将来に備えて資格をとろう。
英語力を客観的に測ろう。
最近は、大学生の間にも各種資格試験を受ける人が増えています。それは経済、社会情勢の影響が大きいと思いますが、単なる学歴だけではなく、自分の能力や技能を客観的に評価してもらい、あるいは将来の仕事にも直接的に役に立てたいという希望の表われだと思います。
一口に資格試験といっても自分が属する学部によって取れる資格試験とか適した資格試験があります。またここでは運転免許や趣味の免許のことは省きます。
英語専攻の学生としてはやはり英語や専門に関連する資格をとるのが自然であり、有利でしょう。まず英専の卒業資格を条件として取得できるものとして英語の教職免許があります。その他のものはほとんど自主的に、個人的に試験を受けて取得できるものばかりです。英専の学生が受けるのに適しているものおよび英専の先輩が取得した実績のある資格のうち主なものを紹介します。
TOEIC(Test of English for International Communication)
内容 | 60カ国で実施されている世界共通の英語の実用能力試験 |
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成績 | 990点満点。Aレベル(860点以上)~Eレベル(220点未満) |
評価 | 企業研修、海外派遣条件に利用され、就職の自己PRに利用できる |
TOEFL(Test of English as a Foreign Language)
内容 | 英米の大学や大学院留学する際の英語レベル評価として利用される |
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成績 | 試験(iBTTM)結果は120点満点中のスコアで示される |
評価 | 本学の派遣留学生選抜試験の語学試験に利用される |
英検(実用英語技能検定)
内容 | 語学試験の中では最も広く知られており、受験生も一番多い |
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成績 | 1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級 |
評価 | 進学や就職をする際に英語の実力を測る基準として評価される |
ビジネス英検(日商ビジネス英検)
ビジネス英検 | 国際ビジネスのコミュニケーション手段としての英語能力を測る |
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成績 |
1級、2級、3級 |
評価 |
社会人として、特にビジネスに携わる能力が問われる |
国連英検
内容 | 英語の運用能力と国際人としての知識を測る試験 |
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成績 | 特A級、A級、B級、C級、D級、E級がある |
評価 | 国際公務員試験においてはこの試験を語学審査の基準にしている |
ガイド(通訳案内士)試験
内容 | 日本で外国人旅行者を案内する通訳の仕事をするための国家試験 |
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成績/合否 | 合格したら旅行会社だけでなく、契約社員や、独立開業もできる |
評価 | 英語などの10の言語で外国人の通訳、接遇の能力を認定する |
その他、秘書検定、国際秘書検定、簿記、通関士、など。