2008(平成20)年度は、上半期は好景気や団塊世代の大量退職時期を踏まえ、空前の売り手市場と呼ばれるほどの企業の活発な採用活動が進められました。しかしながら、9月の米国証券会社リーマンブラザーズの経営破綻を機に、それまで不安視されていたサブプライムローン問題に端を発した世界的な金融不安が一気に進み、景気の悪化が雇用の部分にまで影響を及ぼすものとなりました。それに連動するように、秋以降の企業の採用意欲は急激な陰りをみせました。
そのような下半期の採用収縮の動きにもかかわらず、本学の学生は地道に活動を行い、前半の採用活動が活況を呈していた時期の内定とあわせ、「就職希望者」の大半が就職を決定しました。
就職決定先を規模別にみると、大手、準大手企業が過半数を占め、資本金10億円以上の企業に6割近くの学生が就職を決定しています。業種別では、例年どおり、金融・保険業、卸売・小売業、マスコミや教育関係を含むサービス業、製造業などへ多くの学生が就職しました。
一方、毎年高い競争倍率になっている教員、公務員の採用試験では、従来から全国的に見ても高い合格率を誇る本学の実績を維持しました。教員では、福岡県、福岡市などの公立学校教員、私立高校や私立幼稚園など約50名の合格実績をあげています。
以上、2008(平成20)年度の就職状況を総括すると、本学学生が就職環境の変化や厳しさを認識しつつ、臆することなく積極的かつ冷静に活動したこと、また社会での卒業生の活躍や企業の本学学生に対する高い評価に支えられ、堅調な就職状況だったといえるでしょう。
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