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海外派遣留学

プログラム概要

 西南学院大学と国際交流協定を締結した教育機関に交換留学生として派遣する制度です。本学は1971年に学生の派遣を開始し、これまでに海外に派遣した学生は約1,600人を数えます。現在、32か国88 大学の大学と学生交換に関する協定を締結し、毎年約100人の学生を海外に派遣しています。

募集情報

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派遣期間

  •  A日程:1年間留学 3月~翌年2月(12カ月)/半年間留学 3月~8月、9月~翌年2月(6カ月)

  •  B日程:1年間留学 9月~翌年6月(10カ月)/半年間留学 9月~翌年1月(5カ月)
  •  ※A日程:ドイツ語派遣、韓国語派遣、英語派遣(韓国、ドイツ、南アフリカ、チリ、ペルー、タイなど)

  •  ※B日程:上記以外の国(A日程の派遣枠に余りが出た場合はB日程でも募集します。)

  •  ※国や大学によって、派遣期間は異なります。詳細は、最新の募集要項を確認してください。

 受験資格

  (1)学籍
  学部生・大学院生
  ※応募可能な協定校は、募集要項に掲載する。  

 (2)在学成績
  在学成績のGPAが2.2以上(卒業要件に算入しない科目の単位は除く)
 (3)語学力要件
  募集要項に掲載する語学力要件を満たしていること。

  • <応募資格のない者>
  •  ◆帰国時に、学則第18条に該当する(在籍期間が8年を超える者)

  •  ◆募集年度に本学を卒業する者

提出書類

 派遣留学計画書、外部語学力試験結果など

選考

  合格者は、以下の選考要素を総合的に判断し、選考判定の順位順に合格者を決定します。派遣先大学は、順位の高い合格者の希望が優先されます。
 ◆在学成績(GPA)
 ◆語学力成績
 ◆派遣留学計画書
 ◆所属学部・学科・専攻での留学適性判断

  • 応募にあたっての注意事項
  •  ◆派遣先大学は、選考成績などに基づき、本人の希望を加味して決定しますので、必ずしも第1希望の大学(国)に派遣されるとは限りません。
  •  ◆留学に伴う資金計画や卒業までの学習計画、将来設計を十分に考慮した上で、保証人の合意のもとに申し込んでください。なお、選考中および選考後の辞退は、特別な事情を除き、基本的に認められません。
  •  ◆合格発表後に開催される各種オリエンテーションや研修には、必ず出席してください。無断で遅刻・欠席したときには留学が取り消されることがあります。

募集スケジュール

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海外派遣留学生の募集

・A日程:7月中旬~9月中旬

・B日程:11月下旬~12月中旬

合格者・補欠者発表

・A日程:10月下旬

・B日程:1月下旬

募集要項

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※協定校の語学力要件、その他募集内容は以下のページで必ず確認してください。
 国際センターHP: https://w3.seinan-gu.ac.jp/intleduc/

奨学金

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海外派遣留学生には西南学院大学から奨学金が支給されます。
詳しくはこちらをご確認ください。

体験談

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多くの変化をもたらした7か月

文学部外国語学科英語専攻  神田 紗織さん

ヨーク・セントジョン大学(イギリス)

留学を志した時期や留学を決意した理由を教えてください

高校生の時に研修でイギリスに行く機会があり、それ以来イギリスに派遣留学したいという思いを抱いていました。大学2年のときに受講した言語教育センター主催のIELTS対策講座をきっかけに語学力要件を満たしたことで、長年夢だったイギリス留学を実現しようと決意しました

どのように留学先を選びましたか

ヨークの中世の面影の残る美しい景観に惹かれてこの大学に決めました。ヨークはとても落ち着いていながらも活気のある都市で、大都市の喧騒から離れていながら観光業も非常に盛んです。また、イギリスのほぼ真ん中にあり、ロンドンやスコットランドなどへのアクセスも良いことも決め手の一つです。

留学先(国、地域、大学)の魅力について教えてください

イギリスの魅力はなぜかまた行きたくなるところなのではないかと思います。常に変化し進歩していく中で歴史や文化を大切にし、誇りに思っているところがとても好きでした。なかでもヨークは、言葉では語り尽くせないほど本当に素敵な都市です。大学も留学生に対するケアが手厚いと思います。

留学生活で楽しかったことや苦労したことは何ですか

慣れない文化の中で落ち込むことはありましたが、それ以上に楽しいことばかりでした。現地でできた友人との思い出は本当にかけがえのないものです。普段のたわいもない会話や一緒に出掛けたことなど、すべてが愛おしく大切な思い出です。

