経済学科
現実の社会問題を経済学の観点から考察し、
データ駆動型社会で求められる分析力を磨く。
現代社会で生じるさまざまな事象を経済学の観点から考察。そこにどのような問題が潜んでいるのかを正確に把握し、自分なりの解決策を見出します。また、今後進展するデータ駆動型社会においては、AIや統計に関する理系的スキルと経済的課題の設定といった文系的センスが欠かせません。文理融合の学びによりデータ分析・応用力を磨きます。
学びのフィールド
Professor’s Voice

経済学部長
尹 春志
不確実な経済社会を生き抜く技法を身に付け、
グローバルな課題について考えよう。
経済学は、人間の選択や企業の行動、国や地域の成長や政策、社会経済制度、国家間関係にいたるまで、私たちの日々の生活やライフコースに影響を及ぼす経済のメカニズムを解明し、「良き社会」の実現に取り組む学問です。事象を「クリティカルかつ多角的」に捉え「論理的・実証的」に分析するその思考方法は、社会経済問題を考えるうえでなくてはならないものです。
経済学部では、経済のさまざまな領域を理論と実証の両面から、また歴史を踏まえグローバルな視点をもって学修します。そして双方向の学びの場を通じて、アカデミックスキルやデータ分析手法の修得、さらに社会経済的課題の追究へと、主体的に探究する能力と姿勢を育みます。現代は、膨大なデータが活用され誰もが情報にアクセスできる時代です。しかし世界の先行きは、ますます不透明になっています。経済学部で得た能力と知識は、有意な情報を見極め判断し、不確実性を高めるこの経済社会を生き抜く力となるでしょう。
一方、環境破壊、貧困、不平等、紛争などの克服が人類の普遍的使命であるとの認識は、いまや「コモンセンス」とよべるものです。経済学部では、世界経済に関する多くの科目で、経済の多様性を理解し、グローバルな課題の解決と共生について学びます。それは世界に開かれた社会の市民として、より良く生きる道を探ることでもあります。一緒に考えましょう。
学びのポイント
- データ分析力を鍛える
文理融合の学び - 最新の学びを通じて
現実の社会問題を理解 - 論理的思考力で
社会課題に挑戦する
カリキュラム(一例)
1年次
基礎
大学での学修スキルと経済学の基礎を学び、専門的な経済学への準備を行う。
大学での学びの基礎となる少人数ゼミ、経済学の入門についての必修2科目に加え、ミクロ、マクロ、数学、歴史、海外事情、経済関係の英語などを選択して学びます。まちづくり、データ分析についての実践科目も配置しています。
2年次
応用
より実用的な研究・発表能力を身に付けて、経済学をより広い視野で学ぶ。
ミクロ、マクロの発展的内容に加えて、歴史、政策、統計、海外事情、経済の英語などについて発展的内容を選択して学びます。基礎的な少人数ゼミも継続しながら、データ分析、金融・ファイナンスについての実践科目を配置します。
3年次 | 4年次
発展
専門的な研究を行い、現実経済の諸側面について理解を深め、応用力を身に付ける。
専門のゼミに分かれて本格的な専門性を身に付けます。金融、労働、政策、統計、歴史、制度、海外事情などをめぐるより専門的な科目を中心に、現実的な理解を深め、総まとめとして卒業論文の作成を行います。
授業紹介
- 世界と日本の経済
- この講義では、経済学や歴史の基本知識を提供し、メディアで取り上げられる国内・国際問題について解説を行います。具体的には感染症、経済学の諸理論、近現代史の基本概念、米露中韓など諸外国の政治経済の歴史と現状、日本近現代史の重要トピックを取り上げます。受講生の理解度を確認する振り返りの時間を設け、質問も随時受け付けます。講義を通じて、世界と日本を見る皆さんの目が変わることを期待します。
- 基礎統計学
- 統計学は、データに基づいて対象の性質を明らかにする学問です。近年、政策や経営計画において数値として根拠を提示する必要性が高まり、統計学の重要性は増しています。基礎統計学では、統計学の土台となる考え方を理解し、分析の基礎を修得します。具体的には、平均値やグラフでデータを要約する「記述統計学」と、データから対象全体の特性を推測する「推測統計学」を学習し、論理的なデータ分析力を養います。
ゼミ紹介
ゼミテーマ:デジタル市場

デジタル市場を経済理論で解明し
揺るがない思考力と発想力を養う。
インターネットの利用が当たり前になった今、デジタル市場も日々進化を遂げています。デジタル市場における企業行動は一見複雑に見えますが、ミクロ経済学や産業組織論など、古くからある経済理論を用いることでそのメカニズムを解明できます。本ゼミでは、真新しい技術や専門用語に目を奪われるのではなく、根底にある経済法則や原理を見出す能力を重視しています。生成AIが台頭する現代だからこそ、単なる知識の詰込みでなく、これまで学んだ理論を実践的に使うための思考力や発想力が不可欠です。自分で答えを見つけようとする姿勢を忘れず、変化の激しい世界で活躍できる、冷静で確かな視座を身に付けましょう。
経済学部経済学科
加藤 浩 教授

デジタル市場の論理を追究し、
対話を通じて本質を見抜く力を磨く。
山口 蓮(福岡県・福岡大学付属若葉高等学校出身)
Voice

経済学の理論と地域連携の実践で、
社会に新しい価値を生み出す。
社会課題を経済の視点で考えたいと思い、経済学部に入学しました。経済学科では理論を学ぶだけでなく、実践の場が多いことも魅力です。小出秀雄ゼミでは地域活性化をテーマに、大学近くのテレビ局と協力して縁日イベントを企画。学生主体で運営する中で、チームで意見をまとめ実行する行動力や調整力が身に付きました。教室での理論と現場での実践、この両輪で論理的思考力と行動力を養えたことが最大の学びです。長期インターンでDX化プロジェクトに携わった経験も活かし、内定先のソフトバンクでは、DXやAIで地域課題の解決に貢献したいです。
経済学部経済学科 4年
<2025年12月時点>
大坪 夕夏
(山口県・宇部高等学校出身)
内定先:ソフトバンク株式会社
就職情報

関連情報
取得資格・進路
- 取得できる資格・免許
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- 中学校教諭一種(社会)
- 高等学校教諭一種(地理歴史・公民)
- 学校図書館司書教諭
- 博物館学芸員
- 卒業後の進路
- 経済学はどんな分野にも関連し、就職の上でも強みとなります。卒業生には金融、保険、卸・小売、製造関係への就職が多く、そのほか、製薬・放送・自動車ディーラー・農協・通信・新聞・運輸・出版など幅広い分野で活躍しています。一方で、公務員、教員、税理士、公認会計士を目指す学生も多く、大学の授業と並行して受験勉強に日々励んでいます。




