枯れずにいるのです。“続けることが大事”と耳にしますが、その理由は、続けていないと情熱が枯れてしまうからだと思っています。情熱とは脆いもので、水やりを怠ると案外簡単に枯れてしまいます。目先の結果に惑わされず、ひとつずつ知らなかったことを知り、ひとつずつできなかったことをできるようにする。そして、そこに喜びを見つける。この積み重ねが水やりです。情熱を育てる唯一の方法だと思っています。
 さて、このページを読んでいるあなたには、もしかしたら「人のことをもっと知りたい」「人ともっと関わりたい」「人を支える人になりたい」という情熱が芽吹いているのかもしれません。そうだとしたら大切に育ててみませんか。人間科学部には児童教育学科、社会福祉学科、心理学科があります。いずれも人が幸福に生きるための知や術を学ぶところです。ここには、情熱を大切に育てている先輩や卒業生や教員がいます。そして、あなたと一緒に入学する仲間もきっと情熱を大切に育てることでしょう。日々の水やりは大変ですが、その先には、なりたい自分が待っています。情熱を持ち続ける生き方に、ここ人間科学部から踏み出しましょう。

学びのポイント

  • 「人間の行動」と「心の健康」を
    客観的に理解する
  • データ分析を通じて社会問題
    解決力を養う実践的な授業
  • 多様な価値観を受け
    入れる人間性を育成

カリキュラム(一例)

1年次

基礎

心理学について知る。

さまざまな心理学の領域や研究の進め方についての基礎的知識、データの考え方や基礎的な分析方法について学ぶことで、心理学という学問において修得すべき内容の全体像を理解します。

2年次

応用

心理学をもとに考える。

心理学の理論、研究法、データ収集・分析の基礎的知識に加え、応用的分野の心理学の知識を学ぶことで、人と関わる事象に対して心理学の知識を応用することができる能力を身に付けます。

3年次 | 4年次

発展

心理学を使って動く。

心理学の応用的知識とともに、演習・実習での実践的な課題を通じて獲得した研究遂行スキルを基に、社会の問題、身近な疑問を解決するために、自律的・主体的な研究計画の策定、データ収集・分析・考察、結論の導出ができる能力を身に付けます。

授業紹介

臨床カウンセリング心理学
スクール・カウンセリング等の予防的・開発的な側面で用いられる身体的なアプローチを紹介します。呼吸法・自律訓練法・筋弛緩法等を取り上げ、身体と心の関係や身体を通した心のコントロールについて考察。実習を通して、自分自身が感じたことを言語化し、それらを受講者間で共有しながら理解を深めていきます。
消費者行動分析実習
連携企業から出された事業戦略上の課題に対して、学科で学んだ心理学および消費者行動論の知識と手法を活用しながらグループで解決策を導き、企業側に提案します。このような戦略立案の経験を通じて心理学の知識と手法をより深く学ぶとともに、ビジネス上の課題を心理学の視点から分析・解決するための基礎を修得します。

ゼミ紹介

ゼミテーマ:認知心理学の研究実践

自分らしい興味関心を出発点に
主体性や論理的思考力を習得する。

本ゼミでは、認知心理学の手法に基づき、実験や調査によって心の仕組みを実証的に解き明かしていきます。学生が取り組む研究テーマは、AIが書いた小説の印象評価から文字の認識速度、音楽や芸術まで多岐にわたります。すべてのテーマに共通しているのは、学生自身の「本当に知りたい」という純粋な興味が研究の出発点であること。一人ひとりの個性を尊重し、興味を論理的な研究に落とし込むプロセスを支援しています。日頃感じる素朴な疑問を題材として研究に取り組む過程で、実行力や主体性を養うことを目標としています。大学生活は自分のしたいことに精一杯打ち込める期間。自分が面白いと思うものをぜひ突き詰めてほしいです。

人間科学部心理学科

安藤 花恵教授

認知心理学の手法を用いて、
心に響く音楽を探究する。

安藤花恵ゼミの魅力は、学生の「知りたい」を尊重し、自由な発想で心を探究できることです。私は趣味の音楽をテーマに、自作の曲とさまざまなイラストを組み合わせて聴いてもらう実験を行い、目から入る情報が曲の印象をどう変えるのかを調査。感覚的な「心」の動きを、数値データとして客観的に読み解くことができる点は心理学ならではの面白さだと感じています。また、別のテーマで他大学が集まる学会での発表にも挑戦しました。元々は人前で話すことが苦手でしたが、入念な準備や練習を重ねることで、誰かに分かりやすく伝える力を大きく向上させることができました。自分の「好き」を学問として深めた経験は、確かな自信につながっています。

人間科学部心理学科 4年

<2025年12月時点>
小谷 昂大(福岡県・光陵高等学校出身)

Voice

心理学の学びで培った倫理的思考力と
探究心で、理想の暮らしを提案できる人に。

人がどう考え、行動するのかに関心があり、心理学科へ進学しました。本学科の講義はグループワークや発表の機会が豊富なことが特徴です。心理学調査実習では、仮説から調査・分析を経て結論を導く研究プロセスを経験し、論理的に説明する力が鍛えられました。この経験は卒業論文の執筆に大いに役立っています。論文では、居住空間が対人印象に与える影響について扱い、心理学的な視点から住環境が心に及ぼす作用を研究しました。内定先の住友林業では、大学で培ったデータを読み解く力と、人の心に深く寄り添う対話力を活かし、お客様ご自身も気付いていない理想の暮らしを形にしたいです。

人間科学部心理学科 4年
<2025年12月時点>
豊枡 瑞歩
(福岡県・城南高等学校出身)
内定先:住友林業株式会社

就職情報

関連情報

取得資格・進路

取得できる資格・免許
  • 博物館学芸員
  • 社会調査士(25 期生から取得可能)
卒業後の進路
本学科の卒業生は、マーケティングに必須のデータ分析能力と、人の心に配慮してコミュニケーションを取る対人能力の両方を身に付けていることが評価され、卸・小売、金融、情報通信、専門サービスなどの幅広い分野の一般企業で活躍しています。公的機関で人の支援を行う職に従事したり、大学院に進学して心の専門家(臨床心理士・公認心理師)を目指す卒業生もいます。