2015年1月14日

*番組鑑賞後10分ほどで執筆。特に平木から補足説明はなし。
*匿名もしくはペンネームで提出と指示。
*誤字脱字、用字、番組登場人物名など平木が適宜判断し修正。

もし、自分がフリーターの立場であの現場に立っていることを考えながら、ビデオを見た。メーカーから任される仕事をただひたすらこなすことが自分に続けられるのか、それが本当にやりたいことなのかなどいろんなことを考えた。年をとればとるほど"今の自分はこんなことをしていていいのか?""周りのみんなはちゃんとした企業で働いているのに…"など周囲の目や、周りからのプレッシャーに自分は耐えられるのか不安になる部分もあると感じた。

年をとればとるほど他に行き場がなくなり定着する傾向がある。そこがあの番組の3人の若者との違い。しかし「不安」や「プレッシャー」がなくなるわけではない。


マークシート
まず、思ったのは、フリーターだとあんなにきつい作業を長時間続けても賃金はやはり少ないので自分も就職をまじめに考えないといけない時期になってきているので自分の身に危機感をすごく感じました。最近の若者にもいえることでやっぱり続かない人は何をやっても続かない人だなと思いました。雇う側と雇われる側でも自分が雇う側だったら、やっぱりフリーターのほうがコストもかからなくて済むのでいいし、でも、雇われる側からしたら給料のいい正社員で雇ってもらいたいんだろうけど正社員ではなくても働かせてもらって給料がもらえるだけでもいいからってこういう雇用関係が成立しているんだなって思いました。こういう人たちになりたくないって正直思ったけどこういうフリーターの人たちの作業とかがないと成り立たないかもしれないことがあるので不思議だと思いました。

なぜあの3人をはじめとしたフリーター達はあそこにいたのだろう?


ふぃろそふぃ
フリーター漂流〜モノ作りの現場で〜を観て、工場で働くフリーターの現実を知りおどろくことばかりでした。請負会社の元で働くフリーターにとって急な工場の移動や仕事の変化は避けることができないものであるといっても、やはり肉体的にも精神的にもきつく、続けるのは厳しいということが分かりました。しかしそれは請負会社だけの責任ではなく、請負会社という立場上、メーカーからの要望は断るわけにはいかず、ただ要求を受け入れてフリーターに指示を出すしかないので、請負会社の人たちにとってもつらい現実なのだと思います。正直な意見としては、フリーターとしてしか働けないような人生しか送っていないのに、せっかく雇ってくれた会社に文句をつけてはすぐ辞めていくのもどうかと思いますが、溢れるほどいるフリーターのおかげで私たちの周りのモノは充実していると考えると何とも言えない気持ちになりました。

請負会社が「要望」を断れないように要望を申し入れた部品メーカーも完成品メーカーからの要望に応えないといけない。完成品メーカーだって営業から来る注文や市場分析に合わせて生産しないといけない。


請負会社の人の話は要するに、フリーターは社員などと違って必要なくなれば簡単にクビにする事ができるといった内容だった。正直こわい事言うなとも思ったが、フリーターであるいじょうそれはしょうがない事でもあるなと思った。工場での配置転換に関しては、働いていてさすがにきついんだろうなという印象を受けた。1ヵ月で3つの配置転換をさせられていたHさんのこのままでは何の技能も昇上させることが出来ないという理由をやめるのは納得できた。Hさんのお父さんのような考えでやってはいけない時代になったのだろうと思った。

「簡単にクビ」以前にフリーターの方から辞めていったのだ。もちろん不満を抱えながら働き続けた人もいる。そういう人たちもリーマン不況の際に職をなくしたりした。


漂流するンゴ
・失業率の高い北海道を中心に取材された番組でかなり練りこまれ考え抜いた番組でした。私達が抱いている「フリーター」のイメージが崩れるというか成りたたなかったです。私には、この番組の内容がフリーターの実情のシフトウェイト、ある種の地殻変動にも感じました。

ごめん、どういうこと?


でんな組.ind
・タバコを吸いながら社長と話すYさんはどうかと思う。
・作業が機械化される時代と思っていたが、生産の変動が激しく、モデルチェンジを繰り返す製品の実態に驚いた。しかし、人が機械と同じことをしているため、この番組内ではフリーター=機械のような感じであった。

生産変動への対応は日本の製造現場ではほぼマストといってよい。「機械」とは言い得て妙である。優れた人はどんなに優れた機械より機械である。


N
請負会社でフリーターとして働いていたTさんは、ノルマをかせられて毎日大量の仕事をこなしていけなければならず、妻のAさんとの生涯を少しでも安定させるために残業してまで頑張っていたが、仕事のストレスと残業の疲れから病に倒れてしまった。フリーターは正社員と違って時給制であるので、働いた分だけ給料がもらえるが、病に倒れてしまった1週間のせいでその分の給料は当然発生することはない。また、Tさんは休んだ分を残業で取り戻そうと意気込んでいたが、請負会社のためメーカーの経営状態の影響を受けやすく、仕事が減って残業できない状況だった。結果、Tさんは初めの見立てよりも給料をもらうことができず、会社を辞めてしまった。フリーターとして働くということは、正規社員とは労働条件も全く違うので年齢によってはきびしいと思った。

たしかに正社員は月々の所得が保障されている(月給制)とは先の講義でも述べた。しかし正社員は風引いても出勤する。バックれない。


請負会社のシステムは、とても良いシステムだと思った。フリーターの人は、途中で辞めてしまう人が多すぎる。確かに、職が1ヵ月でころころ変わるのは大変だと思うが、それ以上に我慢と努力をしないと現状打破できないと思う。

辞めてしまうから次々と採用を続ける。一応人手は足りているようだ。辻褄はあっている。しかしそれでいいのだろうか?


S.マロン
フリーターはもしかしたら自分もこれから先なるかもしれないと年齢を重ねるごとに思う気持ちが強くなってきました。就職での面接がもしも仮に集団面接だった場合、隣の人より企業側に上手くアピール出来るのかと聞かれても率直にはいとまだ答えることが出来ない状況です。就職活動において、自分に何が足りないのかを今のうちに、明確にして1人でも先に早く企業に就きたいです。

ああならないよう就活がんばろう−あの番組を見せて出てくる反応の1つのパターンである。今回に関して私にその意図はまったくない。今頃啓蒙されているようでは手遅れだからだ。


匿名希望
フリーターの現実は収入が安定しないこととやはり正社員とは違って、扱いが雑であると感じた。どんな仕事も楽ではないが、私は安定的な職につきたいので、公務員を目指してこれから頑張っていこうと思った。

「扱いが雑」−あいまいな表現だが結構いいポイントをついていると思う。かつて正社員/非正社員の雇用形態格差を「身分格差」と喝破した論者いる(大沢真理『企業中心社会を超えて』)。味わうべき言葉だと思う。


たぬき
自分は2年生で、そろそろうっすら仕事を考えはじめている時期にビデオを見ると考えさせられました。あれだけ残業しても手取り6万となると、そもそもバイト並み。家庭をもつこともできない。そもそも、残業をあたりまえに考えている日本の民間企業では働きたくないと思いました。

残業できなくて手取り6万なんだけどね。T夫妻がなぜあそこにいたのかを考えよう。それも1つの就労のあり方であることは否定できない。


企業の価格競争の為に、いい様に使われる非正規従業員は、大変であると感じました。失業率を低下させるには非正規であっても労働者の労働環境を改善すべきであると同時に労働意欲を高めるものが必要であると思います。

少なくとも法令(労働基準法、労働安全衛生法)は守らないといけない。しかし「意欲」は法令の問題ではない。企業の施策の問題である。意欲を高めるための投資に見合った利益が見込めるかどうかの問題になる。


アラマキ
過酷な状況の下で働かざるを得ないフリーターの実態を見て、感じることが多くあった。「必要なときに必要な人材を」というキャッチフレーズを掲げている請負会社が1兆円産業とも呼ばれており、その請負会社の成長の背景には正社員の採用を控えながらも働ける人材を探す企業と、働き口を求める若者をはじめとするフリーターの双方の数が増えていることにあるとわかった。やっとの思いで仕事を覚えても生産変動、モデルチェンジにより、また一から仕事の覚え直し、そして残業もできず、手取りも少なく仕事を辞めていく人も多かった。

私は正社員も含めてすべての労働者が「必要なときに必要な人材」だと思ってるよ。自分だけはそうでないと思っていたら足下をすくわれる。



期間契約社員はその半数近くが契約期間終了までもたずに辞めていくという。辞める理由は人それぞれだが、"簡単に辞められる"というのは社員にとってメリットでもあり、デメリットでもあると思った。私は飲食店で2年間アルバイトをしているが、入って1年目は人の入れ替わりが激しかった。新人がはいってきてもすぐに辞めてしまうので、教育係の人も大変そうにしていたし、常に新人がいる状態になるので、忙しい時はうまく仕事が回らず、それが苦でさらに人が辞めるという悪循環があった。2年目に入って、少しずつ"頑張って続けよう"という意思の人が残り、人の入れ替わりが減った。辞めるのはたった一人でも、それが全体に影響することもあるのだと思う。

