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ボランティア

ニュース詳細

【実施報告】2020年度 ボランティア講座・研修を実施しました

2021.03.19

 2020年度は、オンラインにて様々な分野のボランティア講座・研修を実施しました。※詳しくは下記をご覧ください。

 これからも一人でも多くの学生たちがボランティアに参加し、「点」を残し、やがて「点」と「点」がつながり、「線」、そして「面」へと繋がってくれることを願っています。

≪海 外≫   「オンラインSDGs海外ボランティア研修」(全12回)
≪災 害≫   「大学生災害ボランティア講座」(全7回)
≪  SDGs ≫   「MIRAI Map®(夢×SDGs)を作ろう!」(全2回)
            「第20期国際協力NGOカレッジ講座」(全6回)
≪福 祉≫   「手話講座」(全3回)
≪その他≫   「ボランティア入門講座~ボランティアへのはじめの一歩~」
        「ありがとう講座」



【オンラインSDGs海外ボランティア研修】

 2020年度海外ボランティア補助金対象プログラムの一般社団法人ボランティアプラットフォーム主催「オンラインSDGs海外ボランティア研修」に、学生96名(ショートコース7名)が参加しました。この研修は12回にわたり、日本と世界のSDGsの取り組みをeラーニングで学習し、LIVEアクティビティでは、カンボジアとオンラインで結び、現地の子どもたちとゲームをしながら直接日本語を教えることができるボランティアも2回含まれていました。参加した学生からは、
・持続可能な社会は大きな目標達成に思えるけれど、私たち一人ひとりができることも数多くあるのだとわかった
・カンボジアの子どもたちとzoomを通して授業を行ったことはとても新鮮だった
・LIVEアクティビティではカンボジアの子どもたちの学習意欲に刺激を受け、自身の態度を見直すとともに、世界中の子どもたちが勉強できる環境を整えたいと強く思った
・今回の研修を通して、一つ一つの目標や、世界の出来事を、詳しく学ぶことができて、視野がさらに広がり、次世代を担う1人としての責任や義務を再確認することができた
・研修を受けてからは、街中にあるSDGsという言葉に目が行くようになったり、食べ残しやビニール袋に対しての意識も変化するなど、自分自身の変化も実感することが出来た
などの感想が寄せられました。



【大学生災害ボランティア講座】

 2020年9月から2021年3月までの計7回(月1回)、福岡学生災害支援実行委員会主催の「大学生災害ボランティア講座」をオンラインで開催しました。近年、九州各地で発生した災害を振り返り、今後大学生としてどのような支援活動が実施できるかを検討するため、各回にそれぞれの分野に精通している講師をお招きし、講演を聞いたり、グループ討議や全体共有などで交流しながら、他大学の学生たちと一緒に災害ボランティアについて学びました。参加した学生からは、
・災害ボランティアとして参加する際は被災して困っているだろうから家の片付けを手伝いに行く!と思って行動するのではなく、一人ひとりが物理的被害・心理的被害・経済的被害・身体的被害などの役割を分担し、ニーズにあった支援をすることが大切だと思った
・グループ討論では、自分では思いつかなかった意見をメンバーから聞くことができ、とても参考になった
・様々な大学の方と意見交換ができ、良かった
・被災された方の心に寄り添い支えていくことも支援の重要な一つであることを学んだ
などの感想が寄せられました。
※2021年度も引き続き実施いたします。



【MIRAI Map®(夢×SDGs)を作ろう!】
 2020年9月23日、30日の2回にわたって「MIRAI Map®(夢×SDGs)を作ろう!」講座をオンラインで開催しました。「夢×SDGs=MIRAI Map®」は、生きる力を応援するプログラムで、講師には生き方のデザイン研究所代表理事・コーディネーターの遠山昌子氏をお招きし、学生・教職員10名が参加しました。講座では、「地球よし→社会よし→自分よし→まわりの他者よし」という4つの視点からSDGsと自分の未来を重ねて、夢を描くをテーマとし、ワークやゲームをしたり、123(ひふみ)コーチングを行いました。自分の「好き」「得意」「強み」「興味のあること」についても考え、自分の「好き・得意」なことを自己分析することで、将来自分が活躍できるステージについて想像することができたり、今までは知らなかった自分を知ったり、貴重な機会となりました。また、テーマを踏まえながらMIRAI Map®を作成し、一人ずつ実現するべく言葉とともに発表しました。参加した学生からは、
・自分自身を見つめ直す良いきっかけになった
・イベント後にボランティアセンターの方と直接お会いしたり、講座に参加していた学生と学校で会ったときに声をかけてもらったりして、人とのつながりはオンラインであっても深められるものなのだなと希望を感じた
・『This is me』という言葉にすごく支えられたように思う
・知識や知恵だけでなく、心までもが満たされたMIRAI講座であった
・自分の将来について、今までとは違った形で考えるとても良い機会になった
などの感想が寄せられました。



