How to work with Excel, term paper and senior thesis （for Xal Division Yr. 2000; 演習 II, III Yrs. 2001-2） [Last modified：4/20/2001] 0. この文書は随時改訂するので，小島ホームページ上で各自定期的に読むこと！ a. この文書は印刷してもよいが，随時改訂するのでそれに合わせて印刷すること． 1. 卒論レイアウト，昨年度の卒論を見て参考にする． a. 小島HP：左フレームで「演習 III；卒 論」：卒論レイアウト，卒業生の卒論． 2. 講義（小島HP：左フレームで「Japanese Bus. Mgmt. B」に沿って）：経営分析， 相関関係と散布図，回帰分析． a. 経営分析 a1.『経営分析の基本』第 I 章「経営分析の基礎」右ページに要点整理． b. 相関関係と散布図： b1. 『EXCELによるデータ解析の基礎』相関関係，散布図：第７章 c. 回帰分析 c1. 『EXCELによるデータ解析の基礎』第９章 c2. 損益分岐点：総売上＝総費用なる点：『経営分析の基本』pp.130-31． 3. zip 圧縮されたExcel ファイル（elec_78-98.zip, elec_78-98_IndAvrg.zip) の保存． a. WinZip で解凍，続けて保存の方法：最終的に，elec_78-98.xls, elec_78-98_IndAvrg.xls を保存．zip ファイルは削除してよい． b. Netscape Comm., Internet Explorer からの保存："How to click the link" をみよ． c. NetNews から保存の場合（*.xls 形式のExcel ファイル with more than one sheet and graphs）：Nets. Comm. で， (1) 編集−設定... (2) メールとグループ：メールサーバ：受信メールサーバ (3) 追加：mailserver と入力（入力済みであれば不要） (4) 編集：全般：ユーザ名を入力（s001234.） (5) OK, OK (6) Communicator−ニュースグループ：パスワード入力 (7) news 又はnewsserver を右クリック：ニュースグループを購読：ニュース グループ一覧：class.keieitoukeigaku-kojima：購読：OK： class.keieitoukeigaku-kojima：「最新卒論作成用 Excel file」：記事を読んで， Excel ファイル（*.xls）をクリックし（開く−OK），新しいフォ ルダ「卒論」を作ってそれに保存． 4. 保存したExcel ファイル，elec_78-98.xlsの中のSheet "Items and Ratios" の解説． *. See 「基礎演習 I (Yr. 2000)」HP!! a. Balance Sheet Items Studied. a1. Assets; Libabilities and Shareholders' Equity a2. Indices for Corporate Financial Security/Ability to Pay (cf. Default, default risk) 企業の安全性 b. Profit and Loss Statement; Other Items. b1. Net Sales, etc.; Total Number of Shareholders, etc. b2. Indices for Corporate Profitability/Productivity 企業の収益性／生産性 b3. Indices for Corporate Growth 企業の成長性 4'. 経営分析の詳細な解説． a. 作業すべき基本項目：Excel ファイル（elec_78-98.xls)の中のSheet "Items and Ratios" b. 各項目の解説は『経営分析の基本』を熟読のこと： b1. Indices for Corporate Financial Security/Ability to Pay：第 II 章 「会社の安全性をみる」ps. 50, 70．自己資本比率については，大蔵省HP (http://www.mof.go.jp/)：統計資料：法人企業統計調査：年次別調査の平成10年 度 [HTML形式] ：自己資本比率 b2. Indices for Corporate Profitability/Productivity：第 III 章「会社 の収益性をみる」ps. 104, 114, 116, 124, 128． 人的資源，付加価値を扱っている：両者の相関関係，散布図，回帰分析 を行い，人的資源が付加価値にどのように貢献しているか，調べてみる． b3. Indices for Corporate Growth：第 IV 章「会社の成長性をみる」 ps.138, 142． 5. 保存したExcel ファイル，elec_78-98.xlsの中の，他のシートの解説，実習． a. "Commu. Output" a2. Draw charts for Table1, including one with two vertical axes plotting one bar and one line graphs. a3. Compute the rates of change and draw charts for Table 2. a'. "Co. Names": Try to select firms you may work with your senior thesis. a'1. See "Japanese Business Mgmt. B" HP for telecomm. firms. 