おそらく働く側の意識もだが会社の方も管理のやり方を変えることでスタッフの定着が進んでいったと思う。そのプロセスを解明とまではいかなくても事実関係を記述するだけでも労務管理上のよい資料になるよ。


フィンとジェイク
工場で働いている人たちは給料などの待遇があまり良くはなくて辞職したり、仲介人である請負をぬかして直雇用で雇ってもらったりしていることが分かった。特にHさんは職を転々としてきたが仕事が自分に合わず職場を転々とし35才になってしまった。年齢の面を考えても苦労しているなと思った。父親の理解も得られなかったのは少し気の毒に思った。このような状況の人たちがたくさんいるという現実を知った。

Hさんはずっとお父さんの家業の運送業を手伝っていた。ジョブホッピングしていたわけじゃない。まじめにやっていたのに家業の運送業が続かないから仕方なしに外の仕事を求めた。その時すでに35歳だった。


匿名
労務管理論の授業でも見ましたが、率直な感想としては全体的に暗い雰囲気で、働いている人もあまりやる気がない分、向上心を持つことができない現場であるという印象を受けます。正直なところ、自分だったらああいった職場では絶対に働きたくないなと思います。しかしながら、休憩時間に見られる和やかな雰囲気では、周囲で働く人にもよるのではないかと感じます。とはいえ、配置転換の際、せっかくできた仲間と離れることになるでしょう。企業にとっては都合よく人材を集めることができ、コストダウンになるのでとてもよいことだと思います。また、契約社員になる人も職が見つかり収入を得られるといった点でプラスであるでしょう。若い人材であれば、覚えや動きもはやく本当に都合がいいと思います。しかし、離職率(50%)や単純作業である点、リーダー手当がない点など改善していかなくてはいけないことがあると感じました。失業率が高い当時に請負会社に委託することで、技術力の低下にもつながり、悪い面も見られます。しかし市場も1兆円で需要はあると思いました。

あの労働環境を改善すべきことは誰が見たってわかる。しかしされないのだ。コストがかかるから。なんらかの改善投資をするには説得材料が必要になる。どのようにあの請負会社、そして部品メーカーに語ろう?


R
今日のビデオを見て、フリーターの現状の厳しさを知り、また、考えの甘さを感じた。厳しい状況だからこそ、本気で将来を考えて、職を探すべきだと思った。また、人材派遣の会社の需要が増えているのは、その会社にとってはとてもいいことだが、日本全体が不況だからこそなのではないかなとも思った。私たちが今しているアルバイトと同じ仕事をして、同じ時給でも、置かれている状況が違うので、本当に大変なことだと思った。

「本気で将来を考えて、職を探す」…正しいことだがどれだけの人が実行できているやら。あのフリーターたちだけの問題じゃなくて。


M
働き方は色々あるとは思うけど、私自身は今日映像で見た人達のような働き方はしたくないと思った。あまりにも将来性がなく、常に不安定だからだ。山端さんの場合はまず、やる気と誠意が見えない。上司の話をタバコを吸いながら聞くなんてもってのほかだ。働くことよりも、常識から学ぶべきだ。請負会社のあり方にも疑問を感じる。誰にでも仕事を与えてはダメだと思う。仕事を与えても良い人間かどうか、しっかり判断すべきだ。

Yさんは抽象論では自分に問題があることは認めると思う。しかし具体的に何がまずいかわかってないだろう。あまりYさんと君たちと違わないかもね。そう思って先週の授業でお説教したわけ。


朝青龍
私の周囲にもフリーターはいますがTさんのように、「本当にやりたい仕事がみつかるきで」といってフリーター生活をしている人もいます。しかし、やりたいことが見つかったところで、生活していくのに精一杯で、どうしようもない状況のようです。フリーターを否定しているわけではないが、遅くとも20代前半のうちに定職につくのがベストだと思う。

話は飛ぶが、お笑い芸人で芸能活動だけで食べていけるひとはごくわずかである。ほとんどの人はバイトをしながら活動をしている。それでも舞台の魅力は何ものにも変えられないようで、ギャラどころかチケットノルマで赤字をつくりながら芸能活動を続けている。彼ら/彼女らにとって「本当にやりたい仕事」はフリーターの時しかできない。


フリーター
「必要な時に必要な人材を」とても企業にとって都合の良い言葉だが、働く方にしてみればおそろしいキャッチフレーズだといえる。若者の失業率が高い北海道などのフリーターをはじめとして、仕事を求めている者は、選択の余地がない。このビデオの内容からすると、悪循環のように思える。頑張りたい人が頑張れない、むくわれない(生産調整によって)制度は改良されていくべきである。

「悪循環」はあるね。今の境遇から抜け出したいのに余裕がないから次の仕事がみつからない。ますます疲弊していくばかり。個人のがんばりだけでは解決しない。


成人
出勤したら今日はここじゃないよ。今日から別のラインで働いてもらうよ。等、急な変更があっていることに驚いた。職場を転々とすることは、不安だし、大変だなと思う。新しい仕事を覚えたり、新しい環境でコミュニケーションも一からスタートするから、働くことが不安になると思った。

フリーターだから思いつきで何でもやらせるのは本人にとって不幸なだけでなく、使う側にとっても生産性が上がらないから不幸なことだと思う。不幸だという自覚がないから日本の家電メーカーは今のような状況になったとは言わないが(言ってるし)。


とくめい
フリーター漂流を見て、生産変動や、機械化の限界によって、フリーターが使い捨てされていることがわかった。学歴や経験に左右されない代わりに、体力、精神的にきつく、時給も安い。Tさんは「自分がやりたいことを見つけるまでフリーターとして働き、妥協したくない」と言っていたが、工場でフリーターとして働いていても、そのやりたいことが見つかったとき、その夢を叶える余裕はないように見える。現在のTさんの状況が気がかりだ。労務管理や人材集めの外注化が進むなか、請負会社やメーカーの業務に対する、人材のふりわけ、又、労務以外の管理(労働者の生活面、精神面のサポート)も重要だと感じた。

夢探しの間に消耗してしまうだろう、という指摘はうまいな。意外と人はたくましいものだとは言っておくが。学歴について言うと新卒採用以降はだんだんと効かなくなるよ。下手したら「大学出て今まで何やってたの」と言われかねない。


アップル
私は、請負会社という言葉を初めてこのビデオでしりました。派遣とちがい請負会社で雇われた人たちは、とりあえず人材不足だから工場へ働きにいくというような形態で、まったく正社員や派遣とはちがうことにおどろきました。また、請負会社では、メーカーの生産変動があれば、すぐに、他の工場へ連れていかれ、請負会社で雇われた人たちは、また一から仕事を覚え直さなければいけなくて、精神的にも肉体的にも大変なことだと思いました。このような状況の中でも多くのフリーターたちが請負会社と契約していて、フリーターが多いことがわかりました。

なるほど、"契約に守られる派遣"というナレーションは間違いではないな。世の中にはそれ以下の雇用形態もある、と。ただし、正社員であるほど仕事が転々とすることはあるのだよ。


310
大学生をしている私たちと、このビデオに出てきた人たちとでは、状況が違うと思うので、感覚がちがうなあ、と問々感じました。35歳のHさんの例は痛切だと思いました。仕事に慣れてきた頃に配置転換をされるのはアルバイト以下の待遇だと感じました。契約「社員」という響きの良さで、好き勝手使える人材を欲しているメーカーの考えに反吐が出ます。

そりゃ、朝から工場で作業をしている人と暖房の効いた屋内でその姿をスクリーン上に眺めている人では境遇は違うわ。しかし人生の経路の中では必ずしも遠い世界じゃないよ。


正直、21才の中卒のYさんに同情できる部分は一つもなかった。自分の理想をべらべらと語って、なおかつ、理想の仕事しかしたくないという甘えた考えは観ていて非常に不快でした。Tさんがビデオの中で「やりたい仕事がしたい」と言っていたが、その「やりたい仕事」というのがまったく分からない。近年、このような考えの若者が増えていると私は思います。また、成人してフリーターの子供を甘えさせて実家に居させる親御さんも問題があり、近年このような家族が増加していると思います。

Yさんは理想すらも言ってなかったと思うぞ。Tさんの「やりたい」中身が不明というのは私も賛成する。ただしそれ以外を除けば実生活者として彼は立派な人だよ。


西南のラブライバー
請負会社の社員の方は仕事上仕方のないことだと思うが、Tさんが辞めたいと申し出たときの引き止め方が良くないと思った。Tさんからしたら、会社に入る前に14万の手取りが保証されていると聞かされていて、働くことを決めていたようだったので。話し合いがしっかりできていたのかなと疑問に思った。Hさんは最初割り切って働いていくと話していたが、請負での仕事の現実は非常に厳しく、辞めてしまい、自分は複雑な気持ちになった。

Tさんのケースは募集の仕方がまずかったと私も思う。他方でああいうことはよくあるんだよとも言っておく。Hさんのケースはねえ。語られる言葉は必ずしもすべてを表しているわけじゃない。


