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新司法試験合格者の声

平嶋 瑠理さん

未修者コース  2007年3月修了

先生方との距離の近さが、大きな力になった。

平嶋 瑠理さんの写真

 大学生の頃、私は哲学者になりたいと思っており、西南学院大学の神学部で神学や哲学、心理学などについて学びました。ところが、卒業して社会に出るに際して、社会について何も知らない不甲斐ない自分に気付かされ、社会について学ぶために行政書士という資格の取得を目指すことにしたのです。しかし、卒業後は写真店で週に6日働いていたこともあって、なかなか思うように勉強できずにいたところ、西南学院大学法科大学院が設立されることを知り、本格的に法律について学ぶために本学に入学しました。
 本学はアットホームな雰囲気があり、入学後、法学部出身ではないうえに司法試験についてもよく知らず、わからないことだらけで困っている私に先生方はもちろん、たくさんの同級生の方が勉強の仕方、本の種類などについて親切にいろいろ教えてくださいました。事務局の方もいつも笑顔であたたかく対応してくださるので、その中で私は安心して勉強を進めていくことができました。
 そして、そのおかげで行政書士の試験には入学して1年目に合格することができました。本学での勉強することのできる整った環境の中で、基礎から法律を教わることができること、質問があればすぐに質問できる先生方との距離の近さは、独学では得られない、法律を学ぶための大きな力となるものを感じました。
 さらに司法試験に合格するためには、整理された基礎知識と、それを基にした事案分析力、そして分析したことをわかりやすく説得力ある言葉で表現する文章力が必要だと私は考えます。本学ではこれらの力も、熱心な先生方、その先生方との距離の近さ、本学からの合格者による親身なアドバイス等により得ることが可能です。
 その他にも、本学では国際法関連の授業がとても充実しています。国際法については手薄となっている法科大学院が多い中、国際法について深く学ぶことができ、選択肢の幅を広げることができます。また、実務家の先生方のわかりやすい指導によって、合格するために必要な実務家としての感覚もしっかり身につけることができます。
 最後に、法科大学院で学ぶということは、大学生の頃とは異なり、年齢的・社会的な不安が出てくることもあり、さまざまな事情で勉強のみに専念できなくなることもあると思います。しかし、常に自分を磨き続け、諦めずに努力し続ける強い気持ちがあれば、その中でも必ず合格することができると思いますし、本学で得られる経験は何事にも代え難い貴重な経験となると思います。
[2009年10月記す]

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