以下，Sheet "Data7803-9803"の解説： b. Indices for Corporate Financial Security/Ability to Pay (cf. Default, default risk) 企業の安全性 b1. Equity Ratio. Period-average Total Assets. Capital Turnover Ratio. (1) These are all already computed for all firms and periods. (2) Note carefully how to compute them! Use it for other items and ratios below. c. Indices for Corporate Profitability/Productivity 企業の収益性／生産性 c1. Ratio of Opr. Profit to Sales (%) - Ratio of Employ. C. to Sales (%), etc. (1) First two periods for the first firm are computed. (2) Compute the rest. c2. Ratio of Ord. Profit to Total Assets (%) - Period-average Total Stockholders' Equity (1) These are all already computed for all firms and periods. c3. How to find the break-even point sales for the very first firm, Jinko Elec. [Compute TC for all other firms as well!]: (1) Scatter Diagram for Total Cost (y) vs Total Sales (x). ★散布図内をクリック：グラフ：近似曲線の追加：線形近似：OK．線の色を目立 たせる． (2) Regression Analysis for Total Cost (y) vs Total Sales (x): --- ▼「ツール：分析ツール...」を選択できるには，グラフがクリックされた状態で はダメ．グラフではなく，セルがクリックされた状態でなければならない． ▼相関係数（correl）や，「ツール：分析ツール...：回帰分析」を実行するには， データの中に「#N/A」があるとダメ．「#N/A」なしのデータを作る要領： #N/Aのセルを選択：編集-削除：上方向にシフト：OK． ▼回帰分析の結果では： ▼0. 企業名，期間を明記する． ▼1. Y軸：総費用（TC）．X軸：総売上高（TS）．（単位は百万円） ▼2. 分散分析表で，切片-係数：固定費．X数値1：傾き． もし切片-係数＜０なら，固定費と見なせない．このとき，データ選択始まりの期 を7803でなく，8703，9003などに変えて 早期のデータは使わないようにする．こ れで切片-係数＞０なら，固定費と見なす． ▼3. 切片-係数：固定費（a），とX数値1：傾き（b）を使って，損益分岐点売上高を計算する （総費用直線 tc = a + b*ts）： 損益分岐点売上高 = a/(1 - b) ▼4. 損益分岐点売上高，固定費，損益分岐点分析とは？ ★損益分岐点分析の詳細は「経営成果をはかる」，又は『経営分析の基本』第 III 章「会社の収益性をみる」 pp.130-135 を見よ． --- (3) Compute the break-even point sales. (4) Draw the break-even diagram, with Total Cost (y) vs Total Sales (x), using the Excel file "SpringHomework_I.slk" below. d. Indices for Corporate Growth 企業の成長性 d1. Sales Growth (%). (1) This is all already computed for all firms and periods. (2) Note carefully how to compute them! Use it for other items and ratios below. d2. Ord. Profit Growth (%) - Employment Cost Growth (%). (1) First two periods for the first firm are computed. (2) Compute the rest. 6. elec_78-98.xls で，[挿入：ワークシー ト]で新しくシート「卒論」(or "selected firms") を挿入． Sheet1をdc，卒論と入力． a. 個別決算データを使う．出所：日本開発銀行「企業財務データベース」． a'. シート「Data7803-9803」において，１行から４行目を選択し，シート「卒論」 に貼り付け． b. シート「Co. Names」において，経営分析したい企業（telecommunication equipment producers）を２社以上選ぶ． ただし シート「Data7803-9803」で次の作業をすること： b1. ２社以上選ぶとき，「データ開始決算期」と「データ最終決算期」が各社 で一致していることが望ましい．