経営学科
新たな価値を生み出す根源とは?
ヒト、モノ、カネ、情報が国境を越えて地球規模で
自由に行き交う、まさにグローバリゼーションの時代となった今、
既成概念を超える社会の在り方が生まれようとしている。
その中で拡がる新たなビジネスチャンス。
そのチャンスをつかみ、カタチにするのは
いつの時代も“発想力と行動力”である。
大きな潮流を生む熱意が
ビジネスを動かし、まだない価値を創出する。
優れたビジネスパーソンの育成
戦略、組織、人材、情報、国際化など、企業経営を多面的に理解する学びを展開。経営について「理論」と「実証」の両側面から学び、優れたビジネスパーソンを育成します。
“実践知”に触れる機会の提供
毎年、さまざまな業界の第一線で活躍する実務家を招いたセミナーや集中講座を開催し、現場で活きる知識やスキルを学ぶ機会を提供しています。
基礎的な知識を身に付け、2年次以降の専門的な学修の準備をする。
語学やデータリテラシー、スタディスキルといった大学共通科目、基礎経営学、基礎商学、基礎簿記、ビジネス情報処理、ビジネス統計基礎といった経営学科の基礎的な内容を学修し、2年次以降の専門的な学修に備えます。
経営学コース・経営情報学コースでの専門的な学修をスタートさせる。
経営学コースでは経営管理論やマーケティング論、経営戦略論など、経営情報学コースでは情報ネットワーク論やオペレーションズ・マネジメント論、財務管理論など、さまざまなビジネスに適用できる専門的な学問分野について学びます。
専門的な知識を深め、企業経営に関する調査・分析を行う。
eビジネス論、イノベーション・マネジメント論、経営倫理学など、より高度な専門分野を学びます。また実際の企業経営に関する調査・分析を行い、その問題点や解決策を検討しながら、成果を卒業論文としてまとめます。
eビジネス論
ネット通販と店舗小売業との比較やデジタルコンテンツ市場成長の理由といった消費者向け取引、異業種間の協働やデータサイエンスによる生産性の向上といった企業間取引に加え、人工知能や自動運転車の進化など最新のeビジネスの動向も学びます。担当教員の民間企業での実務経験を活かしたデジタルマーケティングの考察も行います。
イノベーション・マネジメント論
新しいアイディアをもとに、新商品やサービスを開発する方法を探究する領域です。この領域では、顧客ニーズを理解した開発方法に焦点を当てつつ、その商品開発において基盤となる科学技術にも着目します。人や社会への理解と技術への理解の双方が求められることから、いわゆる「理系と文系」の双方の視点を活用する学問領域といえます。
ゼミテーママーケティング、消費者心理
三井 雄一准教授
マーケティングの視点から、企業活動や消費者心理について学びます。また、プレゼンテーション大会で他大学ゼミと競い合ったり、企業や行政が抱える課題に対して解決策の企画、提案、実践を行っています。書籍や講義から知識を得るだけでなく、実務でどのように活用できるのかをプロジェクトを通して体験しています。これらの活動を通じて、マーケティングに関する知識の獲得に加えて、論理的思考力や提案力、実践力を養うことを目標にしています。
研究内容広告効果論、消費者行動論
主たる研究テーマは、『マーケティング活動が消費者心理にどう影響するか』です。現在、「広告が呼び起こした感動が消費行動を変えるのか」や「罪悪感が消費者心理にどう影響するのか」など、マーケティングと心理学が交差する領域を探求しています。さらに、「起業時の恐怖心が起業家の意思決定にどう影響するか」、「従業員の帰属意識が離職の意向に影響するのか」など、企業と人の心との関連するさまざまなテーマについても研究しています。
取得できる資格・免許
卒業後の進路
経営学科の学びは企業経営と深く結びついた学びなので、卒業後の進路は非常に多様です。業種では、金融( 銀行・保険・証券 )をはじめ、卸・小売業、製造業、マーケティング業などと幅広く、職種もさまざまです。一般企業以外では、国家公務員や地方公務員、教員のほか、経営学をさらに深く学ぶため、大学院へ進学する人もいます。