太郎
中国との価格競争に対抗するためコストを下げて生産する必要性はあると思いました。しかし、大量に採用しても半年の期間続かない人が多いのでは悪循環なのではないかと思いました。違う視点からみると、メーカーの希望で仕事内容が変わったり、残業が確実にあるわけでもないので1ヵ月の給料に変動がでたりとこの悪条件の中半年間意欲的に取り組み続けることは難しいです。大量に採用してメーカーがフリーターという扱いやすいものを利用するというのが実際には効率がいいのかもしれません。でもそのフリーター1人1人の気持ちは考えられていないような気がします。あくまでも使いすての人材としてしかとらえられてないが、職にきちんとつけなかった若者にも何か問題があったりと、さまざまな視点からみると非常に複雑で難しい問題であると感じました。

本当にフリーターは「扱いやすい」のだろうか?朝から起こしにいかないといけない。すぐ切れる。すぐ辞める…請負会社はそれで金をとってるからいいとして。クライアントはそれが結局自分らのコストに跳ね返っているという自覚が必要ではないか。


はなこ
・地域によって失業率がちがうことはよくない。労働環境に、職種や職場によって多少の差はあれど、最低限の水準を下回ってはいけないと思った。
・フリーターや、非正規に一度なってしまうと、その後転々と職を変えることを余儀なくされがち。
・Yさんを見て思ったのは、中卒の人への社会の圧です。求人をみても高卒以上という条件が多いですし、それを満たしている私は何の疑問も抱いていませんでした。しかし、経歴から人を判断しているような側面を感じとれるこの環境はまちがっていると思います。

仕事のない地方の人、仕事を転々としている人、中卒の人、こういう労働市場ではハンデを負った人達を採用している。この点であの請負会社は立派な企業といえませんか?


・私は請負会社のしくみや仕事をよく知らなかったが、フリーターの人を工場に割り当て、メーカーからの依頼を行けることを知った。
・もし、自分がフリーターの人の立場だったら、精神的にかなりきついと思った。ビデオを見る限り、あまり、身につくスキルなども感じることができなくて、仕事へのモチベーションは報酬だけであった。報酬も仕事にみあってなかった。ロボットのような仕事はしたくないと改めて感じた。

フリーターと一口に言ってもその境遇や思いはみな違う。YさんはTさんやHさんと自分は違うというだろうし、Tさんはまたあとの2人と違うという。Hさんも。同じとみなしているのは少なくともあの請負会社です。


・私は、もし将来自分がフリーターになった時は、精神的に不安定になると思う。Hさんは、年齢のせいで仕事の幅がせまくなり、きつくて、自分がしたくない職に就くことになった。日本は今労働者の格差が大きくなっていると思う。国全体でこの格差を少しでも小さくし、フリーターの人へのサポートも充実していく必要があると思う。

Hさんに対する指摘は結構重要である。年をとると転職が減る。安定でもなんでもなくて選択肢が減るからだ。


ぱんだ
家庭を持ってまで、やりたいことをやりたいと言いながらお金が稼げないのは甘いと思う。仕事をすぐにやめたり、体調管理が出来ていないところも無責任だなと思った。Tさんは何か特別なことが出来るというわけでもないのに謎の自信とプライドがあって、一生あのレベルの生活しか続けれないと思った。

私のイメージだとTさんを叩く人は女性が多い。実際は知らんけど多分。そういうプレッシャーの中で男は働いている。中には精神を病む人も。


労務管理論
フリーターは、メーカーにとって、なくてはならない存在だけど、厳しい条件で働かなければならない。思うように給料がもらえず、将来もどうなるかわからない状況で働くのは大変だと思う。メーカーがモデルチェンジをする度に、作業が変わるので、熟練とかがなく、新しい社員との差もあまりつかず、昇進できるチャンスも少ないのかなと思った。

モデルチェンジのたびに作業が変わることが労働者の高いスキルの内実であることを私は小池和男氏の議論の紹介で触れた。メーカーや請負会社はその限りで悪意の自覚はない。


コンティンジェントワーカー
今回、この番組を視て、定職に就くということが如何に大事かということを再確認させられた。給料が時給制であったり、急な生産変動で勤務地を変更させられたりと、フリーターは不遇な扱いばかり受けているような印象を与えられたが、実際、学歴社会と言われている現代社会において、学もないのにブツクサ文句をたれるというのは、雇い入れてくれた企業に失礼ではないか、と私は思う。働けるというだけでも幸せに思うべきだと私は考える。

最後のお言葉そっくりそのままお返ししますw 自分に生じるトラブルの原因が自分以外にあるという考え方の問題ととらえれば働く場だけの問題じゃない。


福利厚生がしっかりしておらず、寮の家賃などが給与から差し引かれる点は正社員と大きく異なる点であると思った。最初に聞いていた給料に届かないのは労働時間が安定しないこともあるが、これもその一因だと考えられる。バイトよりも少し高いくらいの給料であっても、福利厚生や家賃を自分で払わなければいけないので生活は安定せず、貯蓄もあまり出来ないことが見受けられた。Hさんが父親から説教されているシーンがあったが、あれはフリーターを端から見ている人の意見を極端に表していると思う。フリーターとしては劣悪な環境の中で頑張っているのだろうが、業務内容が不透明なため、周囲の人は中々理解し難いだろう。請負会社はそういう不透明な所を利用してフリーターをいいように使っているように見えた。

職場の近くにアパートを手配してくれて毎朝起こしてくれて職場まで送り迎えしてくれるのも立派な福利厚生の1つだと思っているよ。業務内容が不明確なのはどんな仕事もそうよ。なぜか非正規の場合はそれが問題になる。


バイト探し中
日本の「フリーター」においての部分で普段私達が見えなかった部分まで見えたような気がした。現在のモノ作りは短期雇用の人たちによって支えられており、その過酷さというか言葉に表せない厳しさが今回の授業によって見ることができた。

溶剤の扱いはひどいとは思うが作業そのものはそんなに「過酷」とは思わなかったよ。もっと「過酷」な職場は他にもあるから。何が問題なのか?表面的になでているだけではわからないと思う。


しゃーぺん
生産の現場でコスト削減、モデルチェンジの対応のために請負会社を通して、フリーターを活用していることがわかった。フリーターは職を探している状況、工場は必要なときに必要な人材が欲しい、常に、労働者を求めている状況で、2つのニーズを互いに満たしているようにも見えるが、労働者個人を見てみると、それぞれに不満に思っていることや将来の不安があって、請負会社と労働者の間にズレがある人もいることが分かった。正社員になれば、技術を身につけて、将来的に役職に就ける可能性があるため、働く意欲も上がるが、フリーターで、工場をいくつも移動して、技術も積み重ねられない、リーダーになったとしても時給は他の人と同じであれば意欲はなかなか上がらないのは問題だと考える。

正社員だからといってちゃんとした「技術」が身に付くとは限らない。それはあくまでも会社の胸先三寸。フリーターだからと言って意欲が上がらないとは限らない。なぜTさんがメーカーの直用になれたのか考えるべき。


フリーターとして工場で働くということがいかに大変か知りました。1日中機械のような仕事をしなければいけないし、自給もそこまで高くないのでとても驚きだった。普通の一般企業に就職し、したくない仕事であっても我慢したほうがよっぽど生きていく上ではよいと思った。中には、すぐに工場の同僚ともめて、仕事を辞めた人もいたが、そういう決断もすぐにできる環境であると同時に、少しの辛抱もできなければ、たとえ企業に就職したとしても同じ結果を招くだろう。私は、接客を主にするアルバイトをしているが、やはり人間とかかわるというのを難しいと感じて工場のようなところでもくもくと作業をしたいとたまに思う。しかし、今日のドキュメントを見て、働く人の意識や、生活を考えると手に職を持ち、安定した収入を得たいと感じることができた。若いうちに結婚するというのも、社会に出てみなければ分からないこともあるので、しっかり考えるべきだと思う。

「手に職」…なぜ看護師や学校教員を目指さないのだろう?「安定した収入」…なぜ公務員を目指さないのだろう?君の問題意識への現実的選択肢はちゃんとあるぞ♪


若年失業率が上がっている今の社会の現実を見ることができた。フリーターのYさんは派遣として働き始めたが、たったの5日間で仕事をやめてしまっていた。フリーターの人々は、学歴等が理由で良い働き口が見つからない、働き始めてもきつい仕事に身体ともに耐え切れなくなりやめてしまう。そしてまた新しい職場を探すといった悪循環に悩まされていた。しかし、生活していくためにはやはり働かなければならない。このような人々にとっては、機械のような単純作業でも続けていかなければならないのだと感じた。

大卒、高卒といった学歴が意味をもつのは新卒採用の場面まで。中途採用でも影響はするがそれはメリットというよりなかったら排除されるという消極的なアイテムでしかない。


ひつじ
"フリーターを操作する"という言葉がでてきたとき請負会社がフリーターをものとして扱っている感じがきいていてした。Yさんが工場を辞めて実家に帰ってきたとき、母親が我慢も必要と言ったことに対してYさんが言い返すと「あんたにしては我慢したんやね、うん」と言っていたのをきいて、これではYさんが当分の間きちんと仕事に就くことはないだろうなと思った。就職困難などと言われているが今回のビデオを見て、企業側が作業を行うのをフリーターに希望している限り、就職が困難なのは当然だと思った。

