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令和2年司法試験最終合格発表を受けて

 2021年1月20日に、法務省より令和2年司法試験の結果が発表されました。出願者4,226名、受験者3,703名に対する最終合格者は1,450名でした。本学法科大学院修了者の最終合格者数は5名でした。合格は、なによりも合格者自身の努力の成果ではありますが、学内の皆様からのご支援の賜物です。心より御礼申し上げます。
 本年の司法試験につきまして、本学法科大学院修了者の受験者は24名でした。そのうち短答式合格者15名で、最終合格者は上記のように5名でした。合格者は本学法学部の出身者であり、学部からの一貫した教育の成果が現れたものといえます。
 今年の結果を受け、これで本学法科大学院の累積修了生294名に対して、78名(法学既修者17名、法学未修者61名)の最終合格者(既修者の中に修了年に予備試験合格の受験資格で合格した1名を含む)を輩出したことになります。
 本年の結果は昨年と比較すれば良い結果となりました。全国の法科大学院の状況と比べると努力が必要な状況です。募集停止となった現在でも、6名の在学生が司法試験合格をめざして勉学に励んでいます。今後も可能な限り学生の支援を続けていくつもりですので、引き続き皆様方のご理解、ご支援をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

2021年1月22日
西南学院大学 法科大学院(法務研究科)長 宮崎幹朗

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