少なくとも年は一致していること． b2. ２社以上を分析の場合，年度の数がすべての企業で同じになるようにする （複数の企業のグラフ化に必要）．そこで，途中の年が欠けてい る企業（例：ソニーの8703欠けている）があれば： ★まず，（例：ソニーの8803の行を選択して）[挿入：行]でその年 の行を新たに挿入し，その行のセルは D 列から BL 列まですべて「#N/A」とする． ★続けて，BO 列「自己資本比率」以降で，その新たな挿入行の，直上の行 から直下の行までを下へコピーして計算し直す．但し， CG 列 「総売上高」のその挿入行は「#N/A」を入力！！（このようにして，成長 率などの計算で「#N/A」が正しく表示される）． b3. 選んだ企業のデータを選択しコピーし，[編集：形式を 選択して貼り付け：値]で（[編集：貼り付け]ではダメ！），シート「卒論」 (or "selected firms") に貼り付ける． c. シート「卒論」(or "selected firms")は，新規の Book として（即ち，軽 いファイルとして）保存して，サイズの小さいBookと作業する方が楽であろう：シ ート「卒論」(or "selected firms")全体を選択，コピー：それを新規の Book のセル A1 にペースト：この Book を「卒論」(or "selected firms")として保存． d. ファイル「卒論」(or "selected firms")」において： d1. Delete the columns for the original data, keeping only the computed ratios and growth rates. (The original data are no longer needed.) d2. How to draw a graph showing all the firms chosen for every Index for Corporate Financial Security/Ability to Pay, for Corporate Profitability/Productivity, including break-even point diagrams, and for Corporate Growth: ★1: Select the first firm data only for an index like Equity Ratio (%). Do not select the index title like Equity Ratio (%)!! ★2: ダイアログウィンドウ「グラフの元データ」の「系列」タグで，系列1 に系列2，3として「追加」する形で，2番目以降の企業のグラフを追加するために， 「値」空欄の赤印をクリックして各企業のデータのみを選択する．最後に，「項目 軸ラベルに使用...」空欄の赤印をクリックして期（7803-9803）を選択する． ★3: グラフタイトルなどの入力．グラフタイトルには，各系列番号の企業 名も入力！！但し，最初のグラフ「Equity Ratio (%)」で入力した「 1: Yasukawa, 2: K.Matushita, 3: Toshiba」などを2番目のグラフ以降のグラフタイ トルにCopy&Pasteすればよい（再入力不要）． d3. 一つの企業について，二つの異なる縦軸をもつグ ラフも描きなさい：売上高（百万円） vs 売上高経常利益率（％） e. 企業間の比較をしなさい（グラフも参照して）． e1. How to interpret the time series plots above． ▼1 小島HP：Japanese Business Management：Lecture Note Index: Table で， 1970年以降の日本経済を概観し，日本経済の変動と企業の時系列データの変動（付 加価値，その年次変化率，などの経時変化）とを関連づける． ▼2 注意： ・ 個別決算データにおいて，7803=4/1977〜3/1978（1977年度），...， 9803=4/1997〜3/1998（1997年度） ・「額」表示の時系列データ間では，見せかけの相関（時間要因，即ちトレン ド，が両方に共通であるが故の相関）の可能性が高い． そこで，時間要因（トレンド）を取り除いた年次変化率データを使った相 関関係，散布図も重要：（みせかけではない）真の相関の有無を確認する． 7. elec_78-98_IndAvrg.xls を使って，分析対象企業と業界平均（=上場企業 平均）との比較対照を行う． 8. 卒論を書く作業． a. 卒論レイアウト，昨年度の卒論を参考にする： 小島HP：左フレームの「演習 III；卒 論」：卒論レイアウト，卒業生の卒論． b. Word ファイル bathesis の保存先： b1. フォルダ「演習III」又は「卒論」，および b2. １月に入って卒論提出後に，フォルダ public_html: senior c. 卒論： c1. まず，論文の構成を決める：各章，節のタイトルを決める．勿論，これらは 変更の余地あり．「演習 III；卒 論」の「卒業論文サンプル」を参照． c2. ディスプレイ上でExcel, Word を併置して，Excelのグ ラフタイトルに番号（「図１」など）を付し，その番号をWordで使いなが ら，各章，節の文章作成． c3. 最後に（卒論提出直前頃にでも），各章と節に，Excel シート「卒 論」内のグラフ，回帰分析結果などをコピー＆ペーストシート（最終ファイルのサ イズは結構大きくなる）．図は，卒論の末尾に集めてペーストしてもよい． d. ファイルのサイズを小さくしたり，元に戻すには，WinZip で圧縮，解凍する． ===