モノ扱いか。たしかに「人材」という材料だもんね。「人財」というふうに格があがる表現もあるがやはりモノだよなw 人は人と距離が離れるほどモノとの区別があいまいになるのだろう。Yさん親子の件は私も賛同。何かというとYさんが抱えている問題をお母さんが掴めてないように思うからだ。


ゴクリ
労働需要の変化に対応するという点などで、このような雇用形式は、工場(メーカー)側にとっては、たいへんメリットが大きいように思った。必要な時に手軽に人員を増やせて、必要がなくなれば減らしやすいからだ。しかし、それによって、若者のフリーターにとっては「安定」というものがまったくえられないし、なにより一番驚いたのは給付の少なさである。Tさんの例では、手取りはたったの6万7000円という。これでは妻と二人で生きていけるわけがないと思った。

賃金が低いということについて言えばより高い仕事につけるかどうか、そのためのものをもっているかどうかという話になる。教育訓練の問題だ。雇用安定もその話になる。ただし労働条件の悪い職場は解雇や雇い止めよりは労働者の方が辞めてしまう方が多い。


うさぎ
フリーターは職が定まらないということをよく聞くが、実際に見てその厳しい現状を知り、大学を卒業して、きちんと就職するということの大切さが分かりました。精神的にも体力的にもきつそうで、その先が見えないという感じでした。これから就職する上で、そういった社会の現状を知れたことで、職について考えさせられた気がします。

知らなかったかな、フリーターというか非正規の人は以前正規の職についていた人が結構いるんですよ。


KK
請負会社はメーカーのニーズに瞬時に応えることができる便利なビジネスであると思った。しかし、雇わる側の立場からすれば、必要なときだけ働かされいつ解雇されるかわからないという、いわゆる"使い捨て"の状態だと感じた。何の保証もなく、ただ働いた時間の分しか給料が支払われないというフリーターの立場は、こんなにも怖いものなのかと実感した。でもこの身は誰にでも起こりうることだし、他人事ではないと感じる。単発の仕事ばかりでスキルアップもできないので、一度派遣として働くとなかなか正社員になれないと思う。だから、自分はこうならないために資格をとったり、多くの人と人脈をつくってスキルをみがき、自分の価値を高めていくことが重要だと思った。学歴を高くして大卒で正社員になる大切さを学んだ。

人脈や資格をとったりする人はああいう番組を見る前からやっているんだな。


携帯電話組立会社のフリーターは正社員と比べて人数の変化など融通が効くのでとても便利だというような言葉と請負会社の社長の一人でも多くの弾を送るのが目標というような言葉がとても印象的だった。

企業実務につく人はああいう表現をよく使いますよ。悪気はないと思うし。結構馴染むことも出来る。というかああいう突き放した感覚も経営をする上で必要なのだと思う。もちろんその局面だけでも困るが。


スタープラチナ
Yはクズでどうしようもないが、それより重要なことはフリーターを使い捨てる制度である。工場現場は生産調整が急に入ることは分かるが、それに合わせて人間を振り回し生活の不安を抱えながら生きていくことを強いるシステムは改めなければならない。Yのような子供やTのような夢追い型フリーターの自己責任という面もあるが、それだけで片づけてしまうことはできない。格差は構造的なもので不可避なのだから、その底辺に生まれた人を自己責任のことばで責められない。最近話題のピケティの書評を目にしたが、やはり富めるモノは益々富み、貧する者は益々貧する社会なのだ。経済成長しなければアベレージも下がるのだから一概に全員平等を唱えることには無理があるが、格差を生み出すシステムとそれが生み出すこのビデオのような悲惨な現実を変えなければいけないと思う。

貧しい人がいて格差があるのはけしからんという1つの正論がある。それに対して結果としてみなが平等ではやる気がでないし不公正だというこれも正論が来る。真理はこの間にあると思う。この間が言語化、概念化できないから議論が落ち着かない。だからこそ面白いのだと思ってる。


新天町
請負会社とアルバイトの違いが、よくわからなかった。アルバイトであれば、数か月の間に異動になることはほぼなく、社員になれる可能性も十分にある。それならば、アルバイトを選択した方が、将来のことも視野に入れることができるのではないか。また、やり方が気にくわない、やりたくないことを妥協してまでやりたくない、など、その歳で言ってる場合ではないと、正直、思った。高校に行かなかっただけで、こうも状況が違うのか、ということを目の当たりにしてすごく驚いた。労働派遣法をアルバイト(請負会社からの)にも適応すべきではとも思った。

請負は部品メーカーと請負会社との関係。前者は後者に部品作成をやってもらいその分の報酬を払う。モノのやりとりの関係です。請負会社は人(フリーター)を雇い、部品作成の仕事を実際にやってもらう。君のいうアルバイトは、メーカーで直用されるイメージかな。


フリーターはメーカーにとって安い人件費で雇うことができ、派遣社員のように保障しなくてもいいことから効率よく労働者を利用しているように思いました。フリーターの仕事は誰にでもできるうえ、熟練した技能を見つけることができないので、スキルアップも見込めないと感じました。また、メーカーはフリーターを時給で雇っているので働いた分だけ給料を払うという関係が成り立っており、仕事があまりないときは払う給料が必然的に下がるため、不況に立たされても、企業は存続しやすいように思いました。

フリーターは使いたい時に使えるから企業にとって都合がよいと企業側の人が言ってる割りには、フリーターの行動に振り回されているのは実は企業側であることが映し出されているのがあの番組の作品的おもしろさだと思う。


ゆーな
請負会社で働くことは時給も安く、全く安定しないことに不安を感じました。Yさんのように若者が次々とすぐ辞めてしまうことは、何の仕事をしても結局続かないだろうなとも思いました。Hさんのような仕事を探している人は多くいるだろうが、35歳という年齢はVTRにもあったように新しい仕事をするうえでは限界(ギリギリ)だと知り、その上、体に負担のかかるような仕事しかない、選ぶことができないという現実に驚きました。Tさんは、結婚もされていて、自分のやりたいことをみつけるまでフリーターと言っていましたが、若いうちにきちんとした仕事をすることも大切なのではないかと思います。やりたいことを仕事にすることができている人はごくわずかだと思います。家族を守るためにも正社員という目標は忘れないでほしいです。このVTRをみて、フリーターで働くということは、大変だと分かりました。多くの配置転換などにも対応しなければならないですし、給料も安い。やはり、そのためにもこれから就職活動を行ううえで正社員になることは大切なんだなと思いました。

確かに半分も残らないというが裏を返せば半分は残っているという言い方はできる。その程度にはフリーターも我慢強いという言い方はできるしその人らはちょっとした人材といえるのではないか。


M
メーカーにとってフリーターはとても貴重な存在であるし、フリーターも仕事を必要としているので需要と供給の関係は間違えていないと思う。しかし、フリーターは働く環境が配置転換により1ヵ月に何度も変わったり、仕事量の変動もあったりと負担は大きい。それでもフリーターを確保するためには、それなりの給料や社会的地位を与えるべきだと思った。また、フリーター側も契約期間内はせめてやり抜くなど、強い根気をもって働かなければ一生この負のループから抜けられないのではないかと思った。

それなりの給料や社会的地位…そりゃ正社員だよw フリーターが何を求めているか。YさんTさんHさんそれぞれ違う。だから何をするべきかも違ってくるだろう。


JUN
21歳のYさんや25歳のTさんがフリーターなのはともかく35歳のHさんは危機感が足りない。番組の最後のナレーションで「若者たちは今日も漂流する」があったが、Hさんは若者の範疇なのか気になってしまった。YさんもTさんも橋本さんも同じフリーターという言葉で表現されるが30歳を越えたフリーターはそれ以下のフリーターとは大きな差があると感じる。橋本さんは35で辞めて新しい職を紹介してもらっていたが、何の技能も資格も無い中で職が見つかっただけでも幸運なほうだと思う。
◇年齢に着目したのは正しい。若い時は転職が多いがやがて落ち着くのが日本でも労働市場の一般的なあり方だ。そう仕事はある。もっと年齢が上でもある。問題は続かないのだ。


今回のビデオを見て、率直に思ったことは絶対にフリーターにならたくないということです。フリーターをしている人に申し訳ないのですが、やはり、正社員がいいと思いました。今日では確かにフリーターのおかげで成り立っている会社、製品があると知りました。その人たちがいるおかげで生活ができることには感謝します。しかし、やはり自分がその立場になると考えるとできないと思います。請負会社のキャッチフレーズとして「必要な時に必要な人材を」みたいなことがあると言ってたけど、人をモノとして扱っているように聞こえました。実際に、ビデオを見るとそうでした。最初はこれに対してひどいと思ったり、請負会社・メーカーに怒りもありました。しかし、この人たちにとってはこれが仕事であり、自分が選んだのならしっかりやるべきだとも思いました。正社員でもフリーターでもどちらにせよ我慢は必要であると思うし、その道を選んだんだからしょうがないと思います。このビデオを見て、苦しくても楽しくやりがいのある仕事を見つけられたらと思いました。

