2022.04.12

Seinan VisMootが
ウィーン大会・香港大会に出場しました!


  • 香港大会:ウィスコンシン大学との試合後

  • 香港大会:対外経済貿易大学との試合後

  • ウィーン大会:シンシナティ大学との試合の様子

 西南学院大学法学部公認団体「Seinan VisMoot」が、2022年3月28日~3月31日に行われた香港大会、4月9日~4月12日に行われたウィーン大会に出場しました。
 VisMootとは、世界中の法学部生、法科大学院生が参加する模擬国際商事仲裁大会です。架空の国際取引の事例を、実際に存在する法律条文・判例を用いて申立人側・被申立人側の立場になって準備書面を作成し、口頭弁論を行います。Seinan VisMootは2017年から活動を開始し、今年度の世界大会ではオックスフォード大学や厦門大学などと対戦しました。

 準備書面を準備する段階では、手続面・実体面ともにシンプルそうに見えて複雑な論点に苦労しました。大会前は、世界各国で行われているプレ大会に出場し、海外大学との練習試合を毎日のように行い、英語での口頭弁論に慣れようと準備を重ねました。
 今年度は、前年度同様新型コロナウイルスの影響により対面での活動が少なく、全員で集まる会合がなかなか実現できませんでした。前年度の経験を生かし、LINE や Zoom を駆使してコミュニケーションをとる機会を増やしたり、「リアクションを3割増し」をかけ言葉にしたりと、オンラインでのチームワークづくりを工夫し続けました。その結果、全員が最後まで走り抜くことができました。

 大会に参加したVisMoot1年目のメンバーの多くは、大会を通してやりがいや達成感を感じたと話しています。普段の大学生活ではなかなか味わえない緊張感を味わい、乗り越えました。試合後は、2022年度の活動やVisMoot以外の場面でもその感覚を活かしていけるようフィードバックや感想の共有を念入りに行いました。2年目以上のメンバーも含めそれぞれが個人としてもチームとしても、成長を実感した大会でした。

 2021年度の活動を無事に終えることができたのは、国際弁護士の絹川恭久先生はじめご指導下さる先生方、応援して下さる大学教職員、OBはじめ皆様の支えのおかげです。心から感謝しています。
 4月からは新たなメンバーでの活動が開始しました。さらに質の高いチーム作りを目標に、日々の活動に励みますので、応援・ご指導のほどよろしくお願いします。

・﨑尾 美結(法律学科2年)
・尾崎 央虎(国際関係法学科2年)
・砂坂 栞吏(同)2年

<香港大会出場者および対戦校>

荒木 優葵子(国際関係法学科1年)・尾崎 央虎(同2年)[ウィスコンシン大学(米国)]
宮内 輝(法律学科1年)・橋本 歩佳(同2年)[オックスフォード大学(英国)]
深澤 舞雪(国際関係法学科1年)・﨑尾 美結(法律学科2年)[対外経済貿易大学(中国)]
大平 樹梨(国際関係法学科2年)・砂坂 栞吏(同2年)[中国政法大学中欧法学院(中国)]

<ウィーン大会出場者および対戦校>

徳永 彩乃(国際関係法学科1年)・角田 涼香(同2年)[厦門大学(中国)]
角田 涼香(国際関係法学科2年)・峰 結愛(同3年)[ハーグ応用科学大学(オランダ)]
片山 実咲(国際関係法学科1年)・松岡 亜門(同1年)[ボパール国立法研究所大学(インド)/シンシナティ大学(米国)]

*学年は2022年3月31日時点のもの