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ボランティアセンター

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手話&ノートテイク講座を開催しました

2019.06.26

 5月22日、5月29日、6月12日の毎週水曜日に、2時間3回にわたって手話&ノートテイク講座を開催しました。特定非営利活動法人障がい者相互支援センターMCPから講師の本田いずみ氏、市川杏奈氏をお招きし、講座には学生教職員約20名が参加しました。
 第1回目は、「障がい理解」について学びました。口話伝言ゲームでは、3チームに分かれてお題の言葉を口話で伝言し、口を大きく開けたりするなど工夫しましたが、思うように伝わらず、口の動きだけで言葉を読み取ることの難しさや、情報を得ることができない不安な状態を体験しました。また、学内で出来る支援についても考えました。実際に、視覚障がいの方へのガイドのポイントや注意点などを学び、2人1組になって教室や廊下を歩き回りました。いつも何気なく通り過ぎている段差や床においてある荷物なども視覚障がいの方にとっては危険な場所であり、わかりやすく伝えるために指示語を使わずにガイドし、相手の立場に立って考え、サポートすることが大切だと学びました。最後に講師の方から、「支援する側」「支援を受ける側」という関係ではなく、お互いに支え合える関係を築いてほしいとのお言葉をいただき、第1回目の講座が終わりました。
 第2回目は、手話を使ったコミュニケーションについて学びました。最初に、手話の基礎として、コーヒー、お茶、紅茶などの似ているものを、手だけを使って表現しました。同じ飲み物なので、豆を入れる様子や、急須やティーバッグを使う様子など、それぞれの特徴が伝わるよう工夫しました。また、指文字を使って自分の名前を練習しました。指文字は、アルファベットを引用したものや、カタカナの形から作ったもの、数詞を転用したものなどもあり、楽しく覚えることができました。その後、学校などで使える手話を習いました。手話には助詞がないため、手話だけでなく、口形や表情などで表すことも大切だと学びました。そして、覚えた手話をいろんな人と披露しあいました。最初は、誰とペアになろうか悩む姿や、表情や動きがぎこちない姿が見られましたが、、何回もしているうちにリラックスしてきて、前回習った「ありがとう」の手話をプラスして使う様子なども見られ、和やかな雰囲気の中、学ぶことができました。
 また、西南学院大学の手話サークル「とびうめ」のメンバーから、一人ずつ活動紹介の時間がありました。昨年の手話&ノートテイク講座がきっかけで「とびうめ」に入った学生もいて、この講座を通して、多くの方がより深く手話に興味を持ってくれることを願っています。最後に、第3回で学ぶノートテイクに関するゲームを行い、第2回目の講座が終わりました。
 最終日の第3回目は、「情報保障」や「ノートテイク」の基礎について学びました。何も知らない状態でノートテイクをやってみると、書くペースが追いつかずに聞き取れないところがあったり、字が小さく見づらくなったりと、見返してみると伝わりにくいノートになってしまいましたが、ポイントを教えていただき再チャレンジすると、見違えるほど伝わりやすいいノートを作ることができました。また、ノートテイクには支援者にもたくさんのメリットがあることも知ることができました。
 参加者からは、「手話やノートテイクを通して、障がいの方々と関わってみたいと思った」「充実した時間になった」「口話の難しさを体感し、手話やノートテイクの大切さを痛感した」「大丈夫?という手話は今後使っていきたい」「障がいのある方々の気持ちを汲み取って、支援を行うことが大切だと分かった」「障がいのある方が(悲しい)作り笑いをしなくて済む環境を作っていきたいと感じた」「聞こえない方は手話を使う方が多いと思っていたので、実際は違うと知って驚いた」「手話も話せるようになったらカッコいいなと思ったので、指文字から始めたい」など、多くの感想が寄せられました。
 今後もボランティアセンターでは、継続して講座を開催し、学内に「障がい理解」の意識を高めていきたいと考えています。