児童教育学科
キリスト教主義に基づく学びで、
子どもの成長を支える保育者・教育者に。
人間が成長・発達する過程において、乳幼児期から児童期までの経験が非常に重要だと言われています。人間科学部児童教育学科では、この子どもの心と体の発達への理解を深め、子どもの健やかな育ちと豊かな学びを支える保育・教育のスペシャリストを育てます。1 年次から専門教育の学びをスタートし、2 年次からは進路や目的に応じた体験型の授業で経験を重ね、専門的な知識や技能を修得していきます。また、西南学院大学の根底に流れるキリスト教の精神を通して、「 目に見えないもの 」にまなざしを向ける心を学びます。この学科では、こうした人間にとって大事なことを自らが体得し、さらに子ども達に伝えることができる、心豊かな人間の育成を目指しています。
















保育原理
この講義では、保育に携わるために修めておきたい全般的理念や基本的知見を学びます。具体的には、幼児教育の源流とその推移、保育者の専門性と子どもの育ち、保護者や家庭との関係性、保育計画を構想するための理念と技術、幼小保の連携問題、世界の中の日本の保育などについての事柄です。子どもの視座に立って保育を行うための"いろは”を学びます。
教育情報処理
この講義では、教育に携わるために修めておきたい ICT スキルを学びます。具体的には、各教科教育での活用法、子どもの学修や生活状況などに係るデータ管理および教育へのフィードバック方法、学校園内外での事務処理や情報発信に必要なドキュメント・プレゼンテーション作成方法などについての事柄です。ICT 機器を教育に活用するための“ いろは ”を学びます。


卒業論文中間発表会
児童教育学科4年生は、卒業論文が必修となっています。例年12月上旬にゼミごとに、あるいは複数のゼミが合同で中間発表を行います。パワーポイントやレジュメを用いた発表や、芸術系のゼミでは、製作の展示やホールなどでのパフォーマンスも行われます。中間発表会は、4年生にとって卒論仕上げの最終チェックの意味だけでなく、3年生にとって、卒論のイメージづくりや2年生のゼミ選びに役立っています。
西南学院大学では様々な就職支援プログラムを展開し、 学生一人ひとりの就職活動をきめ細かくサポートしています。 先輩の就職活動体験からあなたの未来につながる道がみつかるはずです。

児童教育学科でとれる資格・免許はどのようなものですか?
5種類あります。
保育士資格(保)、幼稚園教諭一種免許(幼)、小学校教諭一種免許(小)、学校図書館司書教諭、博物館学芸員 が取得可能です。各人の履修計画や取得希望の資格・免許にもよりますが、乳幼児への関心がある方は(保)(幼) の2つを、幼児・児童への関心が高い方は(幼)(小)の2つを取得することが多いです。
実習はいつ頃、どんなことを行いますか?
保育実習は3年次から始まり、幼稚園・小学校での教育実習は3年次に行います。
保育実習は3~4年次に3回、幼稚園実習は3年次に2回、小学校実習は3年次に行います。
取得できる資格・免許
卒業後の進路
本学科には保育士、幼稚園教諭、小学校教諭を目指す学生が多く、実際に多くの卒業生が取得した資格や免許を活かして、公私立の保育園( 所 )、幼稚園、小学校や福祉施設に就職しています。また、民間企業で活躍している卒業生もいます。大学院に進学して研究者として大学教員になったり、専修免許を取得するなど、より高次な専門家として飛躍する卒業生も増えています。