

情報を調べるにあたり,まず何を調べるかを明確にしておく必要があります。漠然と「○○について調べる」では対象が広すぎて目的の情報にたどり着くことができません。
「人口について調べる」場合を例にしてみましょう。
「人口について調べる」だけではどこからしらべてよいのかわかりません。 そこで「人口」の「何」を調べるのかということで
・「データ(統計)」
・「人口問題」
・「人口政策」など
が次の段階としてあげられます。ここでは「データ(統計)」を調べてみます。
人口のデータを調べる場合,どこの人口のデータが必要なのかということになります。日本なのか他の国なのか。日本の場合では日本全体なのか,都道府県別なのかということになります。またいつ(年)のデータが必要なのか。 ここまで検索対象を絞り込むと調べやすくなります。今回は総務省統計局が発行している「日本の統計」を調べてみます。図書として図書館に所蔵していますが,Webでも公開されています。
日本の統計(総務省統計局)
ここにアクセスすると内容の箇所に「人口」についての情報が掲載されていることがわかります。そこから進むと「人口」も人口数だけでなく男女,年齢,出生・死亡,将来人口など様々に分類されています。この中から目的に合致したものを選択すると目的の情報に到達することができます。 |
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このように調べることを明確にしていくと目的の情報に到達することができます。人口の調べ方も上に記した以外にもいくつも方法があります。 福岡の人口に限れば「日本の統計」からも調べられますが,Fukuoka Data Web(福岡県調査統計課)からも調べることができます。 調べる方法が異なれば目的の情報に到達するまでに,目にする情報も異なってきます。そこから新たな情報や興味が出てくることもありますので,一つの方法だけでなく複数の方法で情報を検索してみましょう。

様々な方法で情報を入手することになりますが,その情報の情報源(どこからその情報を得たのか)を明確にしておく必要があります。
図書や雑誌,新聞から情報を得た場合は,情報源である書名,雑誌名や発行年,ページなどを記録しておいたほうがよいでしょう。図書や雑誌,新聞などは責任の所在が 明確に記されています。
WEBで検索する場合(特にサーチエンジンの利用)は無数のWEB上の情報を検索するので,中には不確かな情報も含まれています。 検索した結果が,公のサイト内に記されているものならば特に問題はありませんが,個人で開設しているサイトなどの情報は情報の客観性・正確性に欠けるため 注意してください。またサイトが閉鎖になることもありますので,後日改めてアクセスしてもつながらないこともあります。学内のみで利用できる新聞社等のデータベースは公の機関であり,情報源としては確かなものといえます。 WEBで情報を得た場合もそのサイトについての情報(サイト名やURL,検索方法・手順や検索語など)も記録しておくようにしましょう。

辞書,事典類のような調べるための資料を参考資料といいます。参考資料は情報を調べやすく編集されていますので,参考資料の編集内容(50音・アルファベット順,分野ごと)を確認しておくと利用しやすくなります。 また参考資料には索引が備えてありますので,調査事項を索引からたどっていくと効率的に情報にアクセスできます。

OPACや各種データベースを利用する際に,キーワード(検索語)を入力しますが,このキーワードの入力の仕方によって検索結果が大きく変わってくることがあります。 基本的には調べたいこと(もの)のキーワードを単語で入力しますが,キーワードが複数ある場合はスペースで区切って入力してください。また演算子が利用できるデータベースもあります (AND,OR,NOTなど)。データベースごとに設定が異なりますので,ヘルプ等を参照してください。

情報を調べるためのヒントを書いてきましたが,情報検索を含めて図書館を利用するうえで不明なことがあれば図書館員に遠慮なく質問をしてください。 質問する内容は図書館に関連することであれば何でもかまいません。
- OPACの利用方法
- 資料の所在(図書館のどこにあるのか)
- データベースや参考資料の利用方法
- 情報検索の手順・方法
- 本学図書館にない資料の利用・入手方法 など
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