2022.07.20

VisMoot3大学合同ゼミに参加しました。


  • 2022年度3大学Vis合同ゼミ1

  • 2022年度3大学Vis合同ゼミ2

【合同ゼミの概要】

 2022年7月20日(水)に、西南学院大学・北海道大学・同志社大学の3大学によるVisMoot合同ゼミに参加しました。この合同ゼミは、10月の本大会問題の発表を前に、今年度初めて参加する学生が口頭弁論に挑戦することを主たる目的としたものです。北海道大学の曽野裕夫先生、同志社大学の野々村和喜先生・前川直輝弁護士、そして本学の釜谷真史先生が見守って下さる中、総勢52名の学生が練習試合を行いました。

【合同ゼミ当日の様子】

 それぞれのチーム紹介を行った後、参加者は3部屋に分かれ、それぞれの部屋で口頭弁論を第3試合まで行いました。今年度初めてVisMootに参加する学生は申立人・被申立人代理人に扮し、慣れない英語に苦戦しつつ、ペアと協力しながら、仲裁人からの質問にも何とか答えようと奮闘していました。また、昨年度VisMootに参加したことのある学生は、VisMoot大会では弁護士や大学の先生が務める仲裁人役に挑戦し、本番の雰囲気を再現しようと力を尽くしました。

 どの大学も沢山の時間をかけて練習を積み重ねてきた様子が伝わる、白熱した試合が繰り広げられ、講評の際には先生方から「3か月という短い期間でここまでのレベルに持ってこられたのは素晴らしい」との言葉をいただきました。

 試合後には、Zoomのブレイクアウトセッション機能を使用し、大学・学年の垣根を越えた交流の時間が設けられました。試合での緊張感漂う雰囲気とは一変し、終始笑顔で各大学の方々と交流できる貴重な時間を楽しみました。

【感想】

 本学チームは、4月から約50ページにわたる英語で書かれた問題の読解を始め、準備を重ねてきました。新規メンバーの多くは1年生で、大学生活にも慣れない中の活動となり、大変そうでしたが、上級生のサポートを得ながら練習を続けてきました。当日は、15分間英語で立論し、仲裁人からの質問にも食らいついて答えるまでに成長することができました。英語の質問が聞き取れなかったり、時間内に立論を終えられなかったりと、悔しさも残りました。今回の合同ゼミで感じた悔しさはこれから行われる本大会で晴らせるよう、一層練習に励みたいと思います。

 合同ゼミ当日は、立論をする際のスタイル面・原稿の構造や内容面など、他大学の方から、新たな刺激を得、多くのことを学ばせていただきました。「VisMoot」という同じ目標に向かい奮闘し続ける仲間と交流出来たことを、とてもありがたく、嬉しく思います。

 最後になりますが、オンライン開催による技術的なサポートやスケジュール調整など、合同ゼミ実施に向けてお力添え下さった先生方に、心より感謝申し上げます。また合同ゼミがスムーズに進行出来るようにと、パイプ役となり活動して下さった各大学のリーダーの皆さんにも深くお礼申し上げます。

記:尾崎 央虎(国際関係法学科3年)、砂坂 栞吏(同)