「必要な時に必要な人材」、逆に労働者目線では、必要な時に必要な仕事、となる。それが許されないのが正社員だという社会規範がある。それは企業にとってもだが労働者にとっても。Tさんはそれが一番分かってるのよ。


ビデオに登場した人(Y、H、T)の共通点は、現実を見ていない点だと思う。Y氏は、衝突の原因が自分にあるのではと疑いをかけることさえしなかった。T氏は「本当にやりたい仕事を見つけるまではフリーターで」と甘えたことを口にし、H氏は35歳にして初めて親元を離れている(悪いとは思わない)。また、請負会社とフリーターの関係性に厳しい現実を見た。労働派遣法で守られておらず、急な生産調整の残業の現状など、雇用の安定性には遠く及ばない制度だと思った。

まさかこのコメントを書いた後で、教室で行儀の悪い人とYさんと何が違うの?と説教されるとは思わなんだろうなw


ジゲン
フリーターの人々が企業から使い捨てのしやすい労働力としてみなされていると思われる発言が多々あり、本当に誰でもできる(労働力であればだれでも良い)ということが伝わってきた。

「誰でもできる」わけないじゃん。Hさんは続かなかったのだから。フリーターは若い時しかできないのだよ。


日本にはフリーターがあふれていて、いろいろな職場を転々としている人が多いんだなと思いました。自分にあって、自分が納得できる職を探すのも大事だけど、現実を見て、1つの職場に安定することも大事なのではないかなと思いました。Hさんが言われていたように35歳ぐらいの歳になってくると条件にあう仕事がみつけづらくなってくることも大変だなと思いました。Tさんはリーダーになって仕事が増えてノルマをかかえているにもかかわらず、給与が他の人と同じになることは理不尽に思えるが、それが現実なのかなと思います。体調をこわし、会社を休むことで給与が大幅に下がってしまうのは、正社員とフリーターの大きな差だなと感じました。Tさんはリーダーに指名されたし、仕事ができ、周りの社員からも信頼されていたので仕事を続ければ、少しは違っていたのかなと考えました。

実名書くな。少なくとも企業側はTさんを人材として他の人より高く評価していたことは確かだ。これは結構大きいポイントだと思っている。まあ本人はそれどころじゃないのだがw


工場で頻繁に配置転換があったり、単純作業ばかりだと、嫌になってくるのも分かるが、Yさんのように同僚ともめて、5日で辞めてしまうのも社会人としてあまり責任感がないと思いました。嫌なことがあっても少しはガマンしないと、社会ではやっていけないなと思いました。正社員も正社員で大変なことも多いだろうけど、派遣で、職場を転々として、仕事も定まらず、給料も安く、保障が充実していないのは、働くモチベーションも上がらないのだろうと改めて思いました。

なぜ人は嫌なことがあっても「ガマン」するのだろう?そこを振り返らないとYさんの問題は理解できない。


れーか
請負と派遣のちがいをしった。派遣は労働基準法で守られているが請負はそれがないのですぐ移動させることができるとしった。1ヵ月で3つ目の職場とはおどろいた。どんなにがんばっても時給が上がらない現実や、月々による給料の変動から生活するのも困難に思えた。請負は本当に企業に都合のいい人材なんだなと思った。

素人目にみても効率の悪いやり方をしていると思う。それでいいと思ってるのだろう。「都合がいい」と本当の問題が見えなくなる。


正社員、契約社員としてでなく、請負として働くのは、金銭面でも体力面でも精神面でもかなりきついと思った。金銭面が安定していないので、家族がいる人は、養っていくのはむずかしいと思った。Tさんは残業をあてにして疲れとストレスで寝こんでしまった。時給900円の環境で働き続けるのは過酷である。また、一ヵ月の給料を見ておどろいた。やはり工場は取引先の会社の浮き沈みもあるので安定した給与をもらうのは難しいと思う。仕事内容も、基盤加工だったり塗装であったり、基盤加工においては真っ暗な部屋でひたすら作業するのは忍耐力が必要だと思う。社員として働くのと、アルバイトやフリーターとして働くのは、給与面以外にも社会保険、残業などに関しても全く違うと思った。

実名書くなと言う指示をしたのに実名を書いている人は自分が人の指示を聞いてない分スペックが低いという自覚をもった方がいいと思うよ。


派遣の仕事は工場がすぐ変わったりして、安定していないため、働く人にとっては大変だと感じた。フリーターに人材を頼っている企業等は、もう少し配慮してあげるべきだとも思うがそうはいかないのが今の現状である。フリーターの人々は我慢するということが足りないと思う。

局面を切り取って「我慢しろ」というのは簡単なことである。大学生の時間を50分近くとって得られた知見がそのくらいというのは寂しくないかい?


トイ
請負会社からの紹介で仕事をするのか、人材派遣会社からの紹介で仕事をするのがいいのか。あまり変わらないなと思いました。35才の人は、年齢的にも派遣会社からの仕事をするしかもう選ぶ選択すらだいのかなと思いましたが、最後に出てきた、Tさんの「正社員になろうと思っていない。なりたい仕事が見つかるまではフリーターでいい」という言葉にはびっくりしました。結婚していて、夢なんか見るよりも、もし良い条件の仕事が見つかりそうならば、その道に進むべきではないのかなと誰もが思ったのではないのかなと思いました。1番目に出てきたYさんは自分と当時の年齢は1才しか変わらないのに、10年たった今何をしているのかとても気になります。一番思ったのが、契約社員として働くよりも、アルバイトの方が時給、条件が良いのではないかなとずっと考えながら見ていましたが、最後の方で夫妻でメーカーのアルバイトとして働くことを決めて働いているというのを見て、やっぱりそうなのかなと思いました。今回のビデオに出てきた人を客観的に見てきましたが・・・。

あの番組放送からちょうど10年。あの後、好景気、リーマンショック、政権交代、大震災、アベノミクス、円安。それぞれ、Yさんが31歳、Tさんが35歳、Hさんが45歳。どうされてるんでしょうね。


匿名
・請負会社からよりもアルバイトで入った方が時給が高いなら、移動や賃金(残業等)が変動する請負会社から行くよりも良いかもしれないと感じました。
・変動などでストレスが埋まるのは分かるが、少し言い訳のようにも聞こえました。
・携帯電話界は清算変動がとても激しいのだと分かりました。
・ビデオを見て少し不安にもなったので、今後の就職活動に対してしっかり考えていこうと思いました。

今回のコメントはTさんが部品メーカーの直用になったことに着目するものが目に付いたのが面白かった。いいですよ。断言する、Tさんだから直用になれた。YさんとHさんではああはいかなかった。いいかどうか別にしてメーカーもよく観察していたと思う。


あべし
今まで請負会社についてはあまり知らなかった為、派遣と同じような形態であると考えていました。ビデオを見てみると、一応は仕事ができているけれど過酷であったり、仕事内容と賃金が割に合っていなかったりと驚きました。派遣は、期間中、法で守られているとナレーションがありました。請負は、メーカーからの依頼に従うしかなく、急に異動させられたりすることも月に1回ではなかったりもしました。リーダーになった場合、メンバーをまとめたり、メーカーとの仲介をしたりと仕事も責任も増えるにもかかわらず、手当もないといっていました。フリーターは欠かせないと言っていたので、もう少し配慮できないものかと思いました。やる気が起きなければ長続きもせず、次にもつながらないと思いました。

正確には、予め決められた職務内容の変更はできないということです。これは派遣に限らず直用、正社員・非正社員を問わず共通する。実際には、派遣は職務内容を限定した契約が多いのに対して直用は限定しない契約が多い(あの番組のケース)のでなんでもやらされるということであって。


田中明(偽名です)
見ていて思ったのはフリーターの人をポンポン動かすのがチェスや将棋みたいだなーと)感じました。人を使っている人にちゃんと人間を動かしてその人の生活の大部分を決めている自覚はあるのだろうか疑問に思います。ただ使われる側にも問題があるように思います。多くの中で少しでも先を見て一番動けているのがTさんってのが最高でした。

正社員でも「チェスや将棋」のようにポンポン人を動かす会社はある。というか正社員ほどその危険性は高い。


工場で働くフリーターがたらい回しにされる様子は見ていてとてもつらく感じました。それをわかっていて入社している人も多くいると思うけど、あまりに酷だと思いました。また、Tさんを見ていると、仕事は誰よりも重く、ストレスがたまるのに、時給が同じというのは、問題ではないかと思いました。私もアルバイト中にどんなに経験が豊富だったり忙しさがちがっても時給はみな同じなので不思議に思っていたので、時給制のデメリットは大きな問題だと思いました。

私も数年前までは君と同じく悪平等な時給に批判的に語っていた。しかし最近考えが変わり始めてね。企業側は違う目線で見ているのよ。明らかにTさんを高く評価している。メーカーが直用したのはその一例。問題はその評価が分かりやすい形で出てこないこと。


