児童教育学科

人間としての生き方とは?
AI技術が発展を遂げ、
日常生活に身近なものとなりつつある。
AIと人間の共存が謳われる今だからこそ
“人間そのもの ”を知ることが求められている。
人間同士だから理解できること、違いを感じることもある。
違いを受け入れて
今までにない道を模索することもできる。
人の探究は、新しい可能性に満ちている。




本学科で取得できる5種類の資格・免許
保育士資格(保)、幼稚園教諭一種免許(幼)、小学校教諭一種免許(小)、学校図書館司書教諭、博物館学芸員が取得可能。乳幼児への関心がある方は(保)(幼)の2つを、幼児・児童への関心が高い方は(幼)(小)の2つを取得することが比較的多いです。
現場実習で知識を実践力につなげる
保育実習は3年次から始まり、4年次までに3回行います。幼稚園実習は3年次に2回、小学校実習は3年次に1回行い、今まで学んだ知識・技術を実践に転化。実践を通して保育者・教育者として責任感や使命感を醸成します。





大学での学びに適応し、保育学・教育学の基礎的概念や理論を修得する。
1年次は大学での学びへの導入と共に、保育学・教育学の基礎的概念や理論に加え、保育に必要な人とのかかわりや発達、児童福祉の概念や小学校での教科内容の基礎を学び、子ども理解に基づく保育・教育を行うための知識や技能を習得していきます。
子どもの理解、内容・方法の活用に関する理解を深める。
2年次は、子ども理解の手法や保育の指導法、小学校教科の基礎的事項と教科指導法、特別支援教育、特別活動・総合的な学習の指導等を学び、園・学校で子どもを理解し、保育や教育を実践する方法を修得していきます。
保育・教育の分野の社会実践に主体的に参加し、学問や社会の基本原理や真理について、自律的に探求する。
3年次から導入される保育実習、教育実習では、1、2年次に修得した知識や方法を活用し、実践からの学びを得ます。実習後は実習経験を基に理論と実践との往還を念頭に、関連学問や保育・教育方法の探究を行い、各自の関心を卒業論文につなげていきます。

生活科概論
小学校生活科は他の教科と異なり、体験学習をその基本としています。皆さんも小学生の時、朝顔の栽培や芋掘り等、様々な体験学習を行ったと思います。また、生活科は幼保から小学校へのスムーズな移行、中学年以降の他教科への接続などの役割も担っています。この講義では、そうした生活科の教科内容と特性について解説しています。
相談援助・保育相談支援
保育士は、子どもの保育だけでなく、保護者への子育て支援も重要な業務です。どうしていいのかわからない、子育てに不安や疲れを感じる保護者に寄り添う専門的な技術、そして保護者が笑顔になれるような魔法の言葉があります。この授業では、子どもの最善の利益を保証することと、保護者が笑顔でいられるための専門的援助を学びます。

ゼミテーマ小学校外国語教育
中尾 かおり准教授
デジタル時代に求められている言語コミュニケーション能力とは何か。本ゼミでは、小学校外国語教育に焦点を当て、子どもの言語コミュニケーション能力を高めるための指導法や教材等(デジタルを含む)に関する研究を行っています。論文講読や教育現場でのフィールドワーク等を通して、現在の子どもの学習環境や学習方法について理解を深め、外国語教育における子どもの豊かな学びを支える実践力を養うことを目指しています。
研究内容小学校外国語教育に関する研究
ICT教材の開発を包括した小学校外国語教育に関する研究を行っています。日本の公立小学校では2020年度より外国語(英語)が教科化され、高学年では本格的な読み書き指導も始まっています。現在は、英語学習の初期段階において必要不可欠とされる音韻認識スキルに着目し、子どもの学習段階に応じたICT教材の開発を行うとともに、子どもの音韻認識スキル向上のための指導法や授業のあり方などを検討し提案しています。
取得できる資格・免許
卒業後の進路
本学科には保育士、幼稚園教諭、小学校教諭を目指す学生が多く、実際に多くの卒業生が取得した資格や免許を活かして、公私立の保育園( 所 )、幼稚園、小学校や福祉施設に就職しています。また、民間企業で活躍している卒業生もいます。大学院に進学して研究者として大学教員になったり、専修免許を取得するなど、より高次な専門家として飛躍する卒業生も増えています。