Seinan, Be True to Christ
フランス語は、フランスだけではなくカナダ、ベルギー、アフリカ諸国でも話され、国連やEUの公用語でもあります。外国語学科フランス語専攻では、英語とは異なる国際語としてのフランス語を修得するとともに、歴史の厚み、社会の成熟のなかでも常に時代の先端にあるフランス文化のあり方を多面的に学びます。語学・文学のみならず、現代社会、文化遺産、食文化、モードなど文化の多様性に対応した多彩なカリキュラムが特徴です。自由で創造的なフランス語圏世界の活力を体験し、複眼的でオリジナリティのある物の見方を身に付けてください。
ユネスコの無形文化遺産に登録されているフランス料理について、昔と今、食材と産地、越境する技術といった視点を意識して「美味しく食べる」ことの意味や「おもてなし」の心について考え、農業国フランスと地中海の国々の食文化の豊かさと知識を学ぶための授業です。
映画はその国の文化や習慣のみならず、政治や社会、歴史など様々なことを短時間で知ることのできる便利でわかりやすい総合メディアです。古典から最新の作品まで、バラエティに富んだフランス映画を題材にしながら、フランスという国のありようを多面的に考えていくための授業です。
フランスはもちろん、ベルギー、スイス、モナコなどヨーロッパ、カナダ、アフリカ、アラブ諸国、アジア、オセアニアなどフランス語圏の国や地域を訪れ、文化や芸術、社会、歴史、生活習慣など各自が興味を持つ様々なテーマのもとに現地で取材し研究調査を行う体験旅行プログラムへの参加を奨励しています。現地でフランス語によるインタビューを行ったり、地域の祭りや行事に参加するなど異文化を肌で感じることによって、多文化社会で生きることへの理解を深めていきます。
初めて触れる言語だからこそ、
学ぶほどに理解が深まる喜びがあります。
将来、航空業界で働くことが私の夢です。その夢の実現に向けて、英語だけでなく、国際機関の公用語であるフランス語も習得したいと思い、フランス語専攻に入学しました。発音も文法も初めて習うことばかりですが、学ぶほどに理解が深まる喜びを感じられます。昨年はフランスへの短期留学も経験。実力不足を痛感したことから、帰国後は会話中心の授業を積極的に受講し、話す力を鍛えています。また、フランスの文化や歴史が学べるのも本専攻の魅力。現役のフレンチシェフの方やパティシエの方からフランスの食文化を教わることもでき、フランスへの興味は尽きません。日々、新しいことを学ぶので難しい面もありますが、それ以上の面白さがフランス語専攻には詰まっています。
自分の道を切りひらき、
希望する未来をつかんだ先輩たち。
西南学院大学では様々な就職支援プログラムを展開し、
学生一人ひとりの就職活動をきめ細かくサポートしています。
先輩の就職活動体験からあなたの未来につながる道がみつかるはずです。
企業にどう貢献できるかを強くアピール。
志望する企業の内定の決め手に。
就職活動の準備として、3年次に6〜7社のインターンシップに参加。同じ職種でも企業によって求められる役割が違うことを知り、「企業にどう貢献できるか」をしっかりとアピールした志望動機をつくることができました。また、学内の面接対策講座やグループディスカッション講座を通じて実践ノウハウを体得できたことで、本番に強くなれたと思います。就職活動は一朝一夕にはいかないからこそ、日々の努力の積み重ねが大切です。この経験が第一志望の内定につながったと思います。
就活日記
就職活動中は日記をつけ、インターンや面接の感想など気になることは何でも書き留めていました。これを見返し、反省点を次に生かすようにしました。
ほぼ全員が初心者なので、安心してください。
ほとんどの学生が入学してからはじめてフランス語に触れるので、まったくの初心者でも大丈夫です。
仕事で使える程度まで修得することを目指します。
フランス語の力を基礎から丁寧に指導しますので、実践的な学びのなかで、日常会話力はもちろん、仕事でも使えるレベルまで修得することが可能です。
卒業生は業種を問わず活躍していますが、とくに航空、旅行、出版、放送、ファッション、あるいは外資系企業を志す学生が多く、実績もあります。また、通訳や翻訳家、日本語教師など、より専門的な語学のプロになる卒業生もいます。なお、本学大学院に進学する場合は、要件を満たしたうえで、3年以上の在学で卒業を認める早期卒業制度があります。