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2019.01.24

佐々木武夫教授(商学部)の最終講義を行いました

 1月17日(木)、2号館407教室にて、本年3月で退職を迎える商学部経営学科の佐々木武夫教授の最終講義を行い、ゼミ生や商学部の学生をはじめ、教職員や卒業生など約150人が出席しました。



 佐々木武夫教授は、日本的経営と人的資源管理、 地域と産業が専門で、経営社会学などの講義を担当されました。
 最終講義では、自身の来歴を振り返りながら、特に1981年の本学赴任以降の研究について説明しました。佐々木教授は、「赴任当時の研究分野はアメリカの組織論で、人間関係論やR.K.マートンの構造機能主義による官僚制の研究の流れを再検討した。その後、日本の大企業の官僚制化と大企業病が問題になっていたこともあり、日本的経営論、特に人的資源論と呼ばれる領域の経営制度の変化を検討することにした」と語りました。

 また、「日本の経営秩序は家族主義(天皇制家族国家)を建て前とした温情主義的なものではないか、という視点を学んだことで、何が日本的なものであるかを識別するため、経営の国際比較を行った」と時代によって研究内容が変化した事に触れ、「1990年頃には日本の企業経営や働き方は転換していき、産業は重厚長大から軽薄短小へ、ものの豊かさから心の豊かさを重視する時代へと変化した。今後は、異質で多様なものへの関心を喚起すると同時に、これまで繰り返してきた学習と改良のダイナミズムを維持することが期待される時代となった」と指摘しました。

 その後、入試センター長を務めた経験から、入試と密接な関係がある大学生の就職活動について研究した事を踏まえ、「将来、自分が40代、50代になる際に発展する産業を見極め、時代や企業の変化に自分の適性をマッチングさせていくキャリアデザインの能力を伸ばしてほしい。また、ワーク・ライフ・バランスを意識して、仕事と自分の生き方のバランスを意識する事が自分を助けることになる」と学生にメッセージを送りました。



 最後に、「38年前の赴任以来、長い期間を教員として勤めることができ、講義を聴いていただいた学生の皆さん、商学部の諸先生方、教職員の皆さまに深く感謝します」と述べ、最終講義を締めくくりました。
 講義終了後、商学部、ゼミ生、卒業生から花束贈呈が行われ、聴講した学生・教職員、卒業生から大きな拍手が贈られました。

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