児童教育学科
実践に裏打ちされた知識・技能と豊かな人間性。
保育・教育のスペシャリストを目指す。
保育学・教育学および関連分野の基本的な概念や理論を学ぶとともに、実習を通して実践的な知識と技能を修得。現場に対する理解を深め、高い専門性を身に付けます。人間形成の基礎を培う乳幼児期から児童期の子どもたちの学びを支え、キリスト教主義に基づく思いやりの心と豊かな感性をもった保育・教育のスペシャリストを目指します。
学びのフィールド
Professor’s Voice

人間科学部長
黒木 重雄
情熱を育てよう。
私の専門は絵画制作です。かれこれ50年近く絵を描き続けています。「よく情熱が続きますね」と言われることがあります。しかし、それは違うと思っています。情熱が続いているから絵を描いているのではなく、絵を描き続けているから情熱が枯れずにいるのです。“続けることが大事”と耳にしますが、その理由は、続けていないと情熱が枯れてしまうからだと思っています。情熱とは脆いもので、水やりを怠ると案外簡単に枯れてしまいます。目先の結果に惑わされず、ひとつずつ知らなかったことを知り、ひとつずつできなかったことをできるようにする。そして、そこに喜びを見つける。この積み重ねが水やりです。情熱を育てる唯一の方法だと思っています。
さて、このページを読んでいるあなたには、もしかしたら「人のことをもっと知りたい」「人ともっと関わりたい」「人を支える人になりたい」という情熱が芽吹いているのかもしれません。そうだとしたら大切に育ててみませんか。人間科学部には児童教育学科、社会福祉学科、心理学科があります。いずれも人が幸福に生きるための知や術を学ぶところです。ここには、情熱を大切に育てている先輩や卒業生や教員がいます。そして、あなたと一緒に入学する仲間もきっと情熱を大切に育てることでしょう。日々の水やりは大変ですが、その先には、なりたい自分が待っています。情熱を持ち続ける生き方に、ここ人間科学部から踏み出しましょう。
学びのポイント
- 少人数教育で専門性を深め、
現場実習で実践力を身に付ける - キリスト教主義に基づく
豊かな人間性を涵養 - 5種類の資格・免許が取得
可能なカリキュラム
カリキュラム(一例)
1年次
基礎
大学での学びに適応し、保育学・教育学の基礎的概念や理論を修得する。
1年次は大学での学びへの導入と共に、保育学・教育学の基礎的概念や理論に加え、保育に必要な人とのかかわりや発達、児童福祉の概念や小学校での教科内容の基礎を学び、子ども理解に基づく保育・教育を行うための知識や技能を習得していきます。
2年次
応用
子どもの理解、内容・方法の活用に関する理解を深める。
2年次は、子ども理解の手法や保育の指導法、小学校教科の基礎的事項と教科指導法、特別支援教育、特別活動・総合的な学習の指導等を学び、園・学校で子どもを理解し、保育や教育を実践する方法を修得していきます。
3年次 | 4年次
発展
保育・教育の分野の社会実践に主体的に参加し、学問や社会の基本原理や真理について、自律的に探求する。
3年次から導入される保育実習、教育実習では、1、2年次に修得した知識や方法を活用し、実践からの学びを得ます。実習後は実習経験を基に理論と実践との往還を念頭に、関連学問や保育・教育方法の探究を行い、各自の関心を卒業論文につなげていきます。
授業紹介
- 国語学概論
- 小学校国語科では、話すこと、聞くこと、読むこと、書くこと、伝統的な言語文化など、国語について幅広く取り扱います。では、「小学校の先生」はどのようにして国語科の授業を創っているのでしょうか。授業を創るための一つとして、素材研究・教材研究を行います。国語学概論という講義では、国語の文字や音声・音韻に関わる内容などの国語に関する専門的な知識・技能を、実例をもとにしながら身に付けることを目指します。
- 相談援助・保育相談支援
- 保育士は、子どもの保育だけでなく、保護者への子育て支援も重要な業務です。どうしていいのかわからない、子育てに不安や疲れを感じる保護者に寄り添う専門的な技術、そして保護者が笑顔になれるような魔法の言葉があります。この授業では、子どもの最善の利益を保証することと、保護者が笑顔でいられるための専門的援助を学びます。
ゼミ紹介
ゼミテーマ:家庭生活における子ども理解

家庭生活における子どもの現状や課題から
子どもの理解を深める。
本ゼミでは、自分が興味のある分野についての家庭生活における子どもの現状や課題を、文献を通して学び、子ども理解を深めていきます。そして、議論を通して、その解決策についても検討します。また、小学校教諭を目指す学生には、教材や授業を開発できる能力を育成するため、教材開発や授業開発に関する文献を読み、子どもの興味や関心を高めたり、子どもの課題を解決するための斬新な教材や授業についての理解を深めています。加えて、授業を作るための基礎となる自己の家庭科に関する知識と技能を高めるために実習も取り入れています。そして、将来、乳幼児期から児童期の子どもの学びを支えられる実践力と人間性を身に付けてほしいと考えています。
人間科学部児童教育学科
岡田 みゆき 教授

児童の視点に立つ教員を目指し、
対話を通して主体的に学ぶ力を養う。
児童教育学科では、子どもの成長を支える教員としてのあり方を、仲間との議論を通して深めていきます。近年文部科学省が重視する「主体的・対話的で深い学び」に基づき、ゼミでは「主体性」と「対話」を中心に活動を展開しています。自分の興味関心を探り、文献の読解や調査・発表・話し合いを行いながら、子どもが楽しんで学べる教材や授業づくりに取り組みます。「家庭」分野は幅広く、自分に合ったテーマを見つけることができます。さらに調理実習や縫製実習を通して、児童の立場に立って安全面や指導法を考え、知識や技能を高めます。こうした対話的な学びが自信となり、主体的に学ぶ力へとつながります。
人間科学部児童教育学科 4年
原田 梨沙(宮崎県・宮崎大宮高等学校出身)
Voice

ICTを活用した授業づくりを通して、
子どもたちの可能性を伸ばす指導者に。
小学校の教師になる夢を叶えるため、少人数で実践的に学べる本学の児童教育学科を選びました。外国語科指導法ではICT活用の有効性を学び、教育実習で実際に電子黒板を用いた授業に挑戦。視覚的な工夫を取り入れた結果、子どもたちが目を輝かせて授業に参加する姿を見て、子どもの立場に立ち、学びを体験的にとらえることの重要性を学びました。そのほかにも模擬授業や教育現場での実習など、現場に近い学びが豊富なカリキュラムを通して、理論だけでなく実践的な力を身に付けることができました。卒業後は大学での学びを活かし、子どもたち一人ひとりの可能性を伸ばせる存在になりたいです。
人間科学部児童教育学科 4年
<2025年12月時点>
井上 美来
(熊本県・熊本学園大学付属高等学校出身)
内定先:熊本市公立学校教員(小学校)
就職情報

関連情報
取得資格・進路
- 取得できる資格・免許
-
- 保育士
- 幼稚園教諭一種
- 小学校教諭一種
- 学校図書館司書教諭
- 博物館学芸員
- 卒業後の進路
- 本学科には保育士、幼稚園教諭、小学校教諭を目指す学生が多く、実際に多くの卒業生が取得した資格や免許を活かして、公私立の保育園( 所 )、幼稚園、小学校や福祉施設に就職しています。また、民間企業で活躍している卒業生もいます。大学院に進学して研究者として大学教員になったり、専修免許を取得するなど、より高次な専門家として飛躍する卒業生も増えています。




