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「養成する人材」の改訂について

 西南学院大学法科大学院は、開設以来、その教育の理念と「養成する人材」をホームページおよび各年度入学案内パンフレットに掲げてきました。このたび、「養成する人材」を改訂しましたので、ここにお知らせします。

 法曹養成のための教育を担う法科大学院には、現代日本においてどのような法曹が必要とされているのか、そして法曹に必要な資質・能力はどのようなものなのかについて、常に検討・確認をし、それをふまえた教育活動を行うことが求められています。西南学院大学法科大学院は2010年から、自らの教育のあり方を再検討する意味も込めて、法曹に必要な資質・能力について、あらためて議論をしてきました。その際、財団法人日弁連法務研究財団による「法曹に必要なマインド・スキルの養成」のような提案も議論の素材としました。そして、西南学院大学法科大学院のスタッフ一同が共通して法曹に必要な資質・能力であると考え、かつ、法科大学院生や法曹志望の皆さんに対して提示するのにふさわしいと考えるものとして、「養成する人材」の改訂版を2011年1月19日の教授会において承認しました。
 
【教育の理念】
 西南学院大学法科大学院は、充実した教育を通じて専門知識や技能において第一級の優秀な法曹を育てることを目指しています。 また、キリスト教主義に立脚した教育という本学の基本理念を法曹養成教育においても貫いて、 豊かな人間性と寛容さ並びに博愛と奉仕の精神を養うことに力を注ぎます。

【養成する人材】
 法曹に必要な資質として、特に次の4つの要素を重視します。
1 他人の痛みを共有できる豊かな人間性とコミュニケーション能力を持ち、法の専門家として、高い倫理観・正義感を基礎にしてその知識と技能を人々のために役立てようとする強い意欲を持っていること。

2 社会に生起するさまざまな法律問題について、正義の理念と社会通念を踏まえた的確な事案の把握および事実の認定を行い、正確な法律知識に裏打ちされた法的判断(法的分析と推論)を加えて、人々が真に納得できる結論を導き出す能力を備えていること。

3 前項の判断を基礎として、これを表現するための質の高い文書作成および議論や説得ができる能力を涵養し、利害関係人その他の市民から確かな信頼を得られる紛争解決能力を備えていること。

4 社会の変化に伴って生じてくる新しい法律問題に対して、適切に対応できるだけの応用力や創造力を備えていること、特に今後重要性を増すと思われる国際的な法律問題に対処できる基礎的素養を備えていること。

 以上
   

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