LEA(Legal English Associate 法律英語研究会)

LEA(法律英語研究会)

インターネットによる国際交流の方法を開発します。
このため、法学部に特化したサークルを設けました。

活動は主に次の3つです。(詳しくは、ネットで下線の語を検索。)

1を行うために必要な英語力を、2、3で身につけようという関係です。

1.遠隔授業システム Video Conferencing

 今年の後期からI-101教室にインターネットによって外国の大学の教室と交信できる設備が設置されます。大学に居ながら外国の大学の学生たちとシンポジウム、研究会、ディベートなどを行うことができます。しかも、外国に行く旅費と時間も要りません。
(留学は1国だけですが。このシステムでは世界中の多くの国の人と英語で交流できます。 現在、韓国の4大学、台湾、イギリス、フランス、オランダ、チェコの大学が協力の意思を表明しています。) とりあえず、今年度は、台湾の東呉大学と米国の北テキサス大学の合同授業の一部に参加するとともに、韓国の東亜大学校の来訪を歓迎するための活動を行います。

2.MOOC (edX, coursera)の受講=会の日常活動

 欧米の大学では、インターネットで講義を世界中に配信しています。途上国などで大学に行けない人たちが何百万人と受講して勉強しています。日本では、個人でネットを使って勉強する習慣がないので利用が難しいのですが、会員の誰かが登録して、助け合いながら受講します。コースが終わってテストに合格すれば修了証書(certification )が送られて来て、一定レベルに達したら学位を取ることもできます。就活で履歴書にも書けます。LEAの例会で見るコースと、各自が好みで受講するコースがあります。
 例会では、事前に各自で見てきたことを前提に、みんなで見て問題を解きます。

3.レアジョブ(rarejob)の受講

 各人で登録して、自宅などのパソコンでSkype を使ってフィリピンの大学院生と毎日30分間英語でおしゃべりをします。(2は登録料全額を大学が補助します。3は、半分を負担します。各自の負担は3千円程度/月の見込です。)

活動 週2回程度(兼部可)

 原則として、月曜または金曜5限に集まります。週2回にしているのは、週1回だとその時間に欠席せざるを得ない人は2週間空いてしまうので、活動日を増やしました。少なくともどちらか1日出席することが期待されています。
(遠隔授業は、欧米など相手校との時差があるので、活動時間が変わることがあります。)
*東呉大学・北テキサス大学の合同授業は、台北朝8時、テキサス前日19時で、日本は朝9時となります。今年度は、10月14、21、28日(火曜)

今年のテーマ(テーマについて英語で議論するため事前に勉強会をします。)

・東亜大学校との交流会(シンポジウム)
 11月7日(金)4限に実施 「混血児をめぐる社会問題と法的問題」

・東呉大学・北テキサス大学
 14日(テレビ会議システムのテストラン) 「貧困と経済開発」
 21日「台湾、中国、米国の国際関係」
 28日「女性の権利」

・フランス・モンペリエ大学、オランダ・アムステルダム応用科学大学、ポーランド、チェコの大学と交渉中です。合意できれば、遠隔装置でシンポジウムを開きます。

入会資格・定員 法学部在学生(学科、学年は不問)

(教室の収容定員と予算の関係で、合計50名程度を定員とします。)
* Skype を使うので、自宅にパソコンとネット環境があることが望ましい。
* 今の英語能力は問わないが、最終的にTOEIC800点を目標にして勉強します。
そのために必要な活動を行います。特に次の人は歓迎します。
(1)国際交流を経験したいけど、海外に行くお金が無くて残念に思っている人
(2)自宅でも毎日机に向かって英語を勉強する意欲がある人
(3)インターネットを使って外国人と自由に議論できるようになりたい人

費用負担 会費 年間千円(郵便・通信費)

 MOOCの登録料は全額、レアジョブは6カ月分半額を大学が補助します。(登録は義務ではない。)(MOOCは1万円くらい。レアジョブは月3千円の補助。)
補助金の申請方法は、別途に説明します。(クレジットカードで支払い、その受領証を添付して申請する。カードがなければ、レアジョブは3か月分前納で振り込み支払。振込票を添付して3か月分半額を申請します。)

申込み・問合せ 下記にメールを送ってください。定員に達したら締切ります。

あて先  kogama@seinan-gu.ac.jp 古賀 衞(法学部教授)

*メールには下記を書いてください。
subject (件名) =LEA(検索でまとめるので、全部のメールに記入。)
text (本文) =「申込みまたは問合せ在学番号、氏名、携帯電話番号」

*返信は、送って来たメールのアドレスに送ります。PCからの着信拒否を設定しているアドレスから送られたメールには、セインズアドレスに返信します。

その他

 これは、大学の財政計画及び教育インキュベートによって承認され、予算がつけられていますが、学生主体の活動となるようにサークルとして学生課に登録しています。授業にしないのは、開講時間や場所、単位の制約を受けない活動をするためです。また、ゼミなど閉じられた団体ではなく、誰でもいつでも入会できる、兼部可能な開放的サークルとします。