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2016年 創立100周年

ボランティアセンター

2018.05.14

陸前高田市 戸羽太市長による講演及び交流会を開催しました

4月30日(月)西南学院百年館にて、岩手県陸前高田市の戸羽太市長の講演及び交流会を開催し、陸前高田のサポーターの方々をはじめ、約30名の学生・卒業生・教職員が参加しました。 

 

講演では、震災直後、近くまで物資は届いていても、そこから被災した方々に届ける手段がないなど思うようにいかないことがあり、悔しい思いをされた中で、たくさんのボランティアの方が来てくれて勇気をもらい、励まされたとお話ししてくださいました。「自分が力になれるだろうか?」「ボランティアが大挙して押し寄せては迷惑ではないだろうか?」などためらってしまうこともあるかもしれないけれど、被災地の方々は、ボランティアを必要としているし、ボランティアにもさまざまな形がある、と話されました。

その中で、一人のおじいさんのお話をしていただきました。その方はご家族を震災で亡くし、家も流され、一人で仮設住宅に住むことになったそうです。悲しみと不安の中、今までとは全く異なる一人での生活にも戸惑いながら過ごされていました。この思いを誰かと話したい、頼りたい、と思っても、周りに住んでいるのは同じ被災にあった人たちで、皆辛い目にあっている現状の中なので、ボランティアの人が相手ならば愚痴もこぼせると感じられたそうです。私たちに何ができるのか、力仕事や作業だけでなく、「相手の気持ちになって考える」そして、「寄り添う」こともとても大事なことだと教えてくださいました。

また、復興にあたって「誰もが安心して快適に過ごせるまちづくり」についてもお話ししてくださいました。「困っている人がいたら手を差し伸べる、具体的に行動に移す勇気」が大切で、「自分本位ではなく、相手が必要としている支援は何かを考え、行動してほしい」など、ボランティアの本質を見つめなおす良い機会となりました。

交流会では、戸羽市長をはじめ、陸前高田のサポーターズの皆さんと直接いろいろなお話をすることが出来ました。復興についてのお話やサポーターズの活動内容、また学生の就職についての相談などでは、行政機関が求める人材など詳しく親身になってお話してくださり、大変貴重な時間となりました。

最後に学生ボランティア団体「いと」代表の松村幸音さん(文学部外国語学科英語専攻3年)から、「ボランティア活動だけでなく、自分が普段生活していく上で、相手に寄り添うこと、一歩踏み出す勇気をもつことを意識していこうと思います。」とお礼の言葉を述べて閉会しました。

 

この講演及び交流会で感じたこと、学んだことを、一人ひとりの歩みやこれからのボランティア活動に生かしてほしいと願っています。