フリーター漂流〜モノ作りの現場で〜を見ての感想。学校を卒業しても、定職に就かずアルバイトを転々とするフリーターの実状を知り、自分もそうなるかも知れないという不安を感じた。Tさんは体調を崩し、あてにしていた残業もあまり多くできなかったため想像以上に給与が減り生活費が足りず苦しんでいたが、次の仕事を決めないまま辞めてしまっては家計は苦しいままではないかと思った。しかし、「必要な時に必要な人材を」をキャッチコピーにしている請負会社などがあるからこそ、そこに若者が集まりモノ作りの現場が動いていることが分かった。また、故郷が北海道のHさんは、年齢が35歳だった。募集が30歳、35歳までの工場が多いので、35歳のボーダーラインを忘れず最後のチャンスだと思い愛知の工場に働きに行った。頑張ってほしいと思った。

名字書くな。


山ア
フリーターに振り回される請負会社、逆に仕事にほんろうされやめていくフリーター達の姿を見てなんとも言えない気持ちになりました。歳を重ねるほど再就職は難しくなり、仕事がみつからなくなってしまうのが現状であり、技術をみにつけていかないとどこの会社にも必要とされなくなってしまうのは金銭的にも精神的にも大きなダメージがあると思います。私も就職活動まっさい中なので他人事ではなく、明日は我が身という覚悟で行動していきたいと思います。

人間は想像力が使える動物だ。限られた局面を切り取って自分は違うと言い張ってる人より健全だね。


ドラえもん
今の若者は仕事など長続きしない人が多いといわれていますが、このビデオを見て多くの若者が半年という契約期間より前に辞める人が多く、本当なのだなと思いました。でも、彼らもただ仕事が嫌だからという理由だけで辞めるのではなく将来の事を考え、不安を残しつつも辞めていくという現実があるのだなと思いました。今は親に保護された立場にある私も、いずれは仕事を探さなくてはなりませんが、今は大学をでてもフリーターにならざるをえない人もいるときくので、深く考えなければならないことだと感じました。

“将来への不安”というのはそうかと納得していたが本当にそうなのかな?とも思う。Hさんがなぜ辞めたのか本当の所はよくわからない。おそらくHさん自信もわかってないように思う。


匿名
1ヵ月のうちに4回も5回も仕事内容が変わってしまうとだんだんとやる気が失われてしまうのもわかる。いくら今の仕事(作業)を極めようと一生懸命になっても、どーせ、またすぐしかも慣れた頃に仕事が変わるんだ・・・という思いがめぐってきて、仕事に対してマジメになれなくなってしまう部分はあるのかなと思った。Tさんが言っていたように、「時給以上の責任は負いたくない」のは確かにその通りだと思った。リーダーをまかされて、それでも給料は働いた時間によってだけで決められてしまうのはあんまりかなと思った。

具体的な論点は時給額だが本質はそこじゃない気がする。ちゃんと見てくれていない、という不満ではないだろうか。もし時給の差をつけるとしたらそのメッセージを込めてないと意味がない。


apple
メーカー>請負>フリーターという関係を大きく感じさせられた映像だった。どれだけやる気があっても、契約期間をまたずして半数以上が辞めてしまうのは、若者達のがまん強さの不足もあると思うが、請負会社の説明不足、対応にも問題があるように感じた。

生産変動といった状況への柔軟な対応力。だまって言われた通りやることが求められる。みながやれてしまえば説明は要らない。


ななし
各企業(メーカー>請負>フリーター)との力関係を感じだ。若い(?)3人はとても我慢強さが足りないと思った。

あん人らが困るだけやけんあんたには関係なかろーもん。


請負業者について、労働派遣法を適用させずにフリーターを送り込むというのはとても商売としては上手いなと思った。商売としては上手いが、ほとんどフリーターの事を配慮していないのも見てとれた。実際に請負業者を通さない方が時給が良い場合もあった。ただ産業としては伸びてきているのも事実で1兆円産業と呼ばれているのは驚いた。これが完璧正社員になれなかった人たちの救済措置となるのは難しいだろうが頼らざるを得ないのも事実。どこかで「仕事は生き物」と出ていたが社員だって生き物である。ロボットになるのは不可能なのだ。商売、経営としては魅力的だろうが、フリーターにとっては、そうではないだろう。ここのバランスがどうにかならないか。

そうだよね。仕事が「生き物」であることが許されるのに労働者は「ロボット」でしかいられない。まさに資本の論理だ。間違ってはないがこの論理を説くことは退廃でしかない。


ナカムラホクト
私がこのビデオを観て、感じたことが2点あります。@Yさんが問題を起こしたときの会社側の解雇回避努力を巧みに織り交ぜた点。ATさんの奥さんであるあゆみさんの賢さ。 @今回のビデオを見て、Yさんの言動に目がいきがちですが何よりも私の印象に残ったのは、会社側が説得に行った際の場面で担当社員?が巧みな話術であくまで会社側は雇用を継続したいという意見がある体で本人が自主的に退社したという形に持っていった点であり、なれていらっしゃるなぁと感じました。ATさんの考え方、行動は将来の設計を行わない、短絡的な側面が強く、世間一般にはあまり好まれるものではありませんが、そのTさんを支える奥さんの賢さに頭の下がる思いでした。本来ならば、もっと二人の将来を考えて別々の道を歩くという選択肢もある一方で、それを行うことなく、様々な面で支えていくという点に彼女の賢さを見ることができました。

彼の最後の姿を見た時、右サイドを上がって相手選手と対面した時のことが今でも忘れられない。相手との間合いを取りながらジリッジリッと自分に優位に位置関係を持ち込んでね。居合いの名人のようだった。あの時まだ23歳だったんだ。うーん。@’あ、わかった?期間雇用だから期間いっぱいの雇用機会は提供しないといけないからね。しかしああいう雇用に関する知識があって合法的にやろうとする会社はまともな方だ。A’あんた男だろうw 女性はTさんに白い目を向けていることがわからないと苦労するぞ。


大量に雇用してもすぐ辞めてしまうため効率が悪い。少ない給料で機械のように働かされれば、多くの人がストレスで辞めてしまうだろう。使い捨て感覚で人を働かせても、生産性が上がらないのではないだろうか。

まったくその通り。しかし大昔の労務管理のやり方は大体あんなものだった。来る者拒まず去る者追わず。他方で定着させて労働効率を上げる世界がある。同じ時間に両方あるのが面白い。


暗い部屋でシンナーを使った作業や次々と行われる配置転換などひどい労働環境だった。フリーターが倒れて仕事ができなくなっても代わりはいくらでもいるから企業はフリーターのことをあまり考えていないのではないかと思った。

さすがに倒れたら大事だけど考えてないのは事実だな。管理の高低は考える度合いによるのは確かだ。


Mono消し
時給制なので日給制に比べ給与が低く設定され想定外の出来事(病気で勤務でもない等で)で思ったように貯金が出来ない状況で請負会社を離れた姿を見てどれだけここで真剣に働いても金銭的な面で報われない人だろうとやるせなくなった。またTさんが一旦職場を離れた後直接メーカーに妻とともにやとわれる形で戻ってきたのは就職先を十分に探す余裕がまったくなかったのかもしれない。

言葉の裏をとるようだけど“真剣に働かなくていい”と企業は言ってるのに等しい。いくら担当者が口で何を言おうと。とはいえ、働きぶりをみている人がいることも確か。メーカーが直用したのはTさんだからだと私は考えている。


日本の非常に厳しい現実が映っていた。特定の誰かが悪かったり、原因を探して、解決できるような事でもなく、とても複雑で難しい問題であると感じた。自分がこのような立場にならないように努力するしかなく、最終的に自己責任でかたづけてしまい、きれいごとや自分の正義を貫き通して生きていけるような世の中ではないと感じた。

誰かの責任にできないという考え方は健全だ。ただし原因は探らないといけないし解決策も考えないといけない。


北海道は失業率が最も高い、そのため、フリーターは工場で働くことに請負会社から紹介される製造業の工場の現状をみて厳しいものであると感じた。急に仕事内容が変わったり、工場の移動をさせられたりとものすごく大変な職場であった。社長の話で「なるべく多くの弾を」と言われていたが、フリーターをそのようにとしか考えておらず、これが現実なのだと思い知らされた。また、リーダーをさせられて体をこわしてしまったTさんの姿をみて本当に工場勤務の過酷さが分かった。あのような環境であればだれしも不安を抱くであろうと思った。このビデオを見ることで、就職を妥協なく精一杯に頑張り、あのような環境に身を置きたくないと心から考えさせられた。

君がなるような正社員であれば風邪ひいても出勤するのがデフォルトだ。風邪引いたら自己管理ができてないと怒られてしまう。どちらが人間的な環境か?


