選択肢の問題は,配布している練習問題と同じ形式です.残りの記述問題は, 論述問題ではありません.通常なら選択肢に書いてある程度の,簡潔な答えを 要求するものです.したがって対策としては,練習問題に出てくる選択肢のう ち,間違えているものは,なぜそれが間違えているのか,また,正しい選択肢に関 しては,なぜそれが正しいのかという解説をよく理解しておくのが良いでしょ う.そして,見たら思い出す程度の理解ではなく,自らモデルの仕組みが説明 できるくらいの理解をしておく必要があります.
出題範囲は,今までに学習した全ての箇所と補講で学習する箇所です. 授業でも言いましたが,弾力性に関する問題は必ず出ます.総需要曲線までは, 前期でやりましたが,総供給曲線以降は補講でやることになります.したがっ て,補講でやる箇所は,皆さんの学習時間を考慮して基本的な質問にとどめま す.応用問題は後期に出題します.
期末試験は,中間試験と違い,夏期長期休暇という十分な学習時間がありまし たから,中間試験に比べて応用問題を中心に出題します.問題のパターンと解 答を暗記するのではなく,モデルの仕組みをよく理解しておいてください.