商学科
新たな価値を生み出す根源とは?
ヒト、モノ、カネ、情報が国境を越えて地球規模で
自由に行き交う、まさにグローバリゼーションの時代となった今、
既成概念を超える社会の在り方が生まれようとしている。
その中で拡がる新たなビジネスチャンス。
そのチャンスをつかみ、カタチにするのは
いつの時代も“発想力と行動力”である。
大きな潮流を生む熱意が
ビジネスを動かし、まだない価値を創出する。
体系的に商学を学ぶ
商学科ではあらゆるビジネスにおいて重要な「ヒト、モノ、カネ、情報」について体系的に学びます。また学びを深める中で、現代社会で起こっている問題と向き合い、ビジネスパーソンに不可欠な深い倫理観を養います。
専門性をさらに高める2つのコース
2年次から「商学コース」「会計学コース」のどちらかを主専攻コースとして選択。自らの興味関心が強い分野を重点的に学ぶことができます。
基礎的な知識を身に付け、2年次以降の専門的な学修の準備。
大学共通科目(語学等)と商学部そして商学科で学ぶ基礎的な分野を中心に学修します。商学コースでは流通総論や産業論など、会計学コースでは簿記を中心に学修し、2年次以降の専門的な学修に備えます。
商学コース・会計学コースでの専門的な学修がスタート。
商学コースではグローバル・ビジネス論、地域ビジネス論、そして銀行・証券・保険など、会計学コースでは財務諸表や原価計算、工業簿記など、さまざまなビジネスに適応できる専門的な学問分野について学びます。
専門的な知識を深め、社会で必要な知識を身に付ける。
経営分析、会計監査、そして管理会計など、より高度な専門分野を学びます。さらにビジネスにおける創造的な問題解決能力を身に付けます。そして4年間の学修の成果である卒業論文を作成します。
管理会計論
管理会計とは、「管理」と「会計」という名が示す通り、組織内部のマネジメントのために利用される会計です。そのため、会計とはいっても、単に帳簿を付けるだけではなく、経営者の意思決定や業績管理など、経営上の多様な用途に幅広く活用されます。本講義では、管理会計が担う社会的意義、実務的な役割などについても学習していきます。
流通総論
みなさんが日々の買い物をしているお店には様々な特徴があります。スーパーはなぜ食品の品揃えが豊富なのでしょうか?コンビニにはなぜ新商品が多いのでしょうか?この科目では、なぜこのような違いが生まれるのかについて、企業の戦略やビジネスモデルだけではなく、その背景にある日本や各地域の伝統や文化などもふまえながらみなさんと一緒に考えます。
ゼミテーマ会計学的手法を用いた経営分析
原口 健太郎准教授
主に福岡の企業を対象として会計情報等の分析を行い、現状の把握とさらなる発展のための戦略の考察に取り組みます。2年次には指導教員から与えられたテーマに基づいて基本的な分析を行います。3年次には自らテーマを設定してより本格的な分析を行い、公認会計士等の学外有識者に対するプレゼンテーションを予定しています。私自身が日米の公認会計士であることから、日本公認会計士協会や監査法人・税理士法人等との連携にも積極的に取り組む予定です。
研究内容データサイエンスと会計学
研究テーマはAI・機械学習の会計学に対する適用です。伝統的に、会計学においては、企業が開示した財務情報や、株価・債券価格等の金融情報等の莫大な量のデータを取り扱います。このため、近年データサイエンス分野で急速な発展を遂げているAI・機械学習手法の適用により、特に金利予測等の領域で多くの知見が生み出されることが期待されています。近隣の九州大学理学部等との共同研究を推進し、西南のスローガンでもある「福岡から全国へ、世界へ、はばたく力を。」を教員自らが先導すべく、国際的な興味の関心となる研究成果の獲得を目指しています。
取得できる資格・免許
卒業後の進路
業種やエリアを問わず活躍の場を広げられるのが商学科の特徴の一つで、卒業生は金融・保険業、卸・小売業、製造業などのさまざまな民間企業に就職しています。地域も幅広く、九州のみならず、大都市圏、そして海外へと羽ばたいています。また一方で、公務員試験、公認会計士・税理士などの国家試験に挑戦する学生もいます。