モノ作りの現場において、フリーターは必要な人材であるが、機械のように扱われているフリーターの現実を改めて実感した。フリーターの多くはTさんのように本当にやりたい仕事が見つかるまでフリーターでいいという考えを持っていると思う。やむを得ずフリーターの仕事に就いている人もいると思うが、他に代わりはいくらでもいるので簡単に辞めることができる。しかし、忍耐力がなければ、いくらやりたい仕事が見つかってもそれさえすぐに辞めてしまうのではないかと思う。

よく便所に飾ってあるカレンダーの言葉はもじって言えば“辞めたっていいんだよ/人間だもの”かな。忍耐力という言葉を口にした時点でいろんなものが見えなくなる。


フリーターとメーカーの仲介をする請負会社は、メーカーの要求は断らないという立場でありながらも、フリーターを確保しなければならないというのは、難しいことだと思いました。残業ができる保障がない、急な異動、人員調整など、いい労働条件で働けることは難しいということをフリーターの方が妥協する必要があると感じました。

要求の厳しいメーカーとわがままなフリーターの板挟みこそがあの請負会社の役割であり優位が働くところだ。よくいう“ビジネスチャンス”ってこういうことだよ。


契約社員は正社員と異なり、いきなり契約をやめたり仕事を変えても法的には問題ないで片づけられるので恐ろしいと思った。Yさんを見ていて、契約社員とはいえもう少し根気強く仕事を続けるべきだと思った。契約社員はメーカーにとっては便利で使い勝手がいい存在であるが、雇用状況はよくないと思う。また、時給制のためどんなに仕事ができようができまいが働いた時間分しかもらえないところが正社員との大きな違いだと思う。自分も、契約社員にならないようにちゃんと就職活動して正社員になろうと思えたビデオでした。

期間雇用である限りにおいて契約社員は正社員より途中離職は許されないということ、あの番組中ではメーカーと労働者の間に請負会社が介在していること、このあたり理解できないと本学卒業生としての正社員就職は難しいだろうな。


田中
今回のフリーターのビデオを見て思った事は労働環境が悪いとまず感じた。そして地方は時給が安く関東等の方が時給が高いという地方と首都圏の差も感じた。しかし、たった半年間の契約も満了できず、早くて5日間でやめる(クビになって反省しなかった)ような人間もいるので、企業側に完璧な労働環境を求めるのはリスクがあるし無理だとも思った。作業自体は単純なものであるし、時給もそんなに上げれないのも当然だとも感じた。そして今回初めて、請負業者という派遣会社とは別の人材会社が存在する事知った。確かにコストダウンにつながる事も理解できるが、工場間をひんぱんに移動させたりする事や請負会社に無理難題を押しつけるやり方はいかがなものかと思う。35才の人に関しては、親が様々な事に関して理解がなく運送会社(自営業)も勝手に息子を切るような点で勝手であると感じた。

もう少し理解力と想像力がほしいな。労働環境:Yさんのケースはいいとして他の問題についてはメーカー、請負会社にも責任があるものはあった。無理難題:それができるから請負会社は仕事がとれるし利益をあげられる。息子を切る:月の売上が6万円ほどでそこからガソリン代などの経費を差し引いたら親子3人食べていけるわけないのは猫でもわかるぞ。


請負会社は、人をモノのように送り出している印象がみえた。メーカーにとって、海外との競争の激化の中ので請負という形をとらざるをえない形になっているのだということがわかった。しかし、海外と同じような立場に立って、コストカットをしても結局負けてしまうのだから、違う付加価値を求めていく必要があるのではないかと思う。請負会社の若者たちは、若いから次の仕事もみつけやすいからやめていきやすいのだろうと思う。また、請負会社の年がとっている人たちは、その若者たちがどんどんやめていく中で自分がこのまま何の技能向上をすることなく、年を重ねるごとに不安が出てきはじめて、そのプレッシャーでやめている状況にみえた。

付加価値は何より市場に近いということでしょう。なので一見時代遅れの組み立て作業が21世紀になっても日本に残っていた。ニッチといってもよい。


西南のラブライバー
清算変動や、モデルチェンジで機械で対応できない部分を、人の手によって対応していく過酷な仕事だと思った。その分、時給は高いけど、待遇や手取りを見ると、見合っていない、と感じる。クビになったYさんについては自業自得という言葉しか出てこない。親がかわいそう。リーダーに指名されたTさんはやりたい仕事が見つかるまでフリーターという謎のポリシーは理解しがたい。しかし、あれだけリーダーとして会社に貢献しているのに、手当もなく、退社する時の引き止めとして待遇を良くするという話もなさそうだったので、辞めてよかったと思う。個人的には妻も働けばいいと思った。働いていない妻に給料これじゃ生活出来ないと言われても説得力がない。

また男だw Tさんは90年前後あたりに注目され始めたフリーターンの原初パターンそのまんまである。夢追い型フリーターというヤツだ。どうも現実感がわかないんだよね。


フリーターとは簡単に仕事が見つかる代わりに、清算変動に合わせて流動的に仕事内容が変わるので、アルバイトや正社員よりも忍耐力が必要だなと感じました。請負会社から聞いていた説明と実際に働いてみたのとでは違ったと感じることは、正社員だったとしても感じることだと思うので、フリーターにしろ正社員にしろ、忍耐力のない人が職に就くのは難しいように思います。また、年齢が上がるにつれて、職はなくなっていくのでこだわりすぎていたら働けなくなることが分かりました。

フリーターとアルバイトの区別が付いてるほうがおかしいぞ。


フリーターと呼ばれる人は、職探しはするものの、その就いた職に対し不満をもつとすぐに辞めてしまう人が多いのかなと感じました。継続力がないからフリーターになってしまってるし、また、意欲が足りないのではないかと思いました。請負会社の存在はメーカーにとっては良いものであるかもしれないけど、フリーターを雑に扱っている気がしてあまりよく思えませんでした。メーカーの言いなりみたいになってるところも、不快な感じがしつぃ、だからそれに振り回されているフリーターが意欲をだんだんなくしていって、すぐに辞めてしまうのではないか、と考えました。フリーターがすぐやめてしまう原因としては、フリーター自身だけでなく請負会社の対応にも少なからず原因があるのではないかと思います。また、たくさんの人材を欲しがっているにもかかわらず、年齢にボーダーライン(35歳)があることも初めて知りました。夫婦で工場アルバイトを始めたTさんはやりたいことが見つかるまでフリーターのままでいると言っていましたが、結婚もしてるし、現実問題早く安定した職に就くのが一番良いのではないかと思います。リーダーを任せられるほど仕事が出来る人なので、そのような人はきっとどこで働いてもうまくやっていけると思ったからです。

継続についてはなぜ人は仕事を続けられるのか、という視点も有益に思う。請負会社がメーカーの「言いなり」であることがフリーターの離職につながる、というのは理由はなんであれ視点として面白い。私はほぼそれだと思っているから。年齢については一般的な話です。あの請負会社についてはやれるなら35歳過ぎてもどうぞ、だから。Tさん、ようやくTさんの人物評が共有できる人が現れた!


名無しにかわりまして西南生がお送りします
一番苦労しているのは請負会社の現場所長であるように感じた。自由に止められるフリーターと自由に止めさせられるメーカーの間を取り持つのは多大な労力が必要であろう。

そう多分な労力です。だから仕事がやってくるのです。利益が出るのです。



就きたい仕事があってもなかなか就くことができずに、大量のフリーターを受け入れる請負会社につとめる人が失業率が最も高いとされる北海道では多くみられた。請負会社は学歴や経験が問われることがないため、高卒の若者たちも多くいた。仕事内容としてはメーカーが機械化できないところを請負がおこなう、という形であるため、生産変動に追われるメーカーにとって請負会社と派遣会社はあってはならない存在である。正社員とは違い、派遣はそのときそのときに対応できるものとされるため、生産変動による配置転換で、勤務工場を変えられ、新たな作業を1から行う。慣れないことをまた始めることはとても大変だろうと感じた。

たしかに「大変」だけどそれも仕事だからねえ。


ぐみ
請負会社を通して工場で働く人たちは人材派遣とは違い、生産ラインが変わったりすると、すぐにでも別の工場に回される。固定された持ち場が与えられるわけではなく、年齢的な面で今後のことを考えると不安がつのる仕事ではあるし、1ヵ月とゆう短い期間で3つも職場が変わっている実情は衝撃でした。

仕事って、やれといわれたらやるもんだしね。


Yさん(21)はもう少し我慢する、ということを覚えないといけないのではと思った。厳しいかもしれないが、彼はいつまでたっても職につくことはできないのではないか。請負会社という言葉はよく聞くが、はじめてその現状を知った、定職に就けない人が多くいて、すぐに自分に合わないと辞め、また次の職を探しに行く、の繰り返しで、請負会社側もフリーター側もいい気はしないと思う。お互いに何かしら原因があるので、請負会社側は働きやすい環境づくり、フリーター側は忍耐力、精神力をきたえるべきだ。

だけど裏を返せばYさんでも新しく仕事に就くことができるわけでね。そういう仕事はいっぱいある。それも世の中うまくできていることの1つといってよい。


印象に残ったのは、Tさんの手取り額でした。月に20日程度働いているにもかかわらず、色々な税金等で引かれて7万円にも満たないのは、すごく少ないと思った。

だからあ、休んだ分引かれてるの。


プロパンガス
請負会社と人材派遣会社の違いがいまいち理解できなかったが、今回の映像を見て、理解を深めることができた。2005年段階では、自動化のできない作業をフリーターに任せていたが、2015年の現代では2005年と比べて自動化が進み、フリーターを使わなくなったのか、はたまた変わらずフリーターが仕事をしているのか疑問に感じた。

