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2018.02.02

法学部「Seinan Vis Moot」チームがオーストリア・ウィーンでの「国際模擬仲裁大会(Vis Moot)」に九州の大学から唯一出場します!

 法学部の学生21名でつくる「Seinan Vis Moot」が、3月24日(土)~29日(木)にオーストリア・ウィーンで開催される「国際模擬仲裁大会(Vis Moot)」に、九州の大学から唯一出場します。

*「Seinan Vis Moot」のメンバー。サポートするのは、姜成賢弁護士(前列左から2番目)、多田望法学部教授(同1番目)、釜谷真史法学部准教授(後列左から1番目)、今川京子言語教育センター助教(同2番目)。

  国際模擬商事仲裁大会(Vis Moot[ William C.Vis International Commercial Arbitration Moot ])とは、1993年より毎年3月にオーストリア・ウィーンで開催されている世界的に有名な、国際商取引に関する模擬仲裁大会で、米国ハーバード大学をはじめ、世界80カ国以上から集まった約360校が優勝を競っています。日本からは今年は本学(初出場)のほか、同志社大学、神戸大学、早稲田大学の4大学が参加します。
 大会は、昨年10月に発表された課題の英文資料(約60頁)を読み込み、事案・論点の分析を行うことから始まります。申立人・被申立人双方の立場になって法的主張を組み立て、昨年12月に申立人側の、1月に被申立人側の準備書面(各50頁程度)を、本部に提出します。3月にウィーンで行われるのは、その準備書面をもとにした弁論です。
 課題はすべて英語であり、UNCITRAL(国連商取引法委員会)モデル法やCISG(国際物品売買条約)といった国際的ルールについての文献資料もほとんど英語。さらに、準備書面も、弁論も英語で行わなければなりません。
 UNCITRALや実務団体の後援を受けた大会であることもあって、今まさに実務で問題となりつつある最新のトピックが課題となっていたり、また弁論を審査するのは実務で活躍中の著名な仲裁人であったりと、国際取引法務の最前線を肌で感じることのできる大会です。


 Seinan Vis Mootの歴史は昨年2月に遡ります。昨年2月に行われたVis Moot 日本大会を見学に行った法学部学生有志は、「同年代の人たちが分厚い英語の問題を読み、それをもとに英語で議論している姿に、本当に驚いた。」(法律学科3年 林桃子さん)そうです。「本学の学生にもぜひVis Mootに挑戦してほしい。」と考えていた多田望教授と釜谷真史准教授は、福岡の法律事務所(弁護士法人Bridge Rootsブリッジルーツ)に勤務するVis Moot経験者の姜成賢(きょう・まさたか)弁護士にコーチ就任を依頼し、ここからSeinan Vis Mootの活動が始まりました。
 4年次生1人、3年次生12人、2年次生4人、1年次生4人は、昨年6月から週1回の定期会合をもち、準備を重ねていきました。英語が苦手な学生には、今川京子助教が特訓をほどこします。「経験者がおらず、何もかもがゼロからのスタートだったので、これでよいのかいつも不安だったが、仲間や先生とただ必死に前に進んできた。」と、メンバーのダウンズ啓太ジャックさん(国際関係法学科3年)は振り返ります。

*1月17日、図書館で準備書面の仕上げに取り組む学生たち。

 被申立人側の準備書面提出締切直前の1月17日、図書館のグループ学習室に集まった学生たちは、資料片手に議論を重ねています。その眼差しは真剣そのものです。「初参戦なので、挑戦者として、恐れずに頑張りたい。」と、松原祐二郎さん(国際関係法学科3年)は意気込みを語ります。
 2月17日(土)には、昨年視察した国内の京都大会に出場予定だそうで、今は当日の弁論に向けての練習に励んでいます。コーチを務める姜弁護士は、「『国際商事仲裁』を舞台に、日本、そして世界の同世代の学生と議論を交わし、多くのものを得てほしい。」と学生への期待を話します。
 2月17日(土)の京都大会、そして、3月24日(土)からのオーストリア・ウィーンの本大会に向けて、学生たちはより一層の成長を見せてくれるものと期待されます。皆様の応援をどうぞよろしくお願いします。

*課題に取り組む学生たちの様子。

<参考>
■ 国際模擬仲裁大会 Vis Moot HP
https://vismoot.pace.edu/

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