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2017.11.27

卒業生で芥川賞受賞作家の沼田真佑さんが母校で初講演

 11月14日(火)、チャペルにて、「影裏(えいり)」で第157回芥川賞を受賞した本学卒業生で作家の沼田真佑さんを講師に迎え、読書教養講座を開催しました。



 K.J.シャフナー学長から芥川賞受賞を祝す花束が贈呈された後、母校で初めてとなった講演では、沼田氏が図書館でドイツ文学や英文学などに触れていたエピソードを披露し、会場の学生たちへ「単位取得と時間に余裕があるときは、時には自分の専門分野に捉われず広く教養科目を聴講するなど、知識を深めてほしい」と伝えました。
 続いて、英文学者で東京大学准教授の阿部公彦氏を講師に迎え、本学法学部の田村元彦准教授コーディネートのもと、「小説を書く理由、創作の源」をテーマに沼田氏が対談しました。阿部氏が沼田氏の芥川賞受賞作「影裏」を読んだ印象や小説の読み方に触れ、「段落ごとに文体が違うのがわかる。作家の意図に触れてほしい」と語ると、沼田氏は文章に対するこだわりや自分自身が感じる文章の『照れ』などを伝え、小説を書くことや言葉を綴ることに対する思いを語りました。会場からの質問に対し沼田氏は「小説は虚構であるが、作家として、自分に嘘をつかず、これからも誠実に文章を書いていきたい」と述べました。
 沼田氏独自の視点と語り口に会場は和やかな雰囲気に包まれ、作家沼田真佑氏の人柄に触れる講演会となりました。
 沼田真佑さんの芥川賞受賞、心からお祝い申し上げます。


*左から田村元彦准教授、沼田真佑氏、阿部公彦氏。

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