【教員著書】

書籍名:
新版・入門コミュニケーション論
著 書:
宮原 哲
出版社:
松柏社
発行年月日:
2006年5月15日

【目次】

1.科学としてのコミュニケーション
2.人間コミュニケーションの基本的な考え方
3.ことばとコミュニケーション
4.ノンバーバル・コミュニケーション
5.認識コンピテンス
6.人を動かすコミュニケーション・コンピテンス
7.対人コミュニケーション・コンピテンス
8.小集団コミュニケーション・コンピテンス
9.組織内コミュニケーション・コンピテンス
10.異文化間コミュニケーション・コンピテンス

【レビュー】

1992年出版の「入門コミュニケーション」の改訂版で、日本ではまだ発展途上のコミュニケーション学の領域で研究、教育が行われている内容を入門的な大学での授業用に執筆したテキスト。それぞれの章の冒頭に、日常の人間関係で起こりそうな状況をエピソードとして掲げ、そこに登場する人物やその周囲からの視点をコミュニケーション学的にはどのように考え、またどのようなコミュニケーション行動が求められるのか、というテーマで一つひとつの章を展開している。前半が理論編で後半が実践編。コンピテンスという、日本語では能力、知識、資質、人間性などを広くカバーした概念を使い、実際の場面で求められているコミュニケーション行動について解説している。

新版・入門コミュニケーション論