2020.10.13

1年生対象レポート大会を実施しました!

 1年生対象レポート大会を実施しました!

 1年生前期の基礎演習では、「西南式ディベート」を用いながら論理的思考の方法を学びます。例年であれば、クラス対抗のディベート大会でその成果を競うところですが、今年はコロナ禍の影響もあり、レポート大会として実施することになりました。題して、ひとりディベート。モーションは「9月入学制を導入すべきである」です。コロナ禍で休校がつづき、「学びの確保」を理由に一時、導入が検討されたことは記憶に新しいところです。また、コロナ禍は別としても、以前から議論されているところでもあります。あらためて9月入学制の可能性について、ディベートを活用したレポートで主張を戦わせてもらいました。多数の応募があり、審査の結果、3名が優秀賞に選ばれました。

 優秀賞に選ばれた3名の声です。

 この度は、優秀賞に選んでいただきありがとうございます。まさか貰えるとは思ってもいなかったので、驚きつつもとても嬉しく思っています。大学に入学して、議論において重要だと感じたことが大きく2つあります。論理立てて説明すること、そして確かなソースに基づいて論じることです。こうして考えると、この気づきをある程度反映できたがゆえに、今回賞をいただけたのではないかと思います。最後に改めて、優秀賞ありがとうございました。月並みですが、これからも勉強頑張ります。

記:(法学部法律学科1年 稲尾颯人さん)

 4月に入学し、法学を学ぶ学生としてはまだまだ未熟ではありますが、優秀賞を獲得することができ、嬉しく思います。ディベートを活用した基礎演習を受講して、相手に自分の主張をわかりやすく、そして、どのような根拠をどう示せば説得力が増すのか、強い主張が出来るのかということを以前より考えられるようになり、論理的思考を養うことが出来たと感じております。また、ディベートのレポートを作成する際には、最初に自分が考えていた主張が本当に正しいのか、それとも何かを間違っているのかを実際に調べ、確かめながら作成に取り組む中で、新しい発見や事実を知ることが出来ました。そして、その新たな発見や事実から新しい主張を生むことが出来ました。そこが面白いと感じながら取り組みました。

記:(法学部法律学科1年 鎌田裕一郎さん)

 優秀賞をいただけたことを嬉しく思います。レポート作成では、発言が極端に長すぎたり短すぎたりしないようにすること、信頼のおける機関の発表しているデータを用いることなどを心がけました。また、相手に問いかけるような文を混ぜることで余韻を残し、より強い印象づけを狙いました。今回の活動を通して、ディベートには物事を様々な角度から考えることが大切だと改めて実感しました。

記:(法学部法律学科1年 溝田詩穂さん)