経営学科
企業経営を理論と実践の両面から学び、
現代の企業が直面する問題の解決策を見出す。
企業経営を多面的に理解するべく、戦略、組織、人材、情報、国際化などの多様なテーマについて、理論と実践の両面から学びます。現代の企業が直面する問題を正しく捉え、解決策を提案するために必要な論理的思考力や自己表現力を養成。不確実で競争の激しいビジネス環境を生き抜き、新たな未来へと導くことができる人材を育成します。
学びのフィールド
Professor’s Voice

商学部長
藤川 昇悟
不透明な時代を切り拓く3つの学び
様々な領域で活躍するビジネス・パーソンを育てる。
私たちが生きる世界は、環境問題の深刻化、国際紛争の激化、新技術の発明によって、不透明感を増しています。このような時代において、専門的な知識が重要になる一方で、その知識が古くなるスピードも速まっています。そのため私たちは、つねに知識をアップデートしていく必要性に直面しています。
こうした状況で大切になるのが「3つの学び」です。1つ目は専門的な知識を身に付けること。2つ目は知識を獲得する方法を学ぶこと。3つ目は、その知識を使って企業や地域の課題を解決する方法を学ぶことです。
商学部では、この「3つの学び」を講義、演習、学部プロジェクトの3つの場を通じて深めることができます。講義では、流通論、簿記原理、経営戦略論、eビジネス論など、ビジネスに関する幅広い専門的な知識を学びます。演習では、少人数のクラスで教員と一緒に、現実のビジネス・モデルを研究します。そして学部プロジェクトでは、企業や行政の支援のもと、現実の課題 を解決する力を身に付けます。たとえば、地元企業とのコラボによるマーケティング、ベトナム・ホーチミンでの海外インターンシップ、公認会計士などの国家資格チャレンジがあります。
2024年4月、商学部は創設70周年を迎えました。これまでに2.7万人以上の卒業生が、福岡、日本、そしてアジアを舞台に活躍しています。ビジネスを通じて企業を、地域を、そして世界をより良くしたい皆さん、私たちと一緒に学びませんか。
学びのポイント
- 経営課題や企業社会の問題を
考察・解決する力を養う - 現場で活きる実践知や
ビジネス倫理への理解を深める - 少人数教育で論理的思考力
と自己表現力を育む
カリキュラム(一例)
1年次
基礎
基礎的な知識を身に付け、2年次以降の専門的な学修の準備をする。
語学やデータリテラシー、スタディスキルといった大学共通科目、基礎経営学、基礎商学、基礎簿記、ビジネス情報処理、ビジネス統計基礎といった経営学科の基礎的な内容を学修し、2年次以降の専門的な学修に備えます。
2年次
応用
経営学コース・経営情報学コースでの専門的な学修をスタートさせる。
経営学コースでは経営管理論やマーケティング論、経営戦略論など、経営情報学コースでは情報ネットワーク論やオペレーションズ・マネジメント論、財務管理論など、さまざまなビジネスに適用できる専門的な学問分野について学びます。
3年次 | 4年次
発展
専門的な知識を深め、企業経営に関する調査・分析を行う。
eビジネス論、イノベーション・マネジメント論、経営倫理学など、より高度な専門分野を学びます。また実際の企業経営に関する調査・分析を行い、その問題点や解決策を検討しながら、成果を卒業論文としてまとめます。
授業紹介
- 国際経営論Ⅰ・Ⅱ
- 国際経営論では、企業が国境を越えて付加価値(利便性や幸福)を創造、獲得、活用する方法を学びます。日本企業の海外現地法人は今や3万社を超えており、国際経営に関する知識は多くの人々にとって必要不可欠な知識になりつつあります。その知識をこの授業でしっかり身に付けて、きたる将来で大いに活躍していただきたいと思います。
- 経営データマイニングⅠ
- この授業では、ビジネスの現場で日々生まれる膨大なデータをどう活かすかを学びます。データマイニングとは、データの中から役立つ傾向や法則を見つける技術です。授業では実際の株価データをパソコンで分析し、株式市場の動きを数字で理解します。統計やAI的手法を使って経済・経営の仕組みを解き明かす体験は実践的で楽しく、金融やIT業界など、データを扱う仕事で役立つ力が身に付きます。
ゼミ紹介
ゼミテーマ:企業の社会的責任(CSR)と組織のマネジメント

問題を構造的に考える思考力と
自分ごととして捉える姿勢を培う。
本ゼミでは、企業の社会的責任(CSR)と組織マネジメントをテーマとして、近年は、職場のDEI(多様性・公正性・包摂性)や働く人のウェルビーイングについて研究しています。文献購読や事例分析を通じ、その問題の裏にある原因や背景を推察して問いを立てる力を養います。「なぜ?」と問い続け、物事の根源を解き明かそうとする意識を常に持つことが重要です。また、学生たちにはゼミでの活動を通し、目の前の課題を「自分ごと」として考える姿勢を身に付けてほしいです。今の自分ができることは何か、と主体的に考える姿勢は、これから社会に出て生きていくうえでの学びと成長を支える基盤になるでしょう。
商学部経営学科
吉野 直人 教授

実践的に経営学を学びながら、
主体性と多面的思考力を養う。
企業に近い距離で経営学を実践的に学びたいと考え、本ゼミを志望しました。現在はDEIの観点から「男性育休」をテーマに研究しています。街頭インタビューから見えたのは、「制度が整備されていても、必ずしも現場で機能しているとは限らない」という現実でした。また、データの分析では、自分の思い込みを排し、徹底して客観的にデータと向き合うことで、多面的・批判的に捉える力を養いました。研究が行き詰まった際には、「課題が複雑な時こそ、立ち止まって状況を可視化することが大切だ」という先生の言葉に救われました。ゼミ長として組織をまとめるうえでも、この姿勢を常に意識し、冷静に次にすべき行動を考えられるようになりました。
商学部経営学科 4年
<2025年12月時点>
尼田 莉理(福岡県・西南学院高等学校出身)
Voice

ゼミで学んだ企業経営の使命を胸に、
地域経済の活性化に貢献する。
経営学科の魅力は、経営戦略から経営倫理まで、経営に関する知識を幅広く体系的に学べることです。多様な科目を通して、企業の成長や変革の背景にある考え方を学ぶことができます。また、ゼミでは少人数で専門分野を深く掘り下げ、調査や議論を通して答えを導くプロセスを重ね、論理的思考力を培うことができました。中小企業やスタートアップに関する研究に携わる中で、企業経営には利益追求だけでなく「地域経済を支える」という重要な役割があることを実感。卒業後は企業の課題解決に寄り添いながら、地域経済の活性化に貢献していきたいです。
商学部経営学科 4年
<2025年12月時点>
下川 悠仁
(福岡県・福岡高等学校出身)
内定先:東京海上日動火災保険株式会社
就職情報

関連情報
取得資格・進路
- 取得できる資格・免許
-
- 中学校教諭一種(社会)
- 高等学校教諭一種(地理歴史・公民・商業)
- 学校図書館司書教諭
- 博物館学芸員
- 卒業後の進路
- 経営学科の学びは企業経営と深く結びついた学びなので、卒業後の進路は非常に多様です。業種では、金融( 銀行・保険・証券 )をはじめ、卸・小売業、製造業、マーケティング業などと幅広く、職種もさまざまです。一般企業以外では、国家公務員や地方公務員、教員のほか、経営学をさらに深く学ぶため、大学院へ進学する人もいます。