留学によって得たものは何ですか

 様々な文化や価値観をもつ人々との出会いのなかで、相手を尊敬し、少しでも理解しようとすることの大切さを実感しました。100人いれば100通りの人生があり、その100人の物事の考え方は人との出会いや時間の流れとともに500通りにも1000通りにもなります。そのようななか、そのうえ異なる言語で、相手のことを知り、関係を深めていくのは本当に難しいことでした。お互いのことをより深く知り、思いやりあった経験は、これからの自分の大きな基盤になると思います。  新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、やりたかったこともできぬまま帰国が決まってしまい、仕方ないのですがやはり残念に思います。本当に仲良しだったイギリス人の友人に直接感謝の言葉を言えなかったことは一番の心残りです。これを機会に、もう一度ヨークへ行き、友人たちとできなかったことをするという次の目標ができました。次回行くときには、留学時以上に英語も人間性も成長した姿で、お世話になった人々に再会したいです。留学で培った行動力や相手を尊敬する気持ちを忘れず、これからも様々なことに挑戦していきたいです。

これから長期留学を目指す学生へ、メッセージやアドバイスをお願いします

私は留学して後悔することは何もありませんでした。もし留学するか悩んでいるのであれば、挑戦してみることをお勧めしたいです。留学の体験談を聞いたり、西南への別科留学生と話してみたりして自分の中の留学に対するイメージを膨らませるといいと思います。また留学先の語学要件を満たすことや、留学先で学びたいことを見通して西南で学習することもとても重要だと思います。イギリス留学では特にリーディングとライティングの力が求められると思うので、留学前から時間をかけて力をつけていくといいと思います。

人生を変える留学

国際文化学部国際文化学科 永留 光洋さん

ノースカロライナ大学グリーンズボロ校(アメリカ)

留学を志した時期や留学を決意した理由を教えてください

留学を意識し始めたのは、高校三年次の頃です。元々、海外での生活に強い憧れがあり、大学生では自分の人生のターニングポイントになるようなことに挑戦してみたいと考えていました。その結果、留学が自分のニーズにあうと感じ、留学を決意しました。

どのように留学先を選びましたか

英語圏であること、そして、留学先の大学に日本人が少ないことに重点を置きました。そして、留学先を絞った上で、留学生に対する手厚さ、サポートの充実度を意識して留学先の大学を選びました。

留学先(国、地域、大学)の魅力について教えてください

ノース・カロライナ大学グリーンズボロ校は、大学の敷地も広く、施設も充実していて、過ごしやすいキャンパスです。また、留学生も数多く在学していて、様々な国から学びに来ています。現地の学生はもちろんのこと、世界中からやってきた、多くの学生たちと切磋琢磨することができます。

留学生活で楽しかったことや苦労したことは何ですか

授業での活動はもちろん、学生との交流、具体的には日本語の講師ボランティアとしての活動といったものが思い出に残っています。苦労したことは、勉強です。リーディングといった課題を毎日こなすことは非常に大変でした。最初は、課題をこなすこと、授業内容を理解することに苦労しました。課題に関しては、努力と慣れでなんとか乗り越えました。授業理解に関しては、予習をしっかりすること、わからない点はオフィスアワーを利用して教授に質問をしたりして対策をしました。その一連の取り組みを通して、自分で行動を起こす大切さを知ることができました。そして、なにより自信を得ることができました。

留学によって得たものは何ですか

私は何よりも、自信と忍耐力を得ることができたと思っています。留学では正直に言って、楽しい大ことも、もちろんですが大変なこともたくさん経験しました。そのようなときに、自分なりに考え、取り組み、問題解決のために努力する。この実戦経験を繰り返して、自信とじっと構える意識が身に付きました。英語力の向上であったり、他文化理解であったり、友人を作ったりなど、もちろんそれらのことも達成することはできました。ですが、英語力の向上を例に出すと、英会話をうまくなりたいのであれば、それには知識も必要ですが、それと同じくらいに自信が必要だと思います。また、自分で英語の向上を実感するまで、投げ出さずに頑張り続けるためには、忍耐力が必要です。ですので、自信と忍耐力というものはすべてにつながってくると思いますし、それを得ることができたのが何よりも自分の中で印象に残っています。

これから長期留学を目指す学生へ、メッセージやアドバイスをお願いします

留学では、楽しいことと辛いこと両方を経験すると思います。ですが、そこでめげずに、楽な方に逃げずに、なぜ留学をしたのかをもう一度考えて乗り越えようと努力してみてください。そうすれば、必ず一歩前進できると思いますし、自分の成長に繋がると思います。そして、留学に行こうか迷っている人がいたらまず、一歩を踏み出してみてください。最初は旅行に行ってみたり、短期留学に行ってみたり、必ずしも長期である必要はありません。いつもと違う環境に身を置くだけで、多くのものが得られると思います。ぜひ、海外に目を向けて、挑戦してみてください!!

関連資料・リンク

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