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2016年 創立100周年

井上 桜子

留学体験談

long stay 井上 桜子(いのうえ さくらこ)さん
[留学時] 文学部外国語学科英語専攻

沈黙からも学ぶフィンランド

留学先を選んだ理由

アメリカ英語ばかりを学んでいたので、英語を第二言語として
話している国に行きたいと思って いたのが主なる理由です。
また、フィンランドは女性の独立や教育が進んでいるため
そういった点を肌で感じて学びたいと思ったからです。

大学や街の様子について

 ユバスキュラは学生の町と呼ばれる場所。町全体にたくさんの湖があり、静かな森に囲まれた美しい町です。大学もまた静かで北欧らしい家具やカーテンも飾 られており、シンプルなデザインをしています。大学内施設はかなり充実していて、先生もスタッフもとても親切で、何事に対しても余裕をもった対応をしてく ださいます。大学にはサークル等はありませんが、授業外でLanguage Caféなどのイベントがあったり、JAMKOという学生団体が企画する旅行やBurger Night、Movie Nightといったイベントもあったり、授業以外の活動も充実しています。留学生は約400人。その大半が国際ビジネスを専攻しています。空港からは電車 で3時間、バスで4時間ほどかかります。治安は全く心配ないほど安全です。

 

 履修した科目名

Intercultural Communication In Business Context
Conflict Management
Cross-cultural Management
Advanced English
Finnish for exchange students

 

特に印象に残った授業

 Conflict Managementという授業が印象に残っています。この授業では国際ビジネスをしていく中で直面する文化、宗教、言語の違いから生まれる衝突や摩擦を 減らすための理論を学び、ディスカッションを通して理解を深めることを目標としています。授業内で学んだことは、ただビジネスだけではなく、留学生と共に 生活する中でとても役に立ちました。

 

滞在先について

 滞在先は学校とチームアップしているKOASというアパート管理会社から出された中から家賃、シティーセンターからの距離などを考慮し、事前に物件を選 びます。学生寮というわけではないので、もちろん一般の方も住まれています。わたしが住んでいたのは3人でシェアするフラットで1つの玄関、キッチン、バ スルームシェアでそれぞれの部屋がある、といったスタイルです。それぞれの部屋にもきちんと鍵がついてプライベートも管理できます。それでもキッチンは シェアなのでルームメイトと食事をしたり、パーティーをしたり、自由に生活できます。留学生の大半が同じような状況でした。ルームメイトを選択することは 基本できません。行って初めてルームメイトを知るというかたちです。設備としてはサウナルームが屋上にあり、バーベキューのできるブースが外にありまし た。家賃は階が上になるほど高く、最上階の5階に住んでいたわたしの家賃は280€でした。

 

留学を通じて得たもの

 語学の面では、ヨーロッパから集まった留学生との交流を通して、様々な国のアクセントを聞き取れるようになったのは大きな成長であると思います。 また、難しい単語やイディオムを使うよりも、いかにシンプルに理解される英語を使うスキルが身に付きました。グローバル化している世の中で、今や、英語を ネイティブの言語として話している人よりも、第二言語として使っている人のほうが多いため、そういったスキルは今後、かなり役立つと思います。

 また、フィンランドのような静かな場所に行き、一年間、自立した生活をすることで、自分について多く学ぶことができました。わたしが本当に望んで いるものは何なのか、逆に不必要なものは何なのか、それらがはっきりと見え、帰国してからも、芯を持って行動することができていると思います。

 個人的にはフィンランドが心から好きになって帰ってきたので、これからもフィンランドに関わることがしたいと思っていますし、フィンランド語の学習も続けています。

ユバスキュラ応用科学大学

1992年創立。質の高い研究活動及び教育方法において定評があり、フィンランドの応用科学大学の中で唯一文部省から資金の提供を受ける大学である。特に研究開発分野では、地元企業との産学連携に力を入れている。学生数約8,000人。