【手話講座】

 2020年10月7日、14日、21日の毎週水曜日に、2時間ずつ3回にわたって「手話講座」をオンラインで開催しました。特定非営利活動法人障がい者相互支援センターMCPから講師の本田いずみ氏、市川杏奈氏をお招きし、障がいについてや情報保障とは何かという基礎知識、簡単な手話での自己紹介などを学びました。講座には学生17名が参加し、参加した学生からは、
・手話は手だけを使うイメージがあったが、表情まで含めて言語が完成するのだなと感じた
・マスクで表情が見えない昨今だが、手話を覚えて少しでも聴覚に支障がある方の力になりたいと思った
・いろいろな手話の由来を知りたいと思った
・コロナ禍において、マスクをしていることによって、口の動きが読み取りづらくなってしまったということを初めて知り、とても驚いた
・手話は1つの手段であり、完ぺきではない。一番大事なのは、人への思いやりである、と改めて気づくことができた
などの感想が寄せられました。



【ボランティア入門講座~ボランティアへのはじめの一歩~】

 2020月12月2日に、1・2年生対象の「ボランティア入門講座~ボランティアへのはじめの一歩~」をオンラインで実施しました。講師に、認定NPO法人日本ボランティアコーディネーター協会(JVCA)運営委員の加留部貴行氏をお招きし、13名の学生が参加しました。この講座では、ボランティアの語源から、学生のボランティア体験談、また、コロナ禍で何ができるかなど、様々な視点からボランティアについて学び、考えました。参加した学生からは、
・福祉系のボランティアをしているが、他の分野のボランティアにも参加してみたいと思った
・ボランティアについて、自分とは異なる視点での考え方や新しいアイデアなどを聞くことができ、視野が広がった
・助けを必要としているが『助けて』と言えない人、ボランティア活動を知らない人に対しどのように活動の輪を広げていくかが今後の課題だと思った
・このようなご時世だからこそ、何かできることはないか考え、行動に移すことのできるようボランティア活動に携わる第一歩を踏み出していこうと思った
などの感想が寄せられました。



【第20期国際協力NGOカレッジ「SDGsと私たちの生活」講座】
 2021年1月から3月までの計6回(月2回)、特定非営利活動法人NGO福岡ネットワーク(FUNN)、特定非営利活動法人泉京・垂井との協働で【第20期国際協力NGOカレッジ講座「SDGsと私たちの生活」】をオンラインで実施しました。今回のNGOカレッジでは「SDGsと私たちの生活」をテーマに、日常の生活からSDGsを考え、自ら実践していくきっかけとなるような連続講座となっており、参加した学生からは、
・年代や置かれている環境によって、SDGsについて知識に差があることを知り、自分自身が学ぶだけでなく、SDGsについて周りの人と話すことも、同じように大切であると改めて思った
・ひとりでは考えつかないような様々な切り口から問題をとらえることができた
・年代や住む地域の異なる参加者同士が、オンライン上でつながり一緒に学ぶ貴重な機会となった
などの感想が寄せられました。



【ありがとう講座】

 2021年3月1日に、一般社団法人笑い文字普及協会の岩本千加子氏を講師にお招きし、オンラインにて「ありがとう講座」を開催しました。学生14名と職員が参加しました。ありがとう講座とは、笑い文字初級講座で、筆文字で「ありがとう」の文字の中に満面の笑顔を描く、書いて半分、渡して完成の「笑い文字」は、コミュニケーションツールです。「ありがとう」を伝えることを大切にしている本学で、被災地支援活動の事前研修としても取り組んでおり、東北や各地でのボランティア活動の時に「ありがとう」の笑い文字ハガキをお渡ししています。参加した学生からは、
・笑い文字をもらったことがきかっけで講座に参加したが、自分でも描いてみて、とても楽しかった
・今回をきっかけに「ありがとう」をもっと伝えていきたい
・両親や親戚、日頃お世話になっている人たちへ渡したいと思った
・描いているだけで、自分も明るく前向きな気持ちになった
・気持ちを伝える新しい方法を学ぶことができた
・感謝を伝えることの大切さを改めて感じた
などの感想が寄せられました。

     
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