報道機関のスペシャリストとして、分かりやすく丁寧に情報を届ける。

アナウンサーとして、全国放送の報道番組でリポートや 中継などの現場取材を担当しています。事件や事故が起 きた場所に向かい、取材を行います。番組における趣旨 を理解し、質問する内容や紹介する順序などをディレク ター、カメラマンと話し合いながら決めます。時間が限ら れている場合が多く臨機応変な対応が求められるので 苦労しますが、そんな環境でもより良い映像を届けられ るようにチームで意見を交えてつくりあげる瞬間はやり がいを感じます。大学時代から社会問題に関心があり、3年次に入ったゼ ミでは、差別や公害などについてドキュメンタリー作品を 題材に学びを深めました。将来の目標についてゼミで雑談していた際、小学生からアナウンサーに憧れていること を話すと、作家や映画監督のインタビュアーを先生に任 されました。舞台挨拶やトークセッションに登壇し、映像 のプロに物語の背景、意図や演出のこだわりなどをお聞 きしました。この経験は今の仕事にも活きる学びだったと思います。現在の目標は、オリンピックのキャスターを務めることです。大好きなスポーツの魅力を最大限伝えられるように、結果だけではなく選手の人となりや背景にある物語、会場の熱気を自分の言葉で届けたいです。これからも報道 機関のスペシャリストとして分かりやすく正確に情報伝 達できるよう、あらゆるスキルを磨いていきます。