国際経済学科

幅広い知識と語学力を
ベースにして、グローバル経済を生き抜く人材に。
変化する国際社会、グローバル化が加速するビジネスの世界において、国際的な経済活動の仕組みや実態を理解することは非常に重要です。国際経済学科では、世界のさまざまな国や地域で生じる諸問題を分析し、その対処法を立案する力を育みます。それとともに、歴史・伝統・習慣・文化・宗教などの異なる諸国との交流に役立つ語学を学ぶことで、国際感覚を養成します。
カリキュラムでは、少人数教育を実践。国際経験が豊かな教授と対話する中で、本やテキストでは得難い実践的な知識や思考力を身に付けることができます。このような学びは、世界や日本で生じている問題で苦しんでいる人々に寄り添いながら、具体的な解決策を共に考える「Warm Heart〜温かい心」を涵養することにも結びついています。








世界経済論
古典的な貿易論、開発経済学の知見と政策思想の変化、最新の国際分業の分析枠組み、そして国際通商制度の過去と現状についても学びながら、世界経済の構造を主に生産・貿易・投資の面から理解し、今後を展望する視座を身に付けることを目的にしています。
東南アジア経済論
東南アジア諸国は経済共同体を設立して、域内で物品貿易を自由化し、多国籍企業は生産基地をはりめぐらして、サプライチェーンを構築しています。また全体では巨大な市場ですが、域内には経済格差があり、言語、宗教、政治体制は多様です。日本とも関係が深い東南アジア経済の特徴について、経済学的に分析して解説します。


国際キャリア演習
国際キャリア演習では、夏季休暇中に2 週~4 週間にわたる海外インターンシップや国際ボランティアを通じ て、国際社会を生きる基本的能力を身に付けると同時に、将来の進路について考え学ぶ機会を提供します。受講 生は、海外での活動機会に加え、渡航前の事前講習として、現地の経済・社会状況や必要なコミュニケーション を学び、帰国後の事後講習として、海外経験を今後の人生に活かすためのライフデザイン講座や活動内容をプレ ゼンテーションするための技術指導を受けます。また、英語検定試験準備等の多彩な学習機会も提供されます。 このような充実した学習環境を最大限活用することにより、主体的に考え行動する力、異文化コミュニケーショ ン能力、そして自らの将来を切り拓く力、社会へ積極的に貢献する力を身に付けてもらいたいと考えています。
西南学院大学では様々な就職支援プログラムを展開し、 学生一人ひとりの就職活動をきめ細かくサポートしています。 先輩の就職活動体験からあなたの未来につながる道がみつかるはずです。

経済学科と国際経済学科の学びの違いは何ですか?
世界経済をより深く、重点的に学ぶのが国際経済学科です。
世界経済の仕組みを理解し、国際的な問題の解決策を考える学びを重視しています。その基礎として、経済学科と共通の経済学全般を学びます。
英語を使った授業はありますか?
英語で経済学を学ぶ授業が1年次からあります。
「経済英語Ⅰ」「経済英語表現Ⅰ」「Problem Solving Skills for Global IssuesⅠ」など英語で経済記事や論説を読み考える力を養う授業が1年次から設定され、実践的な英語力を身に付けられます。
取得できる資格・免許
卒業後の進路
国際経済学科で身に付ける世界各国・各地域の経済や世界全体の今後を展望する能力、世界経済から日本経済を見る力は、海外で活躍したい人だけではなく、日本で活躍したい人にも役立ちます。現在、多くの卒業生が専門知識や語学力を活かして、金融・保険、流通、製造、運輸など、さまざまな分野で日本と世界を舞台に活躍しています。