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留学の計画と準備

 留学する目的意識をしっかり持ち、事前の準備をしっかり行うことがその後の留学生活の成果を大きく左右します。1年次から計画的に情報収集し、留学準備を進めてください。

 在学中に異文化に触れ、国際感覚を磨く体験は、あなたの貴重な財産となり、新しい自分を発見する良い機会となります。国際センターでは、そのような経験をバックアップするために、各種プログラムを提供しています。在学中の早い時期からそれらのプログラムを上手に活用することで、あなたの可能性を広げてください。

 なお、卒業生も窓口での相談や国際センター備え付けの資料の閲覧が可能ですので、お気軽にご利用ください。

I.留学する際の心構え・必須条件

1.目的意識・自立心

 留学を志すにあたって最も重要なことは、しっかりとした目的意識を持つことです。留学そのものは目的ではなく手段に過ぎません。「何を学ぶのか」「何のために留学するのか」、また「その留学体験を将来どのように生かしていくのか」という長期的な視野に立って留学を考えることが大切です。

2.語学力・基礎学力

 外国人対象の語学コースではなく、留学先の大学で正規課程に在籍する場合、現地の学生と同じ授業に参加し、膨大な課題をこなすために十分な語学力が必要です。留学開始まで継続して語学力の向上に努めるとともに、大学の授業をとおして基礎的な学力、知識を身につけてください。

3.留学費用の準備

 留学費用に関しては事前に綿密に調べ、しっかりとした資金計画を立てる必要があります。留学費用として準備すべき基本的な項目は、次のとおりです。

・本学の学費
・留学先大学の授業料
・その他、宿舎費(寮費等)、食費、雑費(書籍代、被服費、医療費等)、ビザ申請料、往復渡航費、保険料

 必要経費は、留学先の国・地域、大学あるいは個人によって差がありますが、授業料を除く平均的な1ヵ月の生活費の目安は、次のとおりです。

・欧米 :10万円
・アジア: 6万円

II.留学の種類

本学在学中に海外の教育機関に留学する場合、次の3通りの方法があります。
(1) 海外派遣留学
(2) 認定留学
(3) 休学による私費留学

 留学をするにあたっては、まずそれぞれの留学について、その制度の特徴や他の制度との違いをよく理解し、申請手続きや授業料等の諸費用、本学での履修および卒業時期への影響等について知ることが重要です。

III.大学の選び方(留学の情報収集)

★留学したい大学を探すには

  • 留学したい国の関係諸機関(例えば、各国大使館・領事館など)や福岡県国際交流センター(アクロス福岡こくさいひろば)、日本学生支援機構留学情報センター、日米教育委員会留学相談サービスなどを上手に利用し、留学先国及び大学についての情報を集めましょう。
  • 留学経験者(教員・学生)の体験談を聞く。

★留学したい大学を選ぶ際の基準

1.受講科目

 最も重要な大学選択基準の一つは、自分が受講したい分野の科目が充実している大学かどうかです。留学で何を学びたいのか、明確な目的を持って大学選びに臨みましょう。外国の大学で勉強できる貴重な機会を生かして、留学先でしか学べない科目を履修するのも一考に値するでしょう。

2.費用

 いずれの国でも大都会に近いほど生活費を含めて費用は割高になりますが、国・地域によって留学費用にかなりの差がみられます。学費も国や大学の種類により異なります。アメリカの場合は、日本に比べ全体的に学費が高いのですが、一般的に南部や州立大学の方が費用が低く押さえられるようです。

3.場所・地域

 それぞれの地域ごとの特性をよく理解し、納得したうえで留学先を決定することが大切です。人口や情報、刺激の多い都会を希望するのか、自然に囲まれ落ち着いた雰囲気の田舎を好むのか、日本人の居住者数等、様々な特性を考慮して自分にあった地域を探しましょう。外国で生活するのですから、日本と違うのは当然のことですし、むしろその違いを積極的に楽しむくらいの余裕をもちましょう。

4.気候

 例えば、広大なアメリカでは地域によって気候も千差万別ですが、学校や寮では冷暖房設備がかなり整っているところが多く、室内では年中半袖で過ごすことができるところもあります。ほかの国でも、よほどのことがない限り、気候を条件に地域を限定してしまう必要はありませんが、個人の好みや体質もありますので、大学選びの際の一つの参考になるでしょう。

5.治安

 日本ほど安全な国はないとよく言われます。実際、外国では、日本人の観光客や留学生がトラブルに巻き込まれる事件もしばしば起きています。しかし、だからといって海外留学をことさら危険なイメージでとらえるのも短絡的かと思われます。どこの国であろうと比較的安全な地区や危険な地区はそれぞれ存在するものであり、その土地の住民から早めに情報を得て、それに従うことを基本に行動すれば、トラブルは最小限に止められるのではないでしょうか。要は自ら危険を招くことのないよう、安全対策のアンテナを常時張り巡らせておくことが重要でしょう。外務省ホームページや厚生労働省ホームページ等には危機管理に関する情報や注意事項が細かく説明されていますので、随時チェックすることをお勧めします。

外務省 海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
厚生労働省ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/
6.留学生(日本人を含む)の規模・留学生のサポート充実度

 カルチャ―ショックを受けやすい人や、ホ―ムシックにかかりやすい人には、日本語を話せる相手がいたほうが情緒が安定して、かえって留学の成果があがる場合もあります。留学前の下調べが十分に出来ていれば、それだけカルチャ―ショックを和らげることができます。その大学にはどれくらいの留学生が在籍しているのか、日本人留学生の有無等も自分の希望と合わせて調べておくとよいでしょう。さらに、留学生へのサポート充実度も大学によって異なるため、語学や諸手続き、生活等に不安が大きい人はこれも重要な選択基準となります。

★留学斡旋事業者のプログラムを利用する場合の留意点

 留学斡旋事業者のプログラムを利用する場合は以下の点を考慮し、信頼できる業者を選択するよう心がけることが大切です。なお、国際センターでは、具体的な業者の紹介はしていませんので、各自の責任において判断・選択をしてください。

  • 渡航先の国の文化・社会事情を知っておくことは、円滑な海外留学を行うためには不可欠です。事前に十分なオリエンテ-ションが実施されるか。
  • 留学先の学校の概要、教育課程、周辺地域の環境等の情報提供が十分行われるか。
  • ホ-ムステイをする場合は、渡航前にやりとりができるよう十分な時間的余裕をもってホストファミリ-の情報が提供されるか。
  • 渡航先においてトラブルや困ったことが発生した場合、円滑に解決するための援助・相談体制が整えられているか。
  • 斡旋プログラムの中には、内容が実際と違っていたり、滞在先の条件が契約と違っていたりする例があることが過去に指摘されています。プログラムにおける学習内容、渡航先におけるサポート・相談体制、支払う経費等は契約内容を十分確認しておきましょう。

【問い合わせ先】

西南学院大学 国際センター
〒814-8511 福岡市早良区西新6丁目2-92
TEL 092-823-3346 FAX 092-823-3334
E-mail:intleduc@seinan-gu.ac.jp