Seinan, Be True to Christ
企業がモノやサービスを生産し、家計がそれらを消費するという経済活動で私たちの暮らしは成り立っています。経済学部経済学科では、経済の動きを論理的に理解し、社会の問題に対して自分なりの解決策を打ち出せる人材を育成します。カリキュラムでは基本的な知識を修得した後、関心に応じた3つの専門コースが用意されています。その過程で経済学への理解を深め、論理的思考力と問題解決能力を養います。また、修得した知識や能力を正しく活かすには、より良い社会を目指すという視点が必要です。イギリスの経済学者アルフレッド・マーシャルの言葉にも「経済学者は冷静な頭脳と温かい心を持たねばならない」とあります。経験豊かな教授陣のもと、多くの人の助けとなる解決法を見いだせる温かい心も育みましょう。
社会や経済、私たち一人ひとりには、必ず歴史的な背景が存在します。ゆえに、「いま 」をより深く理解するためには、歴史を学ぶ必要があります。過去の事実をどのように解釈するかは人それぞれです。絶対的に「 正しい歴史 」はありません。先生から与えられる歴史ではなく、自分自身で描く歴史の楽しさに触れてください。
経済学の基礎的な分析手法を用いて、女性の高学歴化は日本の出生率低下の主因でないことや、医療介護サービスの過剰消費を抑制する方法が解説されます。壮年の低所得者数が増加する一方で、シルバー民主主義(高齢者優遇の政治)が続いており、受講者は現役世代の社会保険料率が上昇し続ける「負担の先送り」を学びます。
向学相談では、学生をチューターとして雇用、新入生の学修サポートを行っています。今年度は、経済学の基礎理論である「ミクロ経済学」を中心に、チューターが理論修得のテクニックを伝授したり、レポート課題の添削やアドバイスをしたりと、新入生の良きアドバイザーになっています。新入生は向学相談をきっかけとして、研究方法や学修ペースを体得するだけではなく、勤勉な先輩と触れ合うことで、これからの大学生活における目標や励みを見つけることになるでしょう。また、チューターは後輩に教えることで、経済学の知識がより深く理解でき、さらには伝える力も向上します。チューター業務を通じて、大きく成長することが期待されます。
経済という生活に直結した経済学の
面白さを実感しています。
ゼミでは金融市場の基礎的な知識からキャッシュレスなど近年よく聞く内容まで、幅広く学んでいます。リアルタイムで動く経済について学ぶことは面白く、ニュースや新聞であまり内容が理解できなかったことも、講義を通して問題点は何か、背景にはどんな事象が関連しているのかが分かり、理解できるようになりました。また、西南学院大学は少人数授業が充実しており、質問や対話を通して数多くアウトプットすることで学びの理解が深まっていることを実感しています。経済学科での学びで、金融業界に興味を持つようになり、将来は金融に関わる仕事に就きたいと考えています。
自分の道を切りひらき、
希望する未来をつかんだ先輩たち。
西南学院大学では様々な就職支援プログラムを展開し、
学生一人ひとりの就職活動をきめ細かくサポートしています。
先輩の就職活動体験からあなたの未来につながる道がみつかるはずです。
世界経済を熟知し語学力を身に付け
グローバルに活躍する社会人に成長。
アメリカの経済学を中心に研究し、世界経済を深く追究しました。語学面の授業も充実していて、在学中に TOEIC®の 点数も大幅にアップ。仲間と共に高め合う充実した学修環境のもとで、幅広く国際的な教養力が身に付いたと感じています。就職活動では最終的に、グローバルに事業を展開するJT を選択。西南学院大学で得たグローバルな考え方を武器に、世界的な舞台で活躍していきたいです。
“パソコンと時計”
就職活動の際は企業についてのまとめが2万字を超えることも。 つい時間を忘れて没頭するので時計も必須アイテムでした。
現実の社会問題を経済学の視点で学べ、語学教育も充実しています。
財政や医療など現代社会が抱える問題を経済的視点で分析する力を修得。さらにグローバル化に対応し、語学教育も充実しています。
ミクロ経済学、マクロ経済学、統計学、計量経済学の授業で必要です。
経済学の基礎であるミクロ経済学、マクロ経済学、統計学、計量経済学で数学が必要ですが、基礎的な知識があれば、問題ありません。
経済学はどんな分野にも関連し、就職の上でも強みとなります。卒業生には金融、保険、卸・
小売、製造関係への就職が多く、そのほか、製薬・放送・自動車ディーラー・農協・通信・新聞・運輸・出版など幅広い分野で活躍しています。一方で、公務員、教員、税理士、公認会計士を目指す学生も多く、大学の授業と並行して受験勉強に日々励んでいます。