1994年度(前期)民事訴訟法II 留学生期末前試験
1. 請求異議の訴え
2. Xが、自ら所有する家屋の占有者Yを相手に、家屋明渡請求訴訟を提起し、その後、Xの勝訴判決が確定した。そこで、Xが強制執行を行うため現地に出向いたところ、以下の者が占有していた。Xが上記判決に基づき強制執行を行うためには、いかなる者に対する執行文の付与を求める必要があるか。あるいは、そもそも上記判決によっては強制執行を行うことは認められないのか。根拠となる条文を示しつつ、制度の概要を論ぜよ。
1) Yから当該家屋を借り受けたA。
2) Yのために当該家屋を管理している管理会社Bの社員C。
注 上記の設問の双方に答えること。
書き込みのない六法のみ持ち込みを許可する。
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