なんであの段階で手作業での組立作業を行っているのか番組のナレーションでちゃんと説明しています。


去年も、このビデオを見たので、今回は個人の事情よりも、全員の共通点のようなものが見えた様な気がした。主に取り上げられていた3人はどの人も何かしら不安を抱えた状態であり、その×が、主張が自分の意見見解ばかりで周囲がどうなのか、自分の行動によってどんな変化が訪れるのかに対してあまり関心を払っていないように思えた。仕事や生活の中で集団に属している際に周囲について気を配れない、もしくは分かっていても自分の事情を優先しすぎてしまうというのは孤立につながるのだろうかとしみじみ考えました。しかし、他人と同×しすぎる、他人を優先しすぎて自己主張をしない、ということにも問題を感じるため、どの様にバランスを取っていくかも考えました。

共通といいながらYさんのことしかいってない。


請負会社について今日詳しく知った。これは働き手を求める会社と職を求めるフリーターをつなぐという理に適った形態かもしれないがビデオを見て実際の現場は厳しいと感じた。メーカーにとったら若年フリーターたちは都合の良い捨て駒のようだった。フリーターの就業意欲などは全く考えない。メーカー側からしたら別にそんなの必要なく、辞められたらすぐ次の人を派遣してもらえばいいだけなのであたりまえかもしれない。フリーターの人たちもフリーターの人たちで言ってることが甘い部分があるように感じた。高卒の資格がないなら勉強してとるとか20代半ばでやりたい事が見つかるまではフリーターとか見つかった時にそれをできるような準備とかした方がいいのではないかとか、また、35才まで何やってたんだろうか、とか、彼ら自身にも問題があるようにも見えた。

Hさんが35歳までに何やっていたか?ちゃんと番組中で説明しているよ。他人の勤勉さの欠如を批判する人間ほどちゃらんぽらんという典型だな。


金森健志(7)
メーカーとフリーターのニーズを合致させてくれる請負会社の存在自体は社会にとって有益なものだと感じた。ただし現場ではフリーターが生産変動という理由で請負会社からいいように扱われている実態があり、フリーターには働きがい、やりがい、といったものが感じられない職場ではないだろうかと思った。故に彼らに何らかのインセンティブを与えられると良いと思う。一番の阻害要因は配置転換の多さだと私は考える。フットボールで言えば、ユーティリティなプレイヤーはその便利さゆえに、スタメンで使われないことが多い。そういった人達の大切さは居なくなってから初めて気づくのかもしれない。

このペンネームを思いつく人間だったら、昨シーズンのわが軍にはほぼ全試合スタメン出場でFWからGKまでこなした「ユーティリティープレイヤー」に思いが届かないといけないな。出場時間、ポジションの固定といった起用法は、それぞれ選手の力量やタイプをちゃんとみながら判断しているものです。控えだからといって先発より劣っているわけじゃない。雁の巣で一シーズン終えた人であっても。それぞれに固有の役割がある。


フリーターの時給制での仕事は相当厳しいものなんだなと思った。企業(メーカー)からすると自在に動かせる契約社員の方が都合がいいだろうが、やはり自分のことを考えると正社員がいい。特にYさんのような人を見ていると、親に甘えているなーと思った。自分のやりたいことじゃない、とワガママを言う前にちゃんとやりたいことができるように自分の努力が必要だと思う。また、工場で働く人たちに対してももう少し何か待遇を良くできないものなのか、と思った。Tさんのような人にはリーダー手当てをつけるなど。密室で同じ作業を1日中続けるのは相当きつそう。少しでも良い環境でここで働き続けたいと思わせることがメーカーにとっても利があるのでは?それとも良いとは言えない環境だからこそフリーターにとって刺激になるのでしょうか。(ちゃんとした職を見つけてやるぞ!!という動機づけ)

フリーターの定着を高めるべきだという意見は間違ってない。しかし問題のよりどころを彼らの“甘え”でない所に探ることから始めないといけない。その点で君たちの多くはあの請負会社と同じいやそれ以前のレベルだと思う。


必要な時に必要な人材をというキャッチコピーのもと請負会社はメーカーから仕事をもらい、契約社員が作業をする、契約社員はフリーター。理由は融通が利くから北海道は時給が安く、他県で働く方が給料が高い。モデルチェンジが多い携帯電話は大量生産が出来ない手作業になる⇒人員が必要。生産変動が大きく、異動が多い、生産量が減れば残業も減る⇒給料が下がる。請負会社を通さずメーカーから直接アルバイト雇用されれば時給は上がるがフリーターに変わりはない。35歳で工場勤務のボーダーライン。こうはなりたくないと感じました。

大学生だったら表面をなぞるって満足するのでなく背景に目を向けたい。


まさ
フリーターと言えば、定職につかずに遊んでいるようなイメージがあるが、実際はそうではなく、工場のようにめまぐるしく仕事内容が変わる上に単純作業の繰り返しというかこくな環境で働いているのだなと感じました。また、フリーターを減らす事を目指しているように感じる現代でもかなりの企業がフリーターを必要としているという現実があるので、フリーターをしている本人、または家族の方は問題に思っているかもしれないが社会には必要な人材であるのかなと思うようになりました。また、フリーターは不真面目で仕事が長く続かないのだろうと認識があったが、仕事内容や労働環境にも問題があるように感じました。ビデオの中でフリーターの方を「タマ」と表現していたように人として扱われていないようにも感じました。

たとえ働く側の姿勢に問題があるとしても労務管理というのは結果論の世界でうまく回らない時点で企業の問題なのだ。そういう考えを企業はしないといけないのだ。企業にとって離職が多いことはまじめに考えないといけない問題なのだ。


DADA
請負会社の人が、フリーターの人にたいして、ずっと上から目線だったのが気になった。もちろん、上司だからってのもあると思うけど、フリーターなんだから、仕事ないんだから、するしかないんじゃないの?やれよ?みたいな所がこんなフリーターの人に言ったらもっといなくなるだろうと思いました。でも、実際、フリーターの人も中卒でどこもとってくれないけど、とってくれた会社なのに、やる気もないし、どこもとってくれないのがおかしいみたいな態度が結局こんな奴だからだめなんだよとも思いました。35歳のHさんは、わがままだと感じた。お父さんの言ってることが正しいわけではないと思うけど、その歳で今までちゃんと職に就けなかった奴がここの工場のリーダーがどうで、次の現場はかんたんなのかをかくにんして難しいといわれたらまた考え直してたけど、そんなこと考えれる余裕ないだろうと思いました。

Hさんがあの工場に来るまで何していたかちゃんと番組では言ってます。遅刻してくるような「奴」に偉そうに言われたくない。


NHKスペシャル/フリーター漂流をみて、私が抱いていたフリーターのイメージと、今回取材をうけていた北海道の3人の実際のフリーターとは若干ちがうと感じました。失業率がたかいといわれている北海道で、この3人は表面的にはやる気のない甘えたようにみえ、中卒の人が強いられる過酷な労働や、お母さんに対し申し訳ないような態度をみると、下請けの工場での過酷な労働をしている人々を、簡単に"フリーター"という言葉で片づけてしまったよいのだろうかと感じました。そして、工場側の請求によって、労働内容や労働条件、場所を変更せざるをえないといった状況は、社会的に見直し、もっとこのような人々にチャンスを与えられる機会をもつべきだと思いました。

実名書くな。就職が難しいであろう人達にとってあのような請負会社を通じた労働こそまさに「チャンス」なのではないか。


NTT
請負会社は、ただ与えられた仕事をやるだけで、自分の能力を活かせる仕事や個人で考えてやるようなことも特別できるわけではないので自分自身何も成長できない職場だと思いました。また、時給制なため、自分が働いた分だけ給料が大きく変動するので、Tさんのように病気で何日か休んでしまった時には時給制ではやはり、日常生活に大きく影響してしまうのだなと思いました。自分が就職するとき時は、契約社員ではなく、急な異動を命じられずに、なおかつ給料が安定した職場に正社員として雇ってもらえるように努力したいと思います。

契約社員よりも正社員の方が「急な異動」に対応しないといけない。


フリーターの若者は考え方が楽観的すぎる気がする。仕事の内容が思い通りにいく人なん
て少人数なのに妥協しないで理想を求めすぎている。結婚してもフリーターで、将来に向けて貯金なんてできると思えない。Yさんは論外。この調子で仕事が見つかると思えない。

Yさん、Tさん、Hさん、それぞれ個性があって違うことを考えているのに、十把一絡げに「楽観的」と説教する勇気ってどこでわいてくるのだろう?


正直、あんな職場には行きたくないと思ったし、このような現実があることに驚きだ。「必要な時に必要な人材を」というフレーズはよくCMで聞くが、その言葉の裏には「人材不足のきつい仕事にフリーターを」という意味があると思った。同じような派遣は労働者派遣法で守られているのに対し、請負会社には大変厳しい。残業や時給についてだが、生活していけない額だと思った。

私は学生時代あまり違わない世界でバイトをしていたから過酷だとかそういったことは感じなかった。行きたくて行く世界じゃないのは確かだ。続かない人もいる。だけど裏を返せば期間を満了してカネを稼ぐ人もいるのだ。人は君が思ってるよりタフなものだよ。


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