心理学科

人間としての生き方とは?
AI技術が発展を遂げ、
日常生活に身近なものとなりつつある。
AIと人間の共存が謳われる今だからこそ
“人間そのもの ”を知ることが求められている。
人間同士だから理解できること、違いを感じることもある。
違いを受け入れて
今までにない道を模索することもできる。
人の探究は、新しい可能性に満ちている。




実社会で役立つ心理学のスキルが身に付く
心理学の学びを通じて、企業や公的機関をはじめとする実社会で役立つビジネスデータ分析スキルを修得。また良好な対人間関係の構築・維持に関わるカウンセリングスキルも身に付けることができます。
数学が苦手な学生でも理解しやすい授業展開
統計学の授業、実験や調査を行う上で、数学的な考えが求められます。数学が苦手な学生であっても統計法を理解できるように、授業では数式をできる限り用いない、スチューデントアシスタントを配置するなどの配慮を行っています。






心理学について知る。
さまざまな心理学の領域や研究の進め方についての基礎的知識、データの考え方や基礎的な分析方法について学ぶことで、心理学という学問において修得すべき内容の全体像を理解します。
心理学をもとに考える。
心理学の理論、研究法、データ収集・分析の基礎的知識に加え、応用的分野の心理学の知識を学ぶことで、人と関わる事柄を心理学の知識を応用して考えることができる能力を身に付けます。
心理学を使って動く。
心理学の応用的知識とともに、演習・実習での実践的な課題の取り組みにより獲得した研究遂行スキルを基にして、社会の問題、身近な疑問を解決するために、自律的・主体的な研究計画の策定、データ収集・分析・考察、結論の導出ができる能力を身に付けます。

教育心理学
教育心理学は心理学の知見をもとにして教育実践の理解と改善を目指す学問領域です。子どもの発達、学習に対する意欲、記憶や思考のしくみ、教育評価の方法と役割、など幅広い領域に関する知識を学びます。さまざまな場面で活用できる知識の獲得を目指して、具体的な経験と結びつけながら理解を深めてもらうことを大切にしています。
心理演習(面接)
公認心理師および臨床心理士に必要とされる心理面接に関する基本的な知識と技能についてロールプレイングを交えながら体験的に学んでいきます。具体的には、実際の心理面接を想定して、受講生同士でカウンセラーとクライエントの役割をそれぞれ演じることで、より良い心理的支援のあり方について考えていきます。

ゼミテーマ感性・情動・身体・芸術などにかかわる認知心理学
安藤 花恵教授
実験や調査で得られたデータをもとに、人の頭(心)の中がどうなっているのかを実証的に明らかにしていくのが心理学の醍醐味。ゼミはその実践の場です。グループで、そして最終的には個人で、「人の顔と名前を覚えるのによい方法は?」「どうすればロボットを不気味に感じなくなる?」など人に関する疑問を設定し、それを解明するための実験や調査をおこなってデータを分析することで、人の心のしくみの一端を明らかにしていきます。
取得できる資格・免許
卒業後の進路
本学科の卒業生は、マーケティングに必須のデータ分析能力と、人の心に配慮してコミュニケーションを取る対人能力の両方を身に付けていることが評価され、卸・小売、金融、情報通信、専門サービスなどの幅広い分野の一般企業で活躍しています。公的機関で人の支援を行う職に従事したり、大学院に進学して心の専門家(臨床心理士・公認心理師)を目